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獣人の女の子・リラ

「それじゃ、まずは誰から自己紹介を始める?」


「ハイハ~イ☆! リラが一番最初に自己紹介をやりたい☆!」


 まず最初に誰から自己紹介を始めるか聞いてみると、獣耳(?)を生やした女の子が自ら一番最初に自己紹介をしたいと名乗りを上げたの。


 まあそりゃ、みんなで一緒に自己紹介することを提案してきた張本人だもんね♪ 既にやる気のレベルが違っていてかなり張り切っているのが見てて分かるわね♪


「もぅ~、リラったらとってもはしゃいじゃって……」


「エヘヘ~、だってとっても楽しみなんだもん♪」


「ふふっ、そうね♪ 確かにとっても楽しみだね♪」


「えっと~……、それじゃ最初の自己紹介はリラちゃんに決定ね♪」


「わ~い、やった~☆! いちばんいちば~ん♪」


 というわけで、最初に自己紹介するのは自ら一番目に自己紹介したいと名乗りを上げた獣耳(?)を生やした女の子ことリラちゃんに決まったの♪


 そして、それからの順番は話し合いやジャンケンの結果、もう1人の女の子、私、エレナの順に自己紹介することが決まったの♪


「それじゃ、リラの自己紹介を始めるね♪」


「どうぞ♪」


「私の名前はリラ♪ ルーシーも含め、みんなからリラって呼ばれてるから2人も私のことをリラって呼んでね♪ よろしくね♪」


「うん♪ よろしくねリラ♪」


「リラ、こちらこそよろしくね♪」


 リラちゃんは改めて自分のことをリラと名乗り、それから私とエレナに自分のことをリラって呼んでほしいと言ってくれたので、私もエレナもリラちゃんのことをリラと呼ぶことに決めたの♪


「あとそれとずっと気になっていたんだけど、リラの頭に生えているその耳って、もしかして獣の耳だよね!?」


「あっ、それ私もずっと気になってた!」


 リラの自己紹介が終わると、私はここでずっと気になっていたことを目をキラキラと輝かせながらリラに聞いてみたの。


「うん、そうだよ♪ リラの頭に生えているこの耳は獣の耳だよ♪」


「やっぱりそうなんだ♪」


 私はリラに、頭の上に生えているのが獣耳なのかどうか聞いてみると、リラは自分の頭の上に生えているのは獣耳だということを答えてくれたの♪


「実はリラはビースト族に属していて、獣人の子になるの♪」


「うん、そうなの♪ 実はリラ獣人なんだ♪ エヘヘ~♪」


「そうだったんだ、なるほどね♪ だから頭の上に獣の耳が生えているんだね♪」


 なるほどね♪ 私の予想通り、どうやらリラはビースト族で獣人の子だったみたいね♪


 そして続けて、もう1人の女の子がリラはビースト族で獣人の子だということを話してくれて、私は自分の予想が当たったことにちょっと嬉しい気持ちになっていたの♪


「ねぇねぇ、もし良かったらその耳触ってもいいかな? あと、後ろに生えているその尻尾も♪」


「うんうん♪ 私も触ってみたい♪」


「うん、いいよ♪ ぜひ触ってみて☆! とっても気持ち良いと思うから♪」


「「やった~♪」」


 リラが獣人だと分かった私とエレナは、耳だけじゃなく後ろに生えている尻尾も触ってみたいことをリラにお願いしたの。するとリラから触ってもいいよと言われ、私とエレナはリラの耳と尻尾を触れることにとっても嬉しく、そのままハイタッチをしていたの♪



 フサフサ……、ピクッ!


「キャ~☆! 今ピクッてなった☆! とっても可愛い~♪」


「うんうん♪ 確かにとっても可愛いね♪」


 そして私とエレナは早速リラの耳を触ってみると、リラの耳がピクッ!って反応したことに気付き、私もエレナもリラのその反応ぶりにとても可愛く感じていたの♪


「リラの耳がピクッ!ってなる時は喜びの意味を表しているんだよ♪」


「へぇ~、そうなんだ♪ リラが喜んでくれて、何だかとっても嬉しいかも♪」


「うんうん♪ とっても嬉しいね♪」


「エヘヘ~♪ ちょっとくすぐったいけど、2人に触られて何だかとっても幸せ~♪」


 するとここでもう1人の女の子は、リラの耳がピクッ!ってなる時は喜びの意味を表していると説明してくれて、それを聞いた私とエレナは何だかとっても嬉しい気持ちになっていたの♪


「それじゃ、次は尻尾を触ってみるね♪」


「うん、いいよ♪」


 フワフワ……、キュルンッ♪


「キャ~☆! 今度はキュルンッ♪って動いた♪ すっごく可愛いすぎる~♪」


「うんうん♪ すっごく可愛いね♪ それにもふもふしててとっても気持ち良くて凄く癒されちゃう♪」


 次に私とエレナはリラの尻尾を触ってみると、キュルンッ♪って動いたその尻尾に可愛さを感じたり、そのもふもふさにとても癒されたりしていたの♪


「もしかして、尻尾がキュルンッ♪っと動いちゃう時も喜びの意味を表しているの?」


「うん、そうだよ♪ リラの尻尾がキュルンッ♪っと動いちゃう時も喜びの意味を表しているんだよ♪」


「そうなんだ、やっぱり♪」


「リラがまた喜んでくれていると分かってとっても嬉しいよね♪」


「うんうん♪ とっても嬉しい♪」


「エヘヘ~♪ 2人に触られるの、やっぱりすっごく幸せ~♪」


 もう1人の女の子曰く、リラの尻尾がキュルンッ♪っと動く時も喜びの意味を表していることが分かり、私とエレナは再び何だかとっても嬉しい気持ちになっていたの♪


「それじゃ、せっかくだし最後は頭もナデナデしちゃおうかな♪」


「うん、いいよ♪ 撫でて撫でて♪」


 ナデナデ……。


「エヘヘ~♪」


「うぅ~、やっぱりとっても可愛いすぎる~♪」


「うんうん♪ 何度でも撫でたくなっちゃうよね♪」


 私とエレナはせっかくなので、最後はリラの頭を撫でてみることにしたんだけど、撫でてみるとやっぱりとっても可愛くて、私もエレナもリラのその可愛さぶりに改めてとても癒されていたの♪


「良かったねリラ♪ 2人からたくさん撫でてもらえたりして♪」


「うん☆! リラ、何だかすっごく幸せな気持ちだよ♪」


 そしてリラは、私とエレナからたくさん撫でてもらえたりしたことに何だかすっごく幸せな気持ちになったみたいなの♪


 リラのもふもふ、何だか凄くやみつきになるかも♪

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