表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
妖怪ダンジョンで頂点を目指す  作者: llaruma
ダンジョンマスター始まり編
7/27

近隣の街ドリニ

 冒険者狩りがやられて1週間後、帰らぬの洞窟の近隣にある街ドリニには、その洞窟の話で持ちきりだった


「近くの村で新しいダンジョンが出来たらしいぞ」


「いや、まだダンジョンかわからん。ただの洞窟の可能性もある」


「だけど、冒険者狩り6人がそこに入ったきり帰ってこないって話だ」


「まじかよ」


 街の人々は動揺していた





 ドリニにあるギルド


「おい、聞いたか。近くの村にダンジョン現れたってよ」


 青髪が特徴の男性はビールを片手に話している


「冒険者狩りもダンジョンに入った以来出てないみたいじゃないか。たいそうなこった」


 無精髭が特徴の男性は青髪の男性の話に乗っている


「ギルドでもこの話で持ちきりね、そろそろ依頼でるんじゃない?」


 魔女の服装をした女性は、ギルドの受け付け嬢に話しかけている


「ふふふ、実はその依頼、今から出そうと思ったんです」


 受け付け嬢の声でギルド中が静まりかえった


「おい!まじかよ!姉ちゃん!」


「ついにきたか!ダンジョン探索依頼!」


「俺達が先に財宝を見つけるぞ!」


 冒険者達は総立ちした


「落ち着いてください!今から詳細出します」


 依頼掲示板に貼られた依頼書をみんなが見た



 -------ーー依頼書-------ーーーー


    依頼:近隣の村に出現したダンジョン探索


   依頼者:ドリニ街長【ドリニ4世】

  

 推奨ランク:C【冒険者狩りに元冒険者ランクDが含まれており未帰還とされているため、Cランクと推奨する】


    報酬:ダンジョンの財宝


    備考:出発は3日後

       街長の精鋭も同行

       複数パーティー可




「推奨ランクCか難易度少し高めだな」


「そうだな。どうするか」


「てか、街長の精鋭ってなんだ!?」


 依頼書を見た冒険者達は、一喜一憂する人もおり難易度の高さから落ち込む人など様々いた


「俺達が行こう!」


 冒険者達が声のする方向向くと、青いローブを来た4人組がいた


「青の弾丸!」


「まじか!Cランクパーティーの青の弾丸、この街の最強冒険者パーティーの1つだ」


 ギルド中の冒険者が歓喜の声を上げた


「お前達が行くなら俺達も行こう」


 冒険者達は視点を変えると、黄色のマントを付けた人達がいた


「閃光の旅団!」


「同じCランクパーティーの1つ!青の弾丸と肩を並べる冒険者パーティーだ」


 ギルドの冒険者達は再び歓喜の声を上げた


「青の弾丸と俺達閃光の旅団が行くって事は、あんたらも来るよな」


 閃光の旅団リーダーである、ライクンは1つの席に固まっている冒険者パーティーを見た


「あぁ、もちろん」


黒犬ブラックドックも参戦するぞ!」


「おおおお!!」


「この街の最強Cランクパーティー3つが参戦するぞ!」


 冒険者達は総立ちで盛り上がっている


「俺達が前線立つから、Dランクパーティーも後方支援で参加しても良いんじゃないか?」


「そうだな」


「俺等も行くぞ!」


 Dランクパーティーの冒険者も参加の意を表した


 ここにドリニ街の精鋭冒険者部隊が結成された





 3日後、依頼の集合地点に冒険者達は集まった


「この街の最強と言われる3つのパーティーが肩を並べるとはな」


「想像してなかったよ」


「全くだ」


 閃光の旅団リーダーのライクン、黒犬リーダーのクロス、青色の弾丸リーダーのブルースが、お互いの組み合わせの意外性に話していた


「お待たせした」


 冒険者達に合流予定だったら街長の精鋭部隊が合流した


「あんたらが街長の精鋭部隊...てか獣人族か」


 この世界には代表的な3つの種族である、人間族と獣人族、魔族など様々な種族が存在する


「はい、われら獣人族の狐族に属する者達で構成された特殊部隊『FOX』です」


「FOXってあれか!街の治安を守るために暗躍しているという特殊部隊...!噂は聞いたことがあるが、実際に見たのは初めてだ」


 ブルースは、初めて見る特殊部隊FOXに驚きを隠せなかった



「そうですね、普段人目にでません。今回は特別です」


 ライクンはFOXの団員に話しかける


「街長の目的は?」


「私らにもわかりません、ただダンジョンにあったことを詳細に報告しろと言われました」


「(街長め何か考えてるな...まぁいい、まずはダンジョン探索が先だ)」


 冒険者達と街長の精鋭である特殊部隊FOXは、ダンジョンへ向かった




今回は冒険者側の視点でした

次は主人公と妖怪側の視点です、

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ