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異世界じぃじクエスト  作者: ☆さくら
_第一章_
2/36

02. リサイクル

ページを開いてくれてありがとうございます!


最後まで見てくれるととっても嬉しいです。

 私の名前はアイリス。

数多(あまた)の星々の中で、地球という星の転生担当女神なの。

人はもちろん、動物や昆虫・植物に至るまで。

この宇宙(せかい)には輪廻という概念があって、そのお仕事をしてるってわけ。


 これまたこの仕事って大変なのよ。

休みは少ないし、お給料だって量の割りに少ないし。毎日同じ事の繰り返し。

女神って言っても、やってる事は事務仕事。

あ~ぁ、どっか旅行(あそび)に行きたぁーい!


 そういえば、そろそろ魔王討伐の勇者を下界に召喚する時期かな。

前回の勇者もこないだあっさりヤられちゃったし。

次は失敗出来ないな~


 あ、魔王っていうのはこの星(にわ)蔓延(はびこ)った魔物(カビ)の根元。

だからたまに勇者召喚(カビキラー)をしているの。

今回の魔王はほんとしつこい。

なかなか落ちないのよね~。


「ふぁ~、やりますか~」


 大きな机に山積みの書類。重要案件以外は書類にサインし、使徒(女神候補生)に転生召喚を任せている。


 綺麗な桜色の長い髪。淡い蒼色の瞳。豊満とまではいかないにしても、形の良い胸。

女神の中でも上位クラスの美しさである。

 頭を掻きながらあくびをし、重い腰をあげて杖を持った。


「ちょっと下界(した)に降りてくるね。サインした書類よろしく!あ~、あと女神会議あるから、日程確認してホテルの予約お願い」


「かしこまりました。お気をつけて」


 使徒達に一時の仕事を託して女神は下界に降りたった。



――――


 眼下には大きな森。その中に桜の木が1本だけ湖の真ん中に立っている。

これは伝説の桜の木。

王族貴族が子福子宝を願い儀式を行う神聖な場所である。

アイリスは空に浮きながらゆっくり桜の木に近づいた。


「お~!やってるやってるぅ~」


 儀式とは、この伝説の桜の下で男女が交わり合う事。

まぁ~いわゆるあれよ。

この世界では人は特別な存在。故に子を持つ時は儀式を行い女神に祈る。

女神はそれに応え、別の可能性の地球(異世界)から絶命した生命を転生(リサイクル)している。

 そして、今回は特別。

勇者として召喚しまーす!

女神の加護がある分、成長すれば強い!


「前回の反省をふまえて、ちゃんと経験があるモノを勇者に選ばないとね~」


 目の前に優秀死者リストが現れた。

前世で善き行いや偉業を成したモノだけが、このリストに載ってくる。


「お!?変わったのいるじゃん!大賢者!!」



読んで頂きありがとうございます! 


 はじめて作品を投稿するので不安はありますが、よろしければブックマーク、応援お願いいたします☆

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