ある意味超難問!
「……」
カキカキ……。
ハァ〜……、ハァ〜……。一応大体は解けたかな……。
その後も問題を解き続けたものの、それぞれの属性魔法の技を答える問題だったり、複数の素材から調合して出来るアイテムを答える錬金術関連の問題だったり、魔物の弱点と耐性を当てる問題だったりとどの問題もとてつもなく難しく、その影響で私の頭の中はオーバーヒートになってしまい、かなり疲労困憊な状態だったの……。
錬金術関連の問題は前世で某ゲームシリーズに熱中してやり込んでたのもあってそれなりには解けているんだけど、他のジャンルは結構苦戦しちゃっているんだよね……。その場合分からないところは思いっきり飛ばして別の問題を解いて何とか上手くやってる感じかな……。おかげで空欄もチラホラとあるけど……。あはは……。
「……」
カキカキ……。
フゥ〜……、この問題も何とか終わったわね……。次は一体どんな問題なんだろう?
『グリフォンを連れて活躍した伝説の冒険者の名前を答えよ』
はっ……、どういうこと……? ……………………ってこれ、凄いインテリの人たちだけしか参加しない超難解なクイズ番組に出て来る奴じゃない! 今までの問題と明らかにテイストが違ってたから、訳が分からず一瞬だけ思考停止しちゃったわよ!
これ勉強や知識とか全く関係なく、ただの雑学やうんちくなんだけど! この問題、『オ○ンピックのとある種目で日本人選手が金メダルを獲得した時の銀メダリストは誰でしょう?』と全く同じ系統の奴! こんなの分かるわけないじゃん!
ハァ〜……、まさかこういう系の問題も出題されるなんてね……。マニアックな問題すぎてちょっと引いたんだけど……。それに意表を突かれて凄くビックリしたわ……。とりあえずこの問題は全然分からないから普通に飛ばさなくちゃね……。え〜っと〜……、次の問題は――、
『史上初めて全てのダンジョンを攻略して完全制覇したパーティー名を答えよ』
って、この問題も分かるか〜!
そして私はさっきの問題を諦めて次の問題に挑戦しようとしたものの、この問題も似たような感じだったため思わず心の中で絶叫していたの。
もぅ〜! どうして続けて同じような問題が出て来るのよ!? この系統が複数も出るなんて予想外過ぎるんだけど! むぅ~!
ていうか、この世界に存在するダンジョンって確かかなりの数があったような気がするんだけど! 勉強がてらちょっと調べて、何だか物凄く多いなと記憶してたから間違いないはずなんだよね。それを全て攻略して完全制覇しちゃうなんてとんでもなく凄すぎるでしょ……。それってある意味チートじゃん……。
しかもこの問題に『史上唯一』じゃなく『史上初めて』という言葉が書かれていることから、つまり他のパーティーも後に全てのダンジョンを完全制覇していることが推測出来るわね……。達成したパーティーが複数もあるなんてもちろん凄く偉大なことだしとてつもなく強い衝撃です……。はうぅ〜……。
「ではこれより解答用紙を回収する」
おっ……、終わった……。
それからしばらくして、入学試験の筆記は終了したの。
あの系統の問題は全部で10問ぐらいあって結局どれも解くことが出来ず、ただただ意気消沈としていたんだよね……。あはは……。うぅ〜……、あんまり思い出したくないかも……。まあでも、その分しっかりと見直すことが出来たから点数の方はとても自信があります♪ イェイッ♪




