可愛さは無限大☆!
「ぅあ〜♪ ぅあ〜♪」
「キャ〜☆! アリアがハイハイしながらこっち見て手を振ってくれているわ♪ やっぱりアリアはいつ見ても可愛いわね♪ 流石私たち自慢の娘ね♪」
「だな! 何たってアリアは世界で一番可愛いからな!」
「えぇ、そうね♪」
転生先の私の両親の親バカぶりがとても凄いんですけど……。
アリア・シャルトレーヌとして生活を始めてからあれから更に月日が経った。現在の私はパパとママにとても溺愛されていたの。
これぞ赤ちゃんパワーって言ったところね……。何だか凄まじい破壊力かも……。今のパパとママを見てると、まさに目に入れても痛くない状態だね♪
まあでも、両親が私に対して笑顔になっているのを見ていると、それはそれでとても嬉しいかな♪ 現に私自身も凄く幸せな気持ちになっているしね♪
そういえば、前世の方でも両親がこうして私のことをとても可愛がったりしてくれたよね……。家族での今まで楽しかった日々や思い出がよみがえってくるよ……。私が中学に入った辺りから思春期になったのと、更に両親が共働きというのもあって、一緒に過ごす機会が減って段々と口数が少なくなっていったんだよね……。
前世での二の舞にならないように、転生した人生は今度こそ家族との時間を大切にしなくちゃね☆!
「ご主人様と奥様の言う通りですね♪ それにアリアちゃんは私たちにとって天使のような存在でもありますからね♪」
「うんうん、そうだね♪ もぅ〜、見てるだけで凄く癒やされちゃう♪」
「何だかずっとアリアちゃんを見ていたくなりますね。それだけでとても幸せな気持ちになります。おまけにアリアちゃんのほっぺたをぷにぷにしたいですね」
「「それ分かる〜☆!」」
両親だけじゃなく、メイドと執事も私に対する溺愛ぶりが凄いんですけど……。
両親に続いて、シャルトレーヌ家の使用人であるメイさんたちも私のことをとても可愛がってくれていたの。
メイドと執事も私のことをとても溺愛しているんだよね……。赤ちゃんパワー本当に恐るべし……! でも何だかとっても嬉しいかも♪ それにメイさんが私のことを天使って言ってくれたのも凄く嬉しかったよ♪
「あと、ほっぺにチューとかもアリかも♪」
うぇっ!? ママまで何言っちゃってるの!?
「確かにそれもアリだな!」
「私も奥様の意見に賛成ですね♪」
「はいは~い☆! 私も私も〜♪」
「僕もそれ凄く良いと思います」
もぅ〜! みんなも何ノリノリになっちゃってるのよ〜!? うぅ〜……。でも、まっいっか♪ 別に悪い気はしないしね♪ それに私自身満更でもない気持ちだしね♪
それからみんなは私のことを順番に抱きかかえ、ほっぺをぷにぷにしたりチューしたりしてとても幸せな朝を過ごしたの♪
可愛さは無限大って言ったところかな♪ みんなの笑顔を見てるとそう強く感じます♪