雪兎の思想
ついに決断!!雪人の答えは!?
ーその晩ー
っ~……
「っはぁぁぁぁぁぁ~…」
今日はなんだかいつも以上に疲れたな…まぁ…そりゃそうだよな。普段は悪口ばっかで無視とかしてれば良いだけだもんな…。
~~~好きに!…なってしまって///~~~
…っ/////つか、陽向の言ってたことあたっちまった…
(ほ~らなww俺天才wだから言ったじゃねーか!天才雪人君も恋愛の疎さは小学生レベルでちゅねーwwまーぁこの恋愛の達人が助けてやってもいいけど?(2828))
……イラッ(ーー゛)とりあえずあいつにはぜって―相談しない…。後、なんか腹立つから明日コロス。
「ゆきとーお風呂湧いたから入っちゃいなさぁーい」
「あーうん。」
ザァァァ…チャプ…
「ふぅ…」
青池さんは、色んな所で話を聞く俺と違って、周りの評価はそこそこ良い。見た目も綺麗で優しいから他の奴らがタイプだって言ってるのもちょいちょい聞いている。真面目な分先生からの期待も厚いみたいだし、なにより努力家で鼻に掛けることが無いのがそういった噂を呼んでいる。
そんな彼女が俺なんかと付き合ったら周りはどう思うだろう…きっといい顔はしない。俺自身不良というわけでなく勉強もそこそこできるから先生からそこまで悪い風に見られることは少ないけど…問題は女子だ。
彼女を昔いじめていたリーダー格がいるらしい。今は無視しているようだが、俺と付き合えばそういう奴らから捉えられやすくなるだろう…。
強いて言うなら俺も彼女が好きだ…他の馬鹿な奴らと違って聡明でどこか抜けててけどひたすらまっすぐな彼女はとても綺麗だから…
だから、守りたい。
だけど、自分のものにしたい…
「俺……ほんと自分勝手だな…」
~~~~『自分はクズだ』と言いましたが、私はそんなこと思いません。~~~~
「……クズだよ…やっぱり…」
青池さんを守りたいとか言っておきながら、幸せを願っておきながら…結論は最初から出ていたんだから…
ー翌日ー
「おはようございます(ニコ)」
「おはよ…青池さん」
「おっはよー!!今日も綺麗だね!椿ちゃん♪」
青池さんそういうノリ苦手だと思うけど…
「あ、…はい。おはようございます。仙台くん(苦笑)」
ほらなwメッチャ引いてるww
「もー『仙台くん』なんて水臭いなぁ♪『陽向』って呼んでって言ったやーんww」
「「………」」
「ん?二人ともどうした?」
「あ、いえ…(汗)」
「やっぱりお前馬鹿だろ」
青池さんは反応に困ってるんだよ!!お前のテンション朝からめんどくさくて!!
「ひっどいなぁ~そりゃあ二人よりは馬鹿だけどさぁ」
「アハハ…(汗)」
「………(無視)」
こいつめんどくせぇ…無視してやろ。
「じゃあ、私は自分の席に戻りますね」
「あ、りょうかぁ~い♪」
「あ、」
伝えなきゃ…
「青池さん!」
「?はい」
「昨日の返事なんだけど……」
「あ…はい」
「一晩中考えてやっぱ「あ、はい。無理でしたね。ごめんなさい…」は?」
ちょww俺まだ話し続けてんだけど…
「ご迷惑おかけしました…ペコッ」
「ちょ、待ってよ。まだ話し続けてんの…遮らないでくんない?(怒)」
「え…あ、だって…」
「ふぅ…やっぱ君にはもっといい人が沢山いるだろうし、なんで俺なのかもまだ安定してない。だから、俺はここで断る方が君のためになるんだろうなって思った」
「…はい(ギュッ)」
「でも、俺所詮クズだからさwなんだかんだ自分中心にしか答えが出せないみたいだから…ごめんね」
君が……ただひたすらに欲しくて…
グィ!
「え…?」
ギュ…
「…これからよろしく。(ボソッ)」
「っ~~/////」
「今更嘘でしたは通じないよ?」
だって、もう君を捕まえちゃったんだから…
「(フワッ)はい!よろしくお願いします!(ニコッ!)」
「うん、よろしく(ニコ)」
やっぱり、君の笑顔は本当にまっすぐだ…
続く…。
おまけ
「あ、敬語…彼女なんだからやめてね?後、名字呼びも嫌いだから」
「へ!?あ、は…うん。え、でもでも…そしたらなんて呼んだら(焦々)」
「知らない。それ以外なら好きなように呼んでいいよ」
「え…とじゃあ………くん」
「ん?聞こえない」
「雪君…ってだめ?」
「っ~////」
やば・・・地雷踏んだかも・・・
「良いんじゃない?///」
「うん!雪君
(ニコ)」
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