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２ 閉室した後ちょっとした片付けをして僕は司書の先生と部屋を出た。片付けの間はどんよりとしていた。
七時を過ぎて夏といえどもすっかり日も暮れあたりは生暖かさに包まれじわじわと不快だった。
家は学校から近いのでいつも歩きで登下校している。僕はその途中ふとスマホで今日のニュースを確認する。 ニュースの中身はいつもの様にどこで誰かが結婚したの死んだの事故ったのとどうでもいいことばかり書いてある。最近では最も関心のあるべき政治経済までもどうでもいい。
しかし、一つタイムリーで身近なところで、事件は起きていた。
殺人だ。
執筆中の小説冒頭部分を試験的に投稿してみました。近いうちに本話が始まります。
