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ナルシスト新入生と出会う

第5章の始まりです☆!

「遂にレイゼルート学院の中に入ったね♪」


「うん、そうだね♪」


 私とエレナはアプローチを抜けると、そのままレイゼルート学院の校舎の中へと入っていったの♪


「それにしても、レイゼルート学院のロビーってこんなに広いんだね♪ 何だかとっても凄いかも♪」


「うんうん♪ 確かにエレナの言う通り、レイゼルート学院のロビーはかなり広いね♪」


 というかこれ、かなり広すぎるでしょ……。学校のロビーって、正直こんなに広かったけ……? 前世の私が通っていた学校は、少なくともこんなに広くなかったと思うんだけど……。改めて、異世界って本当に凄いわね……。まるで、貴族たちが通いそうな学校ね……。


 私とエレナはレイゼルート学院の中に入ると、まずそのロビーのあまりの広さにただただ驚き、かなり圧倒されていたの。


 入学試験の時に一応入ったことがあるとはいえ、あの時は試験で頭いっぱいいっぱいだったからあまりその実感がなかったんだよね……。あはは……。


「いよいよここから、私たちの学生生活が本格的に始まるんだよね♪」


「うん、そうだね♪ 本格的に始まるね♪」


 そして私とエレナは、いよいよここから本格的に始まる学生生活にかなりの気合いを入れていたの♪


「おや? 君たちももしかして、新入生かい?」


「「ん?」」


 私とエレナが気合いを入れていると、ここで1人の男子が私たちの所にやって来て、新入生かどうか聞いてきたの。


「うん、そうだよ♪ もしかして、あなたも新入生?」


「あぁ、そうさ。僕も君たちと同じ新入生だよ」


「へぇ~、やっぱりそうなんだ♪」


 何この人……? 何だか凄くナルシストなんだけど……。そういえば、さっきの質問をしていた時もどこかナルシストな感じがしていたわね……。


 1人の男子に新入生かどうか聞かれた私はそうだと答え、その後今度は逆に私が新入生かどうか1人の男子に聞いてみると、1人の男子もそうだと答えてくれたんだけど、その答え方がどこかナルシストな感じがしていたの。


「ねぇねぇ、アリア。あの人なんか変じゃない? 特に喋り方とか」


「うん……。私もそう思ってたところなの……」


「君たちどうしたんだい? そんなにコソコソして」


「「あっ! いえいえ、何でもないです!」」


 私とエレナが1人の男子のことについてコソコソ話していると、その1人の男子からコソコソしてどうしたのかと聞かれ、私とエレナは何でもないと慌ててごまかしていたの。


「そうかい? ならいいけど。そうだ。こうして会えたのも何かの縁だし、せっかくだからお互い自己紹介をしようじゃないか」


「「えっ……?」」


 するとここで1人の男子は、こうして会えたのも何かの縁ということで、お互い自己紹介をしようと提案してきたの。


「お互い自己紹介をするの……? 本当に……?」


「あぁ、本当さ。何たってせっかくの機会だしね」


「はっ……、はぁ~……」


 そして1人の男子からお互い自己紹介をしようと提案されると、私とエレナはどこか少し戸惑っていたの。


 私もエレナもこの男子とちょっと避けたかった気持ちがあったから、あまり関わらないようにしようと思っていたんだよね……。


「ねぇねぇ、どうするアリア。本当に自己紹介をするの?」


「う~ん……、まあでも、こうして会えたのも何かの縁だということは事実だから、ここは自己紹介をすることにしよう♪ ねっ♪」


「まあ……、アリアがそう言うなら別にいいけど……」


「うん♪ エレナありがとう♪」


 私とエレナは再びコソコソと話すと、1人の男子の提案に乗ることにし、お互い自己紹介をすることに決めたの♪


 こうした出会いは、ちゃんと大切にしようと思ったんだよね♪


「お待たせ♪ ここはあなたの言う通り、お互い自己紹介をすることにしましょ♪」


「本当かい!? 何だかとっても嬉しいぜ」


 そして私は、お互い自己紹介をすることに決めたことを1人の男子に話すと、1人の男子は何だかとっても嬉しそうだったの♪


「それじゃ、まずは誰から自己紹介をする?」


「ここはまず、僕から自己紹介を始めたいと思うぜ」


「うん、いいよ♪ それじゃ、まずはあなたから♪」


 お互い自己紹介をすることに決めると、1人の男子が最初に自己紹介をすることになり、こうしてお互いの自己紹介が始まったの。

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