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愛玩人形

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

恋愛です。R15です。

苦手な方はご注意下さい。


説得力はあるか分かりません。

けれども冗談でも『浮気しそう』という方は、本当に浮気すると思うんですよ。

感覚的な軽さに掛かってくると思います。

別に薄幸そういう訳では無いはずなのだ。髪は整っていたし、唇も赤く染まっている。けれども何だか手が出やすい。近くに居たら、その場で暴いてしまいたくなる様な、そんな空気があった。

君、その空気で一体何人もの人を食い殺したんだい?


ベッドの上に、女がぺたんと座り込んでいる。全ての嵐が終わった後ゆえに、白い素肌には点々と赤い花が咲いている。そのせいだろうか? 女の雰囲気がより薄幸そうに見えるのは。

「風邪を引いてしまうよ」

新しく用意していたシャツを上から被せると、少し驚いた様に目を見開いた。それから赤い唇を震わせて、静かに礼を言った。

「どうも……」

羽織らせたシャツを胸元まで引き寄せると、静かに笑った。昨夜は見なかった一面だった。

本当に色気のある人は、服を着ていようがいまいが関係ない。必然的に相手を魅了すると聞いたことがあるが、彼女はそんな女だった。

薄幸そうな、未亡人めいた雰囲気。引き寄せて抱き締めたくも、殴って壊したくもなる様な奇妙な感情を抱く。その時点で、既に魅了されているのだろう。

「……ある漫画の感想を近頃拝見したのです。

理想的な女性の体つき故に、近くにいたら浮気をしてしまうかもと。居ないことが残念だと。

……それを見て、つい、胸が苦しくなってしまいました。

大変おこがましくも、私が誇れるのはこの外見だけ。手が出やすい外面だけ。中身はないのです。……ですが……中身をどう詰めれば良いのでしょう?

分からないからきっと、最後にはきっと捨てられる」

仄暗い、薄幸そうな空気。近くに居たら男は勿論、女をも暴きたくなる様な。けれどもそれはきっと中身がないからだと思う。我こそはと中身を詰めたくなるのだろう。

「私は愛玩人形にはなれても、人間にはなれませんよ」

その言葉を皮切りにもう一度、暴きたくなった。纏わせた物を引きちぎって、中身を自分の色で染めたくなる。あぁ、これだから、人形に近い人間というのは。


なんと言うか、『浮気相手に最適』そうな女性を書きたくなったんです。

外見だけが頗る良いけれど、中身が何も無い。

中身が空っぽだから話す内容は楽しくない。

直ぐに飽きられて捨てられる。

そんな感じの人。


でも中身がないから、何かしら自分で埋めたくなるんだろうなと思います。

でも結局埋められない。絶対に無理。だから結局捨ててしまう。


あとこれ、余談なんですが、私が芸能人とか、ラジオとかに目を通して思ったこと。

冗談でも『愛せないかも』とか『浮気しちゃかも』とか言う人は、基本浮気します。

根本的に恋愛体質だから、本気じゃない時に素が出る。

私もそうだと思うんです。だから生涯気を付けなくてはならない人種。


統計とった訳ではないので、あんまり当てにしないで下さいね。

でも『間違っても言うんじゃねぇ』

と思ってるお人はきっと多いと思うんですよ。

特に恋人がおられる方は。

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