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野神相馬の名推理?

作者: 蒼空の龍神

僕の名前は野神相馬。


ただのしがない探偵だ。


今日も仕事の依頼を華麗に解決した。


難しい事件だった...


「三毛猫のミーちゃんを探せ。賞金5000円」


ペットの主人のお金持ちのマダムに、情報を聞き出して3週間かけて捕まえた。


さて、今日は俺がブラブラと歩いていると高校1年生の時同級生で個性的なクラスで、最も個性の強い海山くんが本屋を開いていたことに気がついた。

今日はそこに行って休憩しよう。


35分歩いたところに彼の本屋があった。


「die Buchhandlung(ディーブーフハンドゥルング)


名前をドイツ語で書かれているらしい。


「かっこいいから」と言う理由ならしい。



今日はここに入ると怒鳴り声が聞こえてきた。


「この店をいつ売るんだ。こんな立地に今じゃ本屋に来る客なんてほとんどいないじゃないか!」


「もう少しだけお待ちください。」


あれは、海山くん?と誰かが話している。


そのあと扉が勢いよく開いて、ヤクザが本屋の中から出てきた。


そのあと舌打ちをしたあと、僕に気がついた

「やぁ、野神くん。久しぶりだな。本を買えば良いのに。」


アルバイトの方が、落ち着いてくださいと店主に言う。


店主は落ち着いたようだ。


「少し相談に乗ってくれないか?」


彼が言ったのは、この街で起きた奇っ怪な事件の謎を解いてほしい。


「事件は1日前の午後9時ごろに起きた近所の下浦さんが酷い遺体で発見された。その第1発見者はここの常連客の平田くんだ。覚えているか?君をいつもからかっていた人だよ。あの時、僕は君が嫌いだった。今もそうだ。君の探偵の渾名は「ヘボ探偵」じゃないか。

そんな君に解けるかどうかは置いといて続きだ。

下浦さんは大層評判の悪い女性でね、街の人間の嫌われ者だ。さてとその女性が遺体となっていたのだが密室で世に言う完全犯罪だ。」

「だが、僕らは疑われている。僕は犯人ではない。

さて、この奇っ怪な事件である訳はね、死んでいるはずの時間の2時間後に見かけたんだよ。街の人間たちがね...」


探偵である僕は叫んだ。


「そんな嘘はよしたまえ。君が犯人だろ。」


海山くんが違うと言う。


僕にはアリバイがあるぞ!


午後6時から12時までは、僕の店の副業のバーをやっていた。


監視カメラにも残っている。


どうやって僕は殺せるというか?


いや、絶対に殺せない。


確かに恨みもあるが...


そうだ。第一発見者に聞いてみたらどうだ?


探偵であるこの僕の欠点。それは、直情的ですぐに決めつける悪い癖だ。さらにドジっ子ならしい。さらにこの僕はとても身長が低い。


中学3年生から一切身長が変わらなかった。


そして、平田くんの家で、事件のことを教えてもらった。


「俺が見つけたのは、午後9時ごろのことです。

あまりに音がうるさいので、注意しにいったのですが

下浦と言う奴は最高に最低なやつで、発達障害者でした注意しにいった人間を殺しかけたり、電車から突き落とさせたり、あ、その突き落とされた人間は助かりましたが、警察のお世話になっているような人間の屑です。きっとこの街の住人のほとんどが奴が死んでせいぜいしてますよ。あとやつの殺され方は、後ろに包丁が刺さっていて首には締め付けられた跡、素人なんで、あまり分かりませんが、何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も殺したような強い殺意でやられていました。

この街から居なくなって一旗あげようとして失敗したあんたには、きっとこの事件の真相には気づけません。ただ本当に私は、見ました。下浦がつけて居た赤ぶちの眼鏡にマスクに分厚いコートを着て居ましたね。あとダイイングメッセージが消されて居ました。」


ダイイングメッセージはこの一文でした。


×××××××××が犯×です。願わくばあなたがこの謎を解いてくれますように。


偽造された可能性が大ですね。


ええ、しかし奴は確か恋愛小説を一時期書いていたらしいです。




それらから導き出される犯人に俺は気づいてますよ。


「37564と18782がキーワードです。後ろには気をつけて」



みなごろし⁉︎


俺は、コンビニで店員の三倉さんから聞いてようやく真実に気がついた。


「下浦さんは、十年前に死んだはずです。だけれども生きていました。全てを憎んだ顔で店主のことをキサマキサマキサマキサマキサマキサマキサマキサマキサマキサマキサマキサマキサマキサマキサマキサマキサマキサマキサマキサマキサマキサマキサマキサマキサマキサマキサマキサマキサマキサマキサマキサマキサマキサマのせいであの時に殺しておくんだった。」


間違いない、犯人はあの人だ。


さぁ、皆さん来てくれましたね。


この事件の動機には最初のほうで気がつきましたが、犯人には気づけませんでした。


しかし、平田くんと三倉くんのおかげで全てが解けました。


動機は、簡単でした。


アルバイトの店員さんの大切な人が、電車に突き落とされてなんらかの障害を負った。


店主は大切な人(例えば、妹さん)が注意に行って殺されかけた。


お互いにPTSDを患った。


下浦を憎んでいたが、復讐する勇気がまだ無かった。



しかし、十年前なんらかの契機が起きて不可能犯罪を決意。


しかし、失敗した。


あなたの店に絡んでいたヤクザはきっと下浦の彼氏でしょう。


だから、襲いかかろうとしたが、アルバイト店員の狂気を孕んだ目に睨まれて、逃げ帰った。



大きな置き土産を残して...


しかし、店主もアルバイト店員のあなたたちは犯人ではない。


犯人は三倉さん。あなたですね。

うきも

三倉さん、あなたは旧姓 浮藻ですよね。

そして下の名前は瑠璃ですよね。


理由は37564と18782


五十音順に並べる


あいうえお

かきくけこ

さしすせそ

たちつてと

なにぬねの

はひふへほ

まみむめも

らりるれろ

やいゆえよ

わ を ん



まずこの文字表に、18782を当てはめて上から1番目「あ行」と言うふうにやっていくと

「あ行,ら行,ま行,ら行,か行」


同じように37564を18782で探した行で当てはめていくと、「う,り,も,る,き」


そして僕の大学生のクラスメイトの浮藻瑠璃と言う人がいて、そういえば、三倉と言う人と結婚していたようでした。


「あなたが犯人ですね。三倉さん」


三倉は動機は?


動機は下浦にあなたの結婚相手が殺されたからですよね。


たいそう嫌っているのは、いつ彼女がキレて誰かを殺すかとヒヤヒヤしていたでしょう。


その後にはい、私が犯人です。


動機はヘボ探偵貴様の言う通りだ。


私が、コートを着て老眼鏡の赤ぶちメガネとマスクをつけてやったんだ。



だって、私はあの人を殺して笑っている狂人を殺したかった。


私の復讐はこれで完成を告げる。


そう言って浮藻さんは笑っている。


ただただ笑っている彼女は、その後警察で捕まった。














この街には何も何もない!


だって、君がこの街から居なくなってこの街は寂れていった。

その後この街には狂人が住み着いた。


帰ってきた彼は今日も謎を解き明かす。


その答えが間違っているとも知らないで...


犯人はお前じゃない。


犯人は、この街全ての悪意なのだから。


あいつを殺したのは確かに浮藻だったかもしれない。


犯人は、出ていない住民たちではないと

言い切れるか?


この街の本当の謎の答えは、平田くんだけが知っている。


そう、この事件のキーマンは解決したのに一番役に立った彼は名前もないアドバイザー。


詳細不明の人間でこの街の事件に好奇心を持ったものを解決に導く。


彼の他にもバーの店主の彼こそが、きっと真犯人を焚きつけたのだろう。









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