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アケミおじさん奮闘記  作者: 庚サツキ
第三部 炭鉱のエルフと囚人冒険者

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215 トカゲを屠れ その2

「俺が前に出る」


 死んだ兵士から抜き取った剣を右手に、どこからか手に入れた木の板を左手に構えたディルクは、私たちの前に移動するとリズボンを迎える体勢に入った。

 ディルクの持っている剣は、長さ八十センチほどの両刃の細長いショートソードで、先端にいくほど細くなっている。私が愛用にしていたレイピアに似ている事から横や縦に斬るだけでなく、刺突にも優れている剣であった。

この剣は、フリーデや他の兵士も持っているので兵士の支給品なのだろう。ドワーフ曰く、安物の剣との事。

 ちなみに左手に持っている木の板は、坑口浴場の樽を壊した時に出来た破片だ。

 それ盾の代わりになるの? と尋ねたかったが、某ゲームで『おなべのふた』を装備出来るので、見た目さえ気にしなければ問題ないのだろう。

 一方、トカゲ兵士のリズボンが使っているのは、細身の片刃剣で、刃先が湾曲している。元の世界のシミターやシャムシールと呼ばれる剣に似ていた。


「それなら、僕は後方で支援する」

 

 リディーは、軽く跳躍すると壊れた樽の上に器用に立ち、弓を構えた。

 命を狙われている私は、そそくさとリディーの後ろへ避難して、身を守る事に専念する。

 フリーデも私の側に来て、剣を構える。未だに顔色も悪いし、呼吸も荒いが、私を守るつもりでいるようだ。有り難い事である。


「準備は出来たようですね」


 私たちの配置が出来たのを確認したリズボンは、曲剣をディルクに向けると、上下にクイクイと動かした。

 余裕なのか、怒りを誘っているのか分からないが、いつでも来い、と誘っている。

 だが、ディルクは動かない。破片の盾を前方に構えて、微動だにしない。リズボンの力量を計るように、鋭い視線を向けているだけだ。

 しばらく睨み合いが続くと、リズボンは「困りましたね」と小さく呟いた。そして、舜膜をパチリとさせると、足を一歩踏み込み、曲剣を一直線に伸ばす。

 ガツッと破片の盾を易々と突き抜けた曲剣は、頭を低くしていたディルクの頭上を掠めていった。

 リズボンは曲剣を横へ払い盾から引き抜くと、返す勢いで振り下ろす。

 ディルクは、再度盾を使い、曲剣を受け止める。

 盾から破片が飛び散り、取っ手部分を残し、盾がバラバラになってしまった。


「シッ!」


 盾が壊れた瞬間、ディルクは大きく踏み込み、刺突の要領で剣を前に突き出す。

 リズボンは、虫を払うように曲剣を軽く動かして払う。

 「シッ、シッ、シッ!」と息を吐きながらディルクは、休みなく剣を振り続ける。右へ、左へ、上へ、下へ、斜めへと変化をつけながら斬撃を繰り返す。

 だが、どれもリズボンには届かない。ディルクの攻撃は、僅かな動きで躱されたり、曲剣を使って受け流されてしまっていた。


「良い動きです。魔力を流していない武器にも関わらず、力強く変化の富んだ斬り込みです。私の部下になりませんか?」


 観察する余裕のあるリズボンの問いに、ディルクは無言で答える。


「おっと、失礼。あなたは、今日ここで死ぬ運命でしたね。残念です。部下は諦めましょう」


 ディルクの攻撃は止まらない。呼吸を忘れたかのような連撃を繰り返す。

 ディルクの腕は確かだ。囚人に成る前は、凄腕の冒険者だったのだろう。素人の私でも見れば分かった。

 だけど、リズボンはディルクの攻撃を最低限の動作のみで躱し続けていた。それだけでなく、「腰が下がってますよ」「息が上がってますよ」「動きが雑になってますよ」と助言までする余裕がある。まるで部下の訓練に付き合う上官みたいだ。

 リズボンの技量は、間違いなくディルクよりも上であった。


 狙うとしたら、その余裕の隙を付く事なのだが、ディルク自身も余裕が無くなってきた。

 リズボンから反撃がない事から徐々にディルクの攻撃が大振りになっていく。

 そこをリズボンに狙われた。


「攻撃は細かく性格にが鉄則です」


 上段から振り下ろすディルクの動きよりも、速く真っ直ぐに伸びた曲剣がディルクの胴体を狙う。

 

「くっ!」


 ディルクは、剣を振り下ろしている体勢から無理矢理体を捻り、曲剣を躱した。そして、倒れる勢いのまま空いている左拳でリズボンの顔を殴りつけた。

 ゴツンッと顔を殴られたリズボンは、トントンと軽快な動きで後退する。


「攻撃する時は、口を開くなと教育していないのか?」


 ディルクから軽口が出るが、左拳をフルフルと振っているのを見るに、鱗だらけのリズボンを殴った所為で、逆にダメージを受けてしまったようだ。


「いやー、まさか、あそこで拳が飛んでくるとは思いませんでした。流石、色々な魔物と戦っている元冒険者ですね。戦場でも良くある事ですから、もしかして冒険者の前は傭兵でもしていましたか?」


 顔を殴られた事にまったく痛みを感じていないリズボンのおしゃべりは終わらない。

 その会話をディルクは付き合わず、睨み付けながら呼吸を整えていた。


「うむ……ますます、殺すのが残念です……ねっ!」


 「ね」と言う言葉と同時に、リズボンは足音を立てずに一気にディルクの元まで駆け込むと、曲剣を振り下ろす。

 斜め上から下へ落ちる曲剣を、ディルクは地面を転がるように躱す。そして、立ち上がると同時に、リズボンに向けて剣を振り続けた。

 今度は剣だけでなく、拳も足も使っていく。

 剣は曲剣で受け流され、拳や足は鱗の付いた腕で受け止められる。その所為で、ディルクの拳と足の皮膚が破れ、血が滲み出していた。

 それでも攻撃を止めないディルク。

 だが手数を増やしても、一度もリズボンに致命傷を与える事は出来なかった。


 息の上がったディルクは、呼吸を整える為に距離を取る。


「休んでいる暇はありませんよ」


 リズボンは「ヒヒヒィ……」と楽しそうに笑うと、ディルクに曲剣を振って、休ませる暇を与えない。

 完全に遊ばれている。

 リズボンの方が技術も技量も各段に上。さらに魔力が使えない所為で武器の性能差もあり、ディルクではまったく勝てる要素がなかった。

 


 ついにディルクの体力が限界を迎えた。

 地面に剣を刺して、片膝を折って倒れるディルク。

 大量の汗が地面を濡らし、苦しそうに呼吸をする。


「これで終わりですか? なかなか楽しかったですよ」


 余裕のある口調でリズボンは曲剣を上空へと向ける。

 そして、空気を切り裂く音と共に曲剣がディルクの首元目掛けて振り下ろされた。


「はっ!」


 ガツンと風の刃が当たり、曲剣が空振る。

 すぐにディルクの体の隙間を通って、二本の矢がリズボンの肩に当たった。


「ぬぅ!?」


 今までディルクとリズボンの様子を樽の上から見守っていたリディーが動いた。

 

「支援が遅い!」

「癖を見ていた。助けたんだから文句を言うな!」


 地面に刺さった剣を引き抜いたディルクは、肩から矢を抜いたリズボンに襲い掛かる。

 今日、何度目かの攻防が再現されるが、今度は後ろからリディーの支援が入った。

 リディーは、ディルクの攻撃の隙間を付いて矢を放ったり、ディルクの呼吸を整える時間を稼ぐ為、風の刃でリズボンの動きを封じていく。

 

「うーむ、厄介ですね」


 まともに矢を受けても軽傷で済むリズボンだが、リディーの的確な攻撃に苦虫を噛みしめていた。


「これでも喰らえ!」


 樽から樽へと軽快に飛んだリディーは、リズボンの死角になる場所から矢を放った。

 真後ろから飛んできた矢をリズボンは、振り向きもせず、長い尻尾を振って弾き返す。


「ちっ、視野が広い!」


 人間と違い、左右に広がったリズボンの大きな目では、真後ろからの攻撃でも認知されるようだ。


「あなたはもういいです。次はエルフを始末しましょう」


 リズボンは何やら呪文を唱え始めると、ディルクの両手足が青色の光を帯び始めた。


「くぅぅーー!?」


 剣が地面に落ちる。

 ディルクは、重りが付いたように両手をだらんと垂れ下がり、くの字の体勢になりながら地面に倒れてしまった。


 束縛魔術!


 囚人の両手両足に掛けられた魔術が発動し、ディルクの動きを封じられてしまった。

 地面に倒れたディルクにリズボンの曲剣が迫る。


「僕が行く!」


 樽の上にいたリディーが飛び上がると、ディルクの元へ駆けつけながら風の刃を放つ。

 ガツンと風の刃で曲剣を弾かれたリズボンは、トントンと後ろに下がった。


「まったく、面倒な」


 短い髪を靡かせながらリディーは、腰に吊るしてある鞘から短剣を引き抜くとリズボンの懐に潜りこんだ。

 身を屈めながらリディーは、素早い動きで短剣を突き付ける。

 リズボンは体を捻り短剣を躱すと、腕を伸びきったリディーに曲剣を突き付けた。

 リディーは、クルリと体を回転させて曲剣を躱す。そして、回転のまま短剣をリズボンの頭部に向けて横薙ぎに払った。

 カキンッと鱗の付いた腕で短剣を弾き返したリズボンは、身を屈めているリディーに曲剣を斜め上から振り下ろす。

 弧を書くように斬りかかる曲剣をゴロンと後転して躱したリディーは、そのまま大きく後方へ跳躍した。そして、空中で弓矢を構えると、地面に顔を向けているリズボンの頭に向けて矢を放つ。

 リズボンは頭を上げる事もなく、曲剣を振り払って、矢を弾き返した。


 二人とも凄い!

 

 リディーが弓矢だけでなく、接近戦も出来るとは思わなかった。

 流石、エルフ。身体能力が高い。

 右へ、左へと休みなく移動して、リズボンを翻弄させながら攻撃を仕掛けていく。それはまるで踊っているようであった。

 ただ、それでもリズボンに致命傷を当てる事は出来ない。それどころか、リズボンは、わざとリディーの攻撃に付き合い、積極的に攻撃をする事はせず、受けに回っている節があった。


「あっ!?」

「ど、どうした!?」


 リディーに見惚れていた私は、大事な事を思い出して、つい声を上げてしまった。その所為で、フリーデが驚いている。


「ディルクを忘れていた。助けに行かなければ」


 今も尚、地面に倒れているディルク。

 このままでは二人の戦闘に巻き込まれたり、リズボンが止めを刺しにくる可能性がある。

 今すぐにでも回収しなければ危険だ。

 そう思い、私が腰を上げると、「待て!」とフリーデに壁へ押し付けられた。


「お前は動くな! 私が行く!」


 そう言うなり、フリーデは身を屈みながらディルクの元まで駆け付けた。

 私たちの方を見たリディーは、わざと横に移動して、リズボンの向きを変えると、短剣を使い自分の方に注意を逸らしてくれる。

 無事にディルクの元に辿り着いたフリーデは、ディルクの衣服を掴み、ズルズルと引き摺りながら私の元まで引き寄せた。

 私はすぐにディルクの元まで行き、青色に光る両手首に手を添える。


「何をする気だ?」


 不審そうに眉を寄せるフリーデの問いに答える事はせず、私は両手に魔力を集めた。

 未だに試した事はないが、多分、出来る筈だ。

 両手に集まった魔力をディルクの動きを封じている束縛魔術に流し込む。

 一瞬で青色に光る束縛魔術が黄色い光に侵食していく。そして、完全に黄色い光になるとガラスが割れるように、ディルクの束縛魔術が砕け散った。


 良し、レジストが上手くいった!


「お、お前、魔術を解除したのか?」


 驚いた顔をしたフリーデの言葉をディルクが「いや」と訂正した。


「解除じゃない。これは……破壊……無効か?」


 「不思議な力だ」とディルクが束縛魔術の掛かっていた両手首を見つめる。

 私自身、この力がどんな物なのか分からないので、何も答えずにディルクの両足にも掛かっている束縛魔術もレジストした。


「魔力も使える。これなら存分に武器を使える」

「もう少し、休んでいけば」


 今にも飛び出しそうなディルクに待ったを掛けた。

 束縛魔術を壊しただけで、体力は回復した訳ではない。


「エルフ……いや、リディーが距離を空けだした。あいつの体力もすぐに尽きるだろう」


 ディルクの言う通り、リディーはリズボンの懐に飛び込む回数が減り、代わりに距離を空けて弓矢や風の刃を使って、牽制に徹していた。


「両手足が自由になっただけで十分だ。……行ってくる」


 ニヤリと笑ったディルクは、コンビニに行くような口調で、再度リズボンの元へ駆けて行った。

 途中で落とした剣を拾ったディルクは、無言でリズボンの背後から斬りかかる。

 

「甘いです」


 リズボンは、クルリと体を回転させると後ろから斬りかかったディルクの剣を弾き返した。


「リディー、お前の剣を貸せ! 俺が前に出る! 支援を頼む!」


 何かを察したリディーは、投げナイフのように短剣をディルクに投げると、後方へと下がっていった。

 パシッと危なげなく短剣を受け取ったディルクは、右手にショートソード、左手に短剣を握ると身を低くして、リズボンと対峙する。


「困った部下です。囚人の身柄を拘束する魔術を勝手に解除してしまうとは、再教育が必要ですね。ヒヒヒィ……」


 リズボンは、ディルクの束縛魔術を解除したのがフリーデだと勘違いしているようだ。

 その所為で、またもや上官からの評価が下がってしまったフリーデ。

 何か、ごめん。


「おしゃべりは終わりか? なら、行くぞ!」


 ディルクがリズボンの懐に突っ込んでいく。

 ディルクは、左手の短剣で小刻みに攻撃をして、隙を付いた所を右手のショートソードで攻撃する。

 片手剣の時よりも慣れた闘い方をしているので、これが本来のディルクの戦い方なのかもしれない。つまり、二刀流。うん、カッコいい。


 二刀流で手数が増えただけでなく、束縛魔術が無くなった事により武器に魔力を流せる事で速度も上がっている。

 そのおかげで、今まで攻撃を受け流していたリズボンは、刃と刃を合わせて受け止めたり、大きく体を動かして躱し始めた。

 さらにそこにリディーの支援攻撃も加わっている。

 ディルクの攻撃の隙を付いて反撃しようとするとリディーの矢が飛んできて阻止されていた。

 明らかに、リズボンに余裕が無くなっているのが素人目でも分かった。


 ようやく互角。

 つまり、あと一押しで状況が逆転する。

 私は自分の手を見つめた。

 指に毛が生えている大きな手。

 一見、強そうに見える手であるが、実際はドワーフの奥さんのお尻よりも柔らかい手である。

 私が彼らの元へ行き加勢した所で、足手まといになるのは目に見えて分かる。いや、一瞬の内に斬られて犬死だろう。

 何も出来ず、ただ守られているだけの情けない存在。それが私だ。

 私にもっと力があれば……私にもっと守れる術があれば……と気持ちが湧いてくる。

 だが、無い物強請りをした所で、現状は変わらない。

 残念ながら、私では一押しの役には立たないのだ。

 そこで私はフリーデの顔を見た。


「フリーデ、ディルクたちの元へ行ってくれない? 今ならフリーデが加われば、勝てると思う」


 私自身、酷い事を頼んでいるのは分かっている。

 あの剣戟の中に加勢しろと言う事は、死地に向かえと言っているのと同義だ。

 何もしない、何も出来ない私がお願いする事ではない。

 それでも逆転出来る一押しがあればと思い、悔しさと情けなさの入り混じった声でフリーデにお願いをする。

 しかし、フリーデの返答は、「駄目だ」だった。


「兵士のフリーデが上官に歯向かうと重罪になるのは分かる。でも、明らかにリズボンの様子はおかしい。意味もなく部下を殺したんだ。抵抗したからって、責められる言われはない。それに、今あそこで戦っているのは親友のリディーなんだよ。リディーを助けると思って……」

 

 リディーをダシにした事で私の心に罪悪感が募り、何だが泣きそうになってきた。

 はぁー、情けない。


「勘違いするな」


 フリーデは、泣きそうになっている私の顔をチラリと見た。


「私が加勢しないのは、お前を守っているからだ」

「わ、私なら自分で何とかする!」


 ただ守られるだけの無能な存在だと再認識され、つい根拠のない言葉で反論してしまった。


「リズボン班長の目的はお前だ。私が離れたら、すぐにでもお前を殺しにくる」

「…………」

「私は、攻めよりも守りが得意だ。だから、私はここを離れる事は出来ない。それに私が加勢に行った所で意味はない」

「いや、三対一になるんだから、有利にはなるでしょう? 私が狙われる前に倒せるんじゃないかな?」

「無理だ!」


 吐き捨てるようにフリーデが即答する。

 どうもフリーデは、自分の保身が理由で反対している訳ではなさそうだ。


「班長は、まだ本気を出していない」

「……えっ?」


 私はフリーデの言葉を理解出来ずにいた。


「リズボン班長の得意な戦い方は、魔法と合わせた剣術だ」

「…………」

「今まで攻撃魔法を一切使用していない。それがどういう意味か分かるか?」

「……まだ、全然、余裕だって事?」

「私がお前から離れたら、すぐにでも魔法を使い、遠距離からお前を襲うだろう。それを防げる自信はあるか?」


 私は言葉に詰まる。

 ようやく互角になったと思ったら、まだまだ戦力差が開いていたようだ。

 どれだけ、強いんだ。

 あのトカゲ兵士は……。

 

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