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チサトが再び赤いカプセルを飲み、夏美とADHDモードで完全シンクロ


タイトル:『共鳴:自由の過負荷シンフォニー』


〜チサトと夏美、赤いカプセルでシンクロする日〜



Scene 1:再びカプセルを手にするチサト


チサト(楽しそうに)

「ねえレナ、あの赤いカプセル、もう1錠だけもらってもいい?今日は…“夏美ちゃんと全力で世界を爆発させたい”気分なの」


レナ(真顔)

「前回、あなたは部室の白板に“トースターは宇宙船”と書いてましたが…」


チサト(ニッコリ)

「今回は、宇宙船をトーストするの」


(※服用)


Scene 2:チサトと夏美、シンクロ爆発!


夏美(テンションMAX)

「チサトちゃ〜ん!!!来た!?来た!?今、世界がドット絵で見えるでしょ!?私たち今、16bit感情モードに入ってるっしょ!!」


チサト(目を見開いて)

「見えてる見えてる!!!夏美ちゃん、今ね、レナのツッコミが“キーンって音の針”に聞こえる!それでわたしの脳みその中の“タスクの猫”たちが一斉に走り出して、今パニック状態でミーティングしてるの!!」


夏美(即ハイタッチ)

「分かる〜〜っ!!脳内の“思いつき会議”で誰も司会やってない感じね!?

議題が無限にあるのに、どれも“今すぐ重要”に見えるあれでしょ!!?」


チサト

「夏美ちゃん、今からさ!“1秒間に10アイデア”出し合って、意味なくても全部走らせよう!」


夏美

「いっくよぉぉぉおおお!!!」


Scene 3:暴走と“論理の崩壊”


たきな(レナ)(困惑中)

「ふたりが同時に5つの話題を展開し、しかもそれぞれが5つずつ枝分かれしています。追えません。むしろ観察者としての私が今、逆に解体されそうです」


ひとり(布で耳をふさぎながら)

「でも、なんだろう……あのふたり、たしかにすごい“めちゃくちゃ”なんだけど、

“楽しさ”だけで世界が動いてるみたいで……ちょっとだけ、うらやましい……」


リョウ(ギターの弦を触りながら)

「“混沌の調和”か……あの状態が、感覚のすべてを“許してる”って感じなんだろうな。

ふたりとも、“できる・できない”じゃなく“感じたから動く”だけで成立してる」


Scene 4:共同創造のピーク


(ふたり、ホワイトボードに巨大な“混乱の地図”を描き始める)


チサト(猛スピードで落書き)

「はい!ここに“思いついたけど忘れたやつ専用のポケット”つくろ!」


夏美(別のペンを持って)

「了解!あとここに“3秒だけやることを後回しにするための階段”描いた!それで脳内コンベアが繋がる!!」


チサト

「完璧すぎる!これが“世界の動かし方”だよ夏美ちゃん!!」


(周囲、呆然)


Scene 5:夜、沈静化のあとに


チサト(ふらりとソファに倒れ込み)

「はあ〜〜〜……なんか、全部やりきった気分……でも何も終わってない……けど……やった感だけある……」


夏美(隣に倒れて)

「ねー、これがさ、“自由の過負荷”ってやつじゃない?

やれる気しかしない。でもできてない。でもそれが生きてるって感じ……」


チサト(目を細めて)

「ねぇ、夏美ちゃん。今日のわたし、ちゃんと“わたし”に見えてた?」


夏美(真顔で)

「うん。いつも以上に“チサトちゃん”だった。私も、やっと“自分”に会えた気がした」


エピローグ:翌朝の黒板に残った謎の文字


「爆速で走って、空振って、でも空を裂いた感触が残ってる。

私たちは、いつも“間違って”た。

だけど――それが、創造だった。」


どの方向へ行きましょう?

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