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 夕方、兵士がシールを連れてきて、シールは戦士の部屋に入って驚いている。

 ラミルは再び指輪に違和感を覚えて指輪を見ると、青白いはずの指輪が赤く輝いている。

「ラミル様、私に何かご用ですか?」

「少し2人で話したいことがあったからな、まずはおめでとう、約束を果たしたな」

「はい、ありがとうございます」

「実はウルトでお母さんから兵士試験を受けに行ったと聞いて、急いで戻ってきたんだ」

「母に会ったのですか」

「ああ、アミもルルも大きくなったな、もちろんシールも立派になったぞ」

「ありがとうございます」

「もし試験に合格したらシールのことを頼むと、お母さんに頼まれたよ」

「そうですか・・・それより戦士様の部屋というのは1人1人別々なのですね」

「そうだ、シールも戦士になれば部屋が貰えるぞ、がんばれよ!」

「はい」

「ところでシール、お前を呼んだのは重要な話しがあるからだ、まずはこの剣を持ってみろ」

 ラミルはセラムの剣をシールに手渡した。

「なんですかこの剣は、僕の持っている剣よりも太くて長いのに、信じられないほど軽い」

「やはりそうか、お前はジゼルの末裔だ」

 ラミルはシールにも理解できるようにジゼルのことや、自分がレミルの子孫で、シールが恐らく魔闘士の子孫だと言うことを話した。

「僕はジゼルの末裔だったのですね」

「なんだ、知っていたのか?」

「いいえ、そういうわけではありませんが、サキおばあちゃんからジゼルという国があったということは聞いていました。そしてサキお婆ちゃんがジゼルの末裔だったってことも話してくれました、でも僕も末裔だったんですね。だからサキお婆ちゃんは話してくれたんですね」

「たぶんそうだな」

 ラミルはサキから貰った手紙をシールに見せた。

「覚醒というのは何でしょうか?」

「シール、お前は恐らく魔闘士の子孫だと言ったが、魔闘士については私もあまり詳しく知らない。しかし、戦闘士や単なる兵士と違って、攻撃系の呪文を使うことができるらしい」

「呪文ですか、私は知りませんし、僕にそのようなことができるのでしょうか?」

「呪文はこれから覚えれば良い、その前にお前の実力をもう一度見ておきたいから、今から一緒に来い」

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