第1話 いきなり仲間が増えた件。
週2回投稿にする代わりに、一回一回を短くすることにしました。
まぁ、適当に書きたいときに書こうかと思いますっ!
「田中くん、ちょっといいかな?」
また知らない女の子に放課後声をかけられてしまった。
「今から…少し暇かな?」
「うーんと、少しなら(正直早く帰りたい)」
まどろっこしいと思いながらも女の子に優しくしなきゃいけないと言われて育ってきたので一応優しくする。
「えっと…!私、”天城 波瑠”と言いますっ!」
「天城さんか、よろしくね(男子からモテそうだな)」
一切別のこと考えちゃうのは癖。
「えっとえっと…お願いがあるんですけど…。」
「なにかな?(帰りたい)」
というか小倉以外基本的に本心隠してるかもな。
「私を…私を”あなたのように”させてくださいっ!」
「ごめんね、そういうの今考えてな…(ほら、いつも通りの告白……)じゃない!?」
「じゃない?」
しまった。つい本音の一部が…。しかしなんだこの子…。
「いや、ちょっとびっくりしちゃって…。えっと、どういうことかな?」
「私…女子に凄い嫌われていて…。だから女の子に好かれたくて…。」
「あー。えーと、うん。理解はした。(新しい告白?)」
ーーーここで俺は閃いた。この子からモテない術を学べるかもしれない。
「よし、じゃあとりあえずはそこでニヤニヤしてる小倉と一緒に動いてみたらどう?」
小倉は会話は聞こえてないようでニヤニヤしている。
「え、えっと?小倉くん?」
「あ、はいっ!?バレてた?」
バレバレだっつーの。と思ったが言わんとこ。
「さーて、これからこちらの天城さんが女子から好かれるために俺を観察するそうなのでとりあえず小倉と一緒に動いてもらいます!」
「「え?」」
「口で反抗される前にまず『サー!』と言え!」
「「Sir Yes Sir…?」」
「違う!大声出せ!」
「「Sir Yes Sir!!」」
どこぞのハート◯ン軍曹を参考にしたがあの人すごいな。
ーーーそんなこんなで新たな仲間が増えました。
見てくださりありがとうございましたっ!
面白かったら紹介とか拡散とかよろしくお願いしますっ!
次回からもパロディたくさん入れよっかな…。