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「うわぁ、びっくりした・・・」

 突然現われた2人に驚いて声があがった、ラミルたちはその声の方向を振り返る。

「ロザイル、それにカーズ、どうしたんだ、こんなところへ」

「ラミル、俺は前に言ったよな、もしもの時は声を掛けろって!カレルへ行こうと思ったら、谷の入口で神の戦士たちと戦いになって、多くの死者や怪我人が出たと聞いてな」

 カーズは炎の鞭を腰に下げ、すでに鎧を身に着けていて、ロザイルも月の槍を持っているが、やや左の頬が腫れている。

「ロザイル、その顔はどうした?」

「ああ、それは俺が殴った。谷の入口に行ったら、こいつ、ラミルには力を貸せないなんて馬鹿なこと言いやがったから、思い切りぶん殴ってやったんだ。だって俺たちは聖戦士だろ、仲間だろ、ナナはいないけど8年前にはアルムを守ったんだ。今度だってアルムの危機だ、またラミルだけに任せるつもりかってな」

「ラミル、昨日は本当にすまなかった、カーズに言われて思い出したよ、ラミルがいたから僕たちがこうして生きているってこと」

「もういいよ、気にしていない。それより・・・2人とも、本当にありがとう」

「さぁ、ナナはいないけど聖戦士の復活だ、そっちの若いのも、ロザイルから話を聞いたけど、ラミルの着ていた鎧を着られるってことは、それなりの腕前で呪文も使えるんだろ、新しい戦士が仲間入りしたようだし、妹を助け出して奴らを倒しに行こうぜ」

「今、奴らの本隊はこの中にいるらしい、でもロザイルたちは入ることはできないからな」

「そうか、それなら、今のうちにカレルへ行って妹を助け出したらどうだ?人質にされていたら戦いにくいだろ、カレルへの道なら俺に任せろ。何度も行っているから、奴らの隠れていそうな場所も知っている」

「よし、それならカレルへ急ごう、みんな力を貸してくれ、まずはレイラを救出する!」

 4人の戦士は、カレルへと急いだ。

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