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葬儀

作者: 根無草

俺は父が気に入らなかった…いや、正確には大っ嫌いであった。

自分のしたい事、やりたい事をする為に母と離婚し、俺たち家族を見捨てたからだ。

もちろん、養育費やその他の諸々は払ってくれたが、それでも俺は親としての責任を捨て、自分の好きなことをやって生きている親父が好きではなかった。それどころか、嫌悪をしていた。月に1度、会う機会があったのだが・・・毎回俺は、父に刺々しく当たり、なにかと食って掛かっていた。なので、母は俺が中学2年生のころに父に会わせるのを止め、それからは、3歳年下の妹の恵とだけ父に会わせる様にしていた。

俺は母がそうしたことが別に気にかからなかった。むしろ、そうして貰った方が確かに俺にとっては気が楽であったのである。そう思っていた。

そういう事があって、十年近くたち、俺は社会人として働きに出る歳になった。

そんなある日、母の元に一本の電話が届いた。

「えっ?」

予期もしない出来事に母の声が漏れ出る。

「哲夫が死んだ…?」

どうやら親父が死んだようだった。

知らせを受け取った母の顔はきょとんとしていた。が、すぐに理解して、父の遺体があると言う病院に向かう支度をした。

 霊安室の真ん中に寂しく親父の亡骸は置かれていた。原付を運転中にトラックに跳ねられた…要は事故死だ。よくテレビの刑事物で見かける事がある霊安室だが、本当に親父の亡骸とその頭の上に祭壇があるだけで、少し物悲しく思えた。

医師が頭部の布を取り去ったとき、母と妹は膝を崩して親父の遺体に寄りかかり、泣き崩れていた。

 俺は顔を下に俯けたまま泣きもせず、その場をやり過ごした。…正直、母や妹が泣く理由が俺には解らなかったのだ。

 親父の両親は他界しており、兄弟も居ないため、元妻である母の元に連絡が来たのだと言う。迷惑な話である。つまり、葬儀は俺たちがしなければならない。

そして、現在、通夜式が行われている。親父の冥福を祈るお経が流れ、俺はそれを最前列の席に座って聞いている、

俺は先ほどまで見ていた祭壇の親父の写真から目を外し、他の物に目をやる。祭壇の周りの供花は俺たちと母方の親戚と特に父に縁が有った数少ない人からの物しかなかった。数えてみても親族や俺たちの分を含め供花は4つ程しかなかった。

 他にも父に関わりが有った人がかなり居たかも知れないが、それほど親父が嫌われていたと言うことだろう。通夜式に駆けつけてくださった方々は少なかった。ざっと見て20人にも満たなかった。

 それはそうであろう、親父はギャンブルが好きであった…そのため、色々と借金もしていたらしい。そんな相手の葬式など、誰が来る物であろうか。

 「…うっ。うぅ・・・うぅ。」

横から嗚咽を漏らす声が聞こえてくる。母と妹の恵子だった。二人は、今も泣いている。親父が死んだことに対して…。ハンカチで拭っても拭っても止め処なく涙が溢れてくる様子だった。俺はなんだかいたたまれなくなって、また顔を俯かせるのであった。


通夜式が終わり、宴会も過ぎ去った夜、俺たちは親父の遺体が安置されている部屋で泊まる事となった。母と妹が今夜は泊まると言って聞かなかったので、俺も仕方なく今晩はここに泊まる事となった。

 「なんでわざわざ…。」

あんな奴の遺体と一緒に寝なきゃ行けないんだ?途中で缶コーヒーを口に運び、言葉を飲み込む…。こういう事は口に出すと自分が荒むからな・・・。父が嫌いな俺は眠れるわけも無く、部屋を抜け出し、建物の外で飲み物を取ることで気持ちを落ち着けようとした。

「とはいえ…納得いかないな。」

そう言って、夜空を見上げる。何故、母や妹はあんな奴の死に対して涙を流し、一緒に寝る等と思うのだろうか・・・。妹は月に1度会ってたせいかもしれないが、母が泣く理由が解らない。

 付き合ってたころの優しかった父でも思い出したのかもしれない。…まぁ、母はあまり父について話してくれないのだが。…ただ、別れた原因がギャンブルだったとしか教えてくれなかった。俺は母や妹と同じように父に対して涙を流すことが出来ない事に孤独を感じた。

「しかし・・・。」

俺は何で父を嫌っているのだろうか?男として、親として嫌いだって言うのは自分でも解る。しかし、其処まで嫌うほどだったのだろうか?

親父はいつも身なりが汚い割りに、何故か俺に対してやたらと威張っていた…小学生の頃はあまりに気にならなかったのだが、中学生になり、段々と物事の善悪が付くようになった頃から父の態度が気に入らなくなってきたのだ・・・。そこに親父と母が別れた原因を聞き、尚の事、父の態度が気に入らなくなり、会うのもいやになった。

 今でも覚えている…俺が中学のとき、親父と喧嘩したことがある。母と別れたことについて問答を繰り返したのだ。だがその時、親父は

「誰がお前の養育費を払ってると思ってるんだ!」

と俺を一蹴した。

 10年近くたった今でも、なお思い出す、あの時の親父の顔と当時の親父に対する感情を…正論ではある…だが、同時に腸が煮えくり返り、憎しみと悔しさで体に力が入ってくのを感じた。

それ以来、俺は親父に会っていない。そして、話題として触れようともしなかった。

「ふぅ、やっぱり…許せないな…。」

思考を止めて一気に缶コーヒーを飲み干す…。やはり、外は寒すぎる。空になった缶コーヒーを捨て、俺は部屋に戻ることにした。

遺体が安置されている部屋は暖かかった。その外気との温度差が俺の眠気を呼び起こした。

今ならちゃんと眠れそうだ。

布団に潜り込む。俺は布団の中で思考が自分から離れていくのを感じながら眠りに落ちていった。




甘い……甘い匂い……アイスの甘い味…そして、フルーツの瑞々しさが口の中に広がる。それだけで幸せな気分になれる…。いや、それだけじゃない気がする。なにか暖かく満ち足りたものが俺を包んでいた。

目の前に有るのは、今となってはもう二度と食べることができないファミレスのパフェ。これを出していたファミレスは経営が傾き潰れたのだ。

「美味しいか?」

「うん!おいしい!」

そう言って俺は嬉々としながら、パフェを口の中に頬張り続ける。隣には父がいた。

いつもの様に、汚い身なりで無精ひげを生やしたまま……。

 だが、一つだけ違うところがあった。父が……父が…。


 微笑んでいたのだ…。


俺に対して!いつも厳しい顔しかしなかった父が俺に優しく微笑み掛けていた。

「そうか!良かった!」

父は俺の頭に手を置き、乱暴に頭を撫でた。父の手はゴツゴツしており、痛かったがその中に暖かい物を感じられた。その暖かさは母がいつも俺に与えてくれるものに似ていた。

「痛いよ…お父さん…」

子供の俺は食べるのを邪魔されたことで少々不機嫌になりながらそう答えていた。



パフェを食べ終えた俺と親父はファミレスを出て、川の土手で休んでいた。

父は土手の草原に腰を掛けていて、俺は蝶を追いかけていた。昆虫が珍しかったのだ…。

 「おいで!」

父が蝶を追いかけていた俺を呼んだ。

「なぁに?父さん?」

そばに寄り、父の顔を見上げると……父は眩しそうな目をしていた。

「お前は俺みたいに成るんじゃないぞ?」

そう言って父は俺の頭を節々がゴツゴツとした手で撫でてくれた。

「痛いよ、お父さん…」

俺はなんでそんな事を父が言うのか解らなかった。そこで、またも思考が俺の手から離れていくのを感じた。


「はっ…!?」

動悸を感じながら飛び起きる。

「…いや、馬鹿な…なんでこんな都合のいい夢を」

自分の中で父親を許せという潜在意識が見させたものだろうか。

「馬鹿馬鹿しい!!」

たったそれだけの…子供のころに優しくされていただけの思い出如きで恨みが消えるほど、この思いは浅く無い。

座布団にすわり、親父の遺影を見遣る。

「くだらない三文芝居だ…」

皮肉紛れにそう呟く。

「ん…兄貴…?」

恵子が起きてしまったようだ。

「どうかしたの?…兄貴」

寝ぼけ眼を擦りながら近づいてくる。

「……いや、特になんでもない」

尋ねられた物の、気恥ずかしさから夢の事を話すつもりはなかった。

「なんでもない事はないでしょ?兄貴はいつも何かあっても隠そうとする」

恵子が溜息を吐く。

「それほ、俺は単純だったか…」

「そ、単純馬鹿よ…兄貴は…」

そう言う風に思われて居るとは少し心外では有る…が一番近くに居た妹という存在なので、俺はそうなんだろう。

「んで?どうしたの?お父さんの事?」

催促されてしまった。その上、大体の察しがついているようだ。

「くだらないことさ…」

そう吐き棄てて逃げようとする。

「…」

恵子の目が俺をじっと捉えている。

「はぁ~。解った…実はな…」

夢の大体の内容を恵子に伝える。

「ふぅ~ん、兄貴にもそんな思い出が有るんじゃん」

「あぁ、まぁあるらしいな…」

「なに?まだ、お父さんの事を許せないの?」

眉を吊り上げてこちらをにらめ付ける。

「当たり前だろ!あんな傲慢な奴!」

俺は語気を荒げて怒る。どう考えても親父は許せない。他人様に迷惑かけてる上に…傲慢で俺に対して高圧的で…どこが誇れるというんだ…何が親父だというのだ。

「なんでよ!いつもお父さんは私より兄貴の事を心配してたのよ!」

「馬鹿をいえ!あいつがそんな事を心配するはず無いだろ!」

予想外の反応につい反射的に否定する。

「いっつも、『あいつはどうしてる?』とか。『元気でやってるか?』とか。『何かに行き詰ってないか』とか。『俺に似て不器用だからな』とか言って、私よりも兄貴の事を心配してたんだよ!?」

「嘘を言うな!そんなわけ無い!そんなわけ無いだろ!人の事などどうでも良いあいつが!」

「嘘じゃないよ!何で解らないのよ!…何で伝わらないのよ!このクソ兄貴!!!」

恵子が涙を浮かべながら訴える。

「んんんん!死ね!このクソ兄貴!」

「あ…待て!」

止める間もなく出て行ってしまった。

親父が常に俺の事を心配していただと?!そんな筈は無い。親父はそんなに子供が好きではなかったし、俺の事を嫌っていたはずだ。

「どうしたんだい?」

寝室から声がする。どうやら母が起きたらしい。

「いや、なんでもないよ母さん」

「なんでもないことあるかい、恵子が居ないじゃないか」

すぐばれる様な返事をしたことを後悔する。

「喧嘩したのかい?」

「そんなところだよ」

母親だからか、すぐ見抜かれてしまう。

「どうせお父さんの事だろう?」

「いや、別に…」

俺は気まずくなって顔を背ける。

「もういいだろう、あんた」

そう父に断る母。何かを仏壇の方から取るような音がした。

「徹…これを見て」

「ん?」

母の手元には煎餅を入れる銀箱が有った。商品名のシールは汚く乱雑に剥がしてあった。

「なんだいその、小汚い箱は」

「これはね…お父さんの宝物なんだよ」

「親父の…宝物?」

親父に宝物があったとは…いや、大した物ではないだろう。

「どうせ、偶々当たった万馬券だとかその辺だろう…」

そう言い放ち、そっぽを向こうとする俺であったが

「良いから見なさい!!」

と母に叱られる。仕方なく銀箱を見てみると。

そこには俺の子供のころの写真や俺が親父の為に小学生のころに書いた親父の似顔絵や親父に当てた手紙が有った。他にも離婚後の俺たち家族三人で写ってる写真とかも。

「これは一体どういう…」

「これはね…ずっと大事に取っていたもの。そして、お父さんと離婚してからお母さんが送った写真だよ」

「馬鹿な…!親父が俺の事を…母さんの事を愛してる訳無いじゃないか!」

愛していたならギャンブルも何もかもやめられるはずだし、他に必要なものもなかったはずだ。

「いいえ、お父さんはお母さんと子供たちを愛してたのよ」

「だったらなんで離婚したんだ!」

「それは…お父さんね」

 母曰く、親父は実は最初はある友人と一緒に会社を作って順風満帆な生活をしていた。しかし、この不景気である。だんだん業績は悪化し、資金繰りが難しくなっていった。

そして、とうとう会社は倒産。一緒に代表取締役をしていた友人は夜逃げをし、自分は勝手に連帯保証人にされていた。

そんな状態だから、返済不能による自己破産をしなければ成らなくなった。

 破産をした人間を雇うところは少なく、破産をせず婚姻を続ければ母や俺たちにも債務が行くのも目に見えており、さらに婚姻したまま破産をしても母や俺たちに社会的ダメージが当たるのを避けたかった。だから親父は離婚したそうだ。

「そんな…そんな事…」

確かにその判断はある意味正しい。俺でもそうする可能性は高いのだから。

 しかし、そんな都合のいい事を聞かされたところで、こちらは納得するわけには行かなかった。俺は中学から寂しい思いをした。参観日の時に母が仕事で誰も来ない時も有った。友人のお父さんの愚痴を聞くたびに寂しい思いに苛まれた。恵子だってそうである。

自分の将来を相談する相手だって人より少なく、目標にするべき人すら失っていた。

「親父が俺たちを…みんなを愛してたというのなら何故母さんは止めなかったんだ!そのくらい、みんなで力を合わせればどうにかなっただろうに!」

「止めたよ。でもね、お父さん…不器用だから…『俺が失敗したんだ…俺が友人を見誤ったんだ…俺のせいだから』『俺のせいで子供とお前を…皆を辛い目に合わせるわけにはいかないんだ!』って言ってきかなかったのよ」

「そのお父さんの決心は固かった。もうお父さんの心は変えられなかったの」

そう言って母が泣きながら項を垂れる。こんなところで母に辛く当たった所で八つ当たりでしかないのは解っていた。母も親父の被害者なのだ親父が居ないことで母も社会的に白い目で見られ続けた。

 だが、親父は考えられうるだけの手を使って俺たちを被害から隔離しようとした。それが親父の愛のカタチだったのだろう。

「だったらなんで俺に対して辛く当たったんだ!」

「なんで俺には話さなかったんだ!」

答えなど良く解ってる事を子供の感情が聞きたがる。自分を納得させるためにそれを聞く。

「お父さんね…お前には自分のようになって欲しくなかったのよ…だから、常に自分をダメな風に見せたの」

「この人は恵子よりもずっとずっとお前の事を心配してたの…」

衝撃を受ける…、母までもが恵子と同じ事を言っている。

普通、人は自分に懐く者が可愛く…そのものの為に心を砕く。だから、親父もそうなのだろうと思っていた。だが、実際は全くの逆であるという事が解ってしまった。

 しかし、だからと言っても…どうしても親父は許せない。この6年間抱えてきた思いが素直に納得させない。

「…少し夜風に当たってくるよ」

そう言って泣いてる母を尻目に通夜室を後にする。

 勝手口を閉め、冷たい風に当たる。丁度、自販機の横に影が見えた。

「あ、兄貴…」

恵子だったようだ。妹はあの後ずっと泣いていた様だった。涙声な上に泣き腫らした瞼が伺える。

「…恵子」

「なによ?」

憎悪と観察の表情を俺に向ける。それはそうだろうな。こんな不出来な兄なのだから。

「母さんが起きてしまったから、先に戻って安心させてくれないか?」

「…いいけど…兄貴はどうすんのよ?」

「俺は少し考え事をする」

恵子はビックリしたような表情を見せたが、俺の顔をじっと見つめるとそう…と言って中に戻っていった。

 どう足掻いても、親父は自分の考えうる範囲内かつ自分の意地を擦り合わせて最善の策を取ったのは事実だ。そして、それを行いきった。世間一般的に見れば、充分な親だろう。しかし、子供の部分の俺が親父を親父と認めたくない。

 この感情は切り離すことがどうしてもできない。ではどうすればいいのだろうか。

結局、俺はそれをそこから2時間考えて考え抜いて何とか納得する答えを出した。いや、むりやりにでも納得させた。

 分離させずそのまま持ち続け、自分がそうならなければいいのだ。と…そう思い至った。そして、俺は安置室に戻ったのだった。


俺は式場の玄関に立ち、親父を載せた霊柩車が火葬場へ向かうのを見ていた。

視界には喪服を着た人達が20~30人いた。全員、親父の友人や会社の同僚だった。

どうやら父は自分の葬儀には来ないでくれと友人に言っていたらしい…俺たちには負担を掛けたくないという理由で…だが

『それでも来たかったんだ……俺たちはあの人に世話になってるから……』

と葬式に来てくれた人々は言ってくれた。その人達から聞いた話では父は土木工事や深夜の寝る間を惜しんで働き。借金を返しながら俺たちの養育費を捻出をしていたらしい…それでも足りないときはその人達に借りていたが…それも翌月には返していたらしい。

「母さん…」

「うん?」

「親父は、親父だね……」

「………。そうね……」

そう言って母は俺に微笑みかけてきた…。

 親父はやっぱり、親父だった……。

俺はどんなに努力しても親父に追いつくことなど出来ない、まして追い抜くことなど出来はしない……何処まで行っても、親父は俺の親父なのだから。

俺は今年就職して、これから色んな事をして、色んな物を支えなければならない……今の俺の家族なり、新しい俺の家族なり…はたまた、直接的には目に見えない人々だったり…。

そうすることが親父への手向けだ…一人の男としての…。

 俺は俺の子に対して、親父として生き抜かねば成らぬだろう…どんなに情けなく、惨めで悲惨で地面を這い蹲ってでも…。

 但し、一つだけ俺は親父にできなかった事を俺はやってみせる。それはちゃんと子供と人生を過ごすことだ。そうすることで、親父の失敗を生かせばいい。そうすれば、自分にも納得がいくのだから。

 そう思いながら俺は晴れ渡る空を見上げた。雲ひとつ無い澄んだ空…それは今の俺にとってとても心地よかった。

3年越しに直した物の…なんか演出が気に食わない。どうしたものだろうか。

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