067 名物受付嬢の選択
業務連絡
連載50話記念キャラクター人気投票が3票しかない不具合・・・。
よろしければ投稿の程よろしくお願いします。
「もう忘れ物は無いのかしら?」
受付に戻ると、Sランク冒険者が嫌みを言ってくる。人間広い心で対応しなきゃね。私の様に笑顔を崩さず対応しなきゃ。
「はい、大丈夫です。」
「それではお待たせしました。改めまして、先程の者に代わって私ポーニャが責任もってご対応させて頂きます。、ご用件をもう一度お伺いしてもよろしいでしょうか?」
うっかり後輩から聞き忘れてたわ。あの子はこんな大事なことはしっかりと引き継がなきゃ駄目じゃない。減点対象ね。
「あなたじゃなくて、マスターの方が話しが早くて良いかなって思うんだけどな。」
ほら、きちんとした引き継ぎができてないから不審がられてるじゃない。報連相は社会人として当然のスキルよ。お客様のかたくなな心を溶かして誠心誠意のサービスをするのが、私達ギルド受付嬢の役目なのに。
「大丈夫ですよ。あんな耄碌じゃなくて、私がしっかりと最後まで満足いくご案内をさせて頂きます。アフターサービスも万全ですよ。」
最高の笑顔。最高のサービス。使えない上司を匂わせ、それを支えている私がしっかりとアフターサービスをする約束までする。これ完璧でしょう。ほら、2人も見つめ合って頷き遭ってる。あれをアイコンタクトって言うのよね。私の前で見せつけやがって。くたばれSランク冒険者。そのEランク冒険者は私の物だ。
「じゃぁ、出直しますね。」
Eランク冒険者が笑顔で拒絶した。王子様はEランクなのにSなのね。って言ってる場合じゃない。
「ちょっと待ってください。」
冗談じゃない。ここで逃がしたらきっと一生後悔する。
「何か、不都合な事でもありましたでしょうか?」
「私達は最高責任者を希望している。貴女は最高責任者を耄碌していると言った。どちらを信じるにしろ、一度本人と会って確認しなきゃお話にならないでしょ。それに貴女が背任してる可能性もあるのでしっかりと報告しなきゃね。」
このSランク冒険者。まさかEランク冒険者の前で私を糾弾するとはいい度胸だ。
「目的は何ですか?」
まさか、私からEランク冒険者を引き離すのが目的じゃないでしょうか。それ以外の事ならなんとかしましょう。お金が必要なら、後輩ちゃんを売り飛ばすのも吝かじゃありません。体を要求されたらやっぱり、後輩ちゃんを渡しましょう。私の体はEランク冒険者だけのモノですから。
「この人の情報と今受けてる依頼について知りたいだけよ。」
Sランク冒険者の要求に抗う術を私は持っていなかったのです。
まさかのポーニャさん大暴走でした。
次回こそは話が進む!!・・・といいなぁ・・・。




