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お泊まり会をとっても楽しみにしていたエレナちゃん

「ふふっ♪ エレナちゃんは今日この日をずっと楽しみにしていたもんね♪」


「あっ、エマさんこんにちは♪」


「やっほ~、アリアちゃん♪ こんにちは♪」


 それからエレナちゃんの後に続いて、エマさんも遅れて馬車から降りてきたの。


「エマさん、今の話って本当ですか?」


「うん、本当だよ♪ 何たってエレナちゃんは今度はアリアちゃんの家でお泊まり会が出来ることに待ってましたとばかりにとても喜び、その影響で今日までずっと嬉しさのあまり踊り続けていたぐらいだしね♪」


「ちょっ!?」


 そしてエマさんは馬車から降りるとすぐに、エレナちゃんが今回のお泊まり会をとても楽しみにしていたことを話してくれたので、私はその話が本当なのかどうか念のためエマさんに確認してみると、どうやらそれは本当のことみたいだったの。


 その上更にエマさんは続けて、エレナちゃんは今回のお泊まり会が楽しみすぎるあまり、今日までずっと踊り続けていたことも明かしてくれたの。


「えっ、そうなんですか!?」


「えぇ、そうよ♪ エレナちゃんはそのことを喜びの舞とかだと言って今日までずっと毎日のように踊り続けていたし、あとお泊まり会の時に着る私服をどれにしようか迷いながらもとっても楽しんでいたぐらいだしね♪」


「へぇ~♪」


「もぅ~、エマさん! それ以上話すのはやめて! すっごく恥ずかしいんだから!」


 それからエマさんは続けて、エレナちゃんが今回のお泊まり会が楽しみすぎるあまり、私服をどれにしようか迷いながらとっても楽しんでいたことも話してくれたの♪ それに対してエレナちゃんはそのことを話されてとても恥ずかしかったのか、これ以上話すのはやめてほしいと顔を赤くしながらエマさんに怒っていたの。


 そういえば今日のエレナちゃんが着ている私服、確かにとっても可愛いわね♪ それぐらい気合いを入れていたってことかな♪


「えぇ~、別にいいじゃない♪ あっ、それから今回のお泊まり会のために髪を――」


「わぁ~!! そのことは本当に言わないで!!」


「あはは……」


 エレナちゃんがかなり焦ってる……。一体何があったんだろう……? すっごく気になるけど、本人はそのことを言われるのがとても恥ずかしいみたいだから、聞くのはやめておいた方がいいかもね……。まあでも、エレナちゃんがそれぐらい今回のお泊まり会を楽しみにしていることが分かったから、私はそれだけでもとっても嬉しいよ♪


 エレナちゃんはこれ以上話すのはやめてほしいと顔を赤くしながらエマさんに怒るも、エマさんは続けて何かを言おうとしてきたので、それに対してエレナちゃんは顔を更に真っ赤にしながら、そのことは言わないでほしいとエマさんに必死に懇願していたの。


 よっぽどそのことを言われるのが恥ずかしいみたいだね……。



「エレナちゃん、こんにちは♪ また会えて嬉しいわ♪ それと今回のお泊まり会なんだけど、実はアリアもとっても楽しみにしていたのよ♪」


「えっ、そうなんですか!?」


「そうだぞ! 何たってアリアも今日までずっとルンルン気分だったからな!」


「エヘヘ~……、実はそうなの……」


「そうだったんだ♪ アリアちゃんも今回のお泊まり会すっごく楽しみにしていたんだね♪ 何だかとっても嬉しいかも♪」


 そして今度は私のパパとママが私も今回のお泊まり会をとっても楽しみにしていたことを話し、それを聞いたエレナちゃんは何だかとっても嬉しそうだったの♪



「ふぅ~……、それじゃ改めまして――」


「「「「「「エレナちゃん、エマ(さん)、ようこそ我が家へ☆!」」」」」」


「今回のお泊まり会、とっても楽しもうね♪」


「うん、そうだね♪ とっても楽しまなくちゃね♪」


「うんうん♪ 今回のお泊まり会、絶対に楽しむからね♪」


 そして私たちは改めてエレナちゃんとエマさんを歓迎し、こうして私の家での1泊2日のお泊まり会がスタートしたの♪

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