血戦開始
スカイアマの基本情報
心臓を潰されない限り死なない
(薬でスカイアマ化してる人間にも当てはまる)
治癒能力が存在する
個体によって違うが、30分経つと外的要因の傷は完治する。
「かっこいいですか?w」
呆気に取られてる夏木さんに僕は意地悪らしく問いかけた。
「綺麗だね、その羽。」
「それだけですか?怖いとか。なんで半分なの?とかないんですか?」
「怖くないよ。助けてくれたもん。なんで半分かは気になるよそれは勿論。でも、多分今聞くべきじゃないかな?って」
「そうですか、、、、」
“ガチャン”
大きく建物が倒壊する音が聞こえてきた
僕たちの沈黙はそこで強制的に途切れた
「それでは倒しに行きましょう。ヤーテンを。
地図とかありますか?」
夏木さんはスマホをポケットからとりだす。
「あるよ。これがこの付近の地図かな、」
そう言って指を指して教えてくれた
「これでヤーテンを倒せそうです。」
「え?本当に?」
「はい。ですけど夏木さんの協力が不可欠です。頼めますか?」
「全然大丈夫だけど。」
不安が表情を支配している。
「大丈夫ですよ。そんな危険なことではないので、
やってほしいことは、、、、、
瞬間的にスカイアマの動きが止まった。ただ一個のスイッチを押しただけなのに。周りで声が聞こえる。互いを罵り合うスカイアマの声が。何重にも重なって響いてくる。こんな停電スイッチを押しただけなのに。そして奴らはお互いを攻撃し始めた。血を流して流して止まらなくなるくらいに。