いざ、作戦実行へ☆!
――更に数日後――
「「ジェフリーさん、私たち今度こそあなたに勝ってみせます☆!」」
「とても威勢が良いですね。ですが容赦はいたしません。今回も私が勝ってみせます」
「そう来なくっちゃ♪」
「うんうん♪ やっぱり真剣勝負してジェフリーさんに勝ちたいよね♪」
「遂にこの日が再び来ましたね……」
「うん、そうね♪ 果たして、エレナちゃんとアリアちゃんは今回こそ勝てるかな?」
それから更に数日後、私とメイさんはエレナの家にやって来て、私はエレナと一緒に今度こそジェフリーさんに勝とうとしていたの。
一応あの日に作戦を立ててから、これまでしっかりとバッチリ練習をこなして準備万端にしてきたから、あとは本番でも練習通りに上手く行けたら、きっと今日こそは絶対に勝てるはず☆!
まあそう言って、上手く行った試しは無いんだけどね……。あはは……。ううん、ネガティブになっちゃダメ! ここはポジティブな気持ちにならなくちゃ☆! うん☆!
「それでは始めましょう」
「「……」」
ゴクッ……。
「ハァ〜ッ!」
「「ハァ〜ッ!」」
ガンッ!
そして戦いは始まり、私たちはお互い前に出て剣をぶつけ合ったの。
「対戦が早速始まりましたね……。さて今回はどちらが勝つことやら気になるところですね……」
「そうねぇ〜……。メイはどっちに勝ってほしい?」
「もちろん私はアリアちゃんとエレナちゃんに勝ってほしいですね♪」
「だよね♪ 私も♪」
ガンッ! ガンッ! ガンッ!
「やはり剣筋がとても素晴らしいですね。エレナお嬢様もアリア様もとてもレベルアップされています」
「はい☆! ジェフリーさん、ありがとうございます♪」
「お褒めに預かり恐悦至極です♪」
戦いが始まると、ジェフリーさんから再び剣の腕前を評価されたことに私もエレナもとても嬉しかったの♪
私もエレナもジェフリーさんの褒め言葉にはちと弱いからね♪
ガンッ!
「ですがお二方共、やはり隙がまだまだあるように見受けられます。どうやら今回も私の勝ちですね」
「さて、それはどうかしらね?」
「ん?」
ズザザ……!
「何!?」
「ハァ〜ッ!」
「しまっ――」
ガーンッ!
互いに剣をぶつけ合っている中、私は作戦を実行してしゃがみ込みながら素早くジェフリーさんの右横に移動し、そしてそのまま剣を下から上へ振り上げ、ジェフリーさんの剣を振りほどいてみせたの。
そう。私があの時ひらめいた作戦はまさしくこのことだったの。
タンッ……、タンタンッ……、バタンッ……。
「嘘……!? これってもしかして……」
「えぇ♪ どうやら遂に待ち望んでた日がやって来たみたいですね♪」
そして全員が固唾を呑んでジェフリーさんの剣の行方を目で追っていると、ジェフリーさんの剣はそのまま地面に落ち、この瞬間私たちは遂にジェフリーさんに勝つことが出来たの♪
「どうやら私の負けですね……」
「やっ……、やった……☆! 私たち……、遂にジェフリーさんに勝ったんだね……☆!」
「うんうん……☆! まさかジェフリーさんから本当に勝てるなんて……、まるで夢みたい……♪」
「「うぅ〜、やった〜☆!」」
パンッ☆! ギュッ♪
私とエレナはジェフリーさんに初めて勝利したことを実感すると、あまりの嬉しさからか勝利の余韻に浸り、その後ハイタッチやハグをしたりして喜びを分かち合っていたの♪
木の剣とはいえ、ジェフリーさんに勝てたのはやっぱり凄く嬉しいね♪




