今度は私の家でお泊まり会♪
「エレナちゃんとエマさん、そろそろ来る頃かな?」
「そうですね♪ 多分そろそろ来る頃だと思いますよ♪」
エレナちゃんと一緒に再び森の中の冒険に行ってからあれから更に1年が経過し、現在私は10才になっていたの。
転生してからもう10年経つんだね……。これで少しはまた大人になれたかな♪ この10年色々あったけど、エレナちゃんとも出会えたりして凄く楽しい日々だったよ♪ 私の願いを叶えてくれたミューナには本当に感謝しかないわね♪
現在、私は両親やメイさんたちと一緒に家の前でエレナちゃんとエマさんが来るのを今か今かと待ちわびていたの♪ その理由は私の提案により、今日から私の家で1泊2日のお泊まり会をすることになったからなの♪
前回はエレナちゃんの家でお泊まり会をしていたけど、今回は私の家でお泊まり会をすることになったんだよね♪ よ~し☆! 人生で2度目のお泊まり会、目一杯楽しまなくちゃね♪
「そうそう♪ メイの言う通り、きっと絶対にそろそろ来る頃だと思うよ♪」
「僕もそう思います。ここは気長に待っていましょう」
「そうだな! エレナちゃんとエマさんはいずれ来ると思うし、ここはしばらく気長に待っていた方がいいかもな!」
「えぇ、そうね♪ だからアリアもそれまでしばらくは楽しみに待っていましょう♪」
「パパ……、ママ……、それにメイさんたちも……。うん、分かった☆! それまでしばらく楽しみに待つことにするね♪」
エレナちゃんとエマさんが来るのを待っていると、両親とメイさんたちからそろそろ来る頃だと思うからそれまでしばらく楽しみに待っていようと言われたので、私もそれまでしばらく楽しみに待つことを決めたの♪
パカラ……、パカラ……。
「おっ♪ 噂をすればだね♪」
「おっ、来たか!」
パカラ……、パカラ……、ギッ……。
「あっ♪ 馬車がここで止まった♪」
「そうですね♪ 馬車がここで止まりましたね♪」
それからもしばらく待っていると、馬車がここにやって来て、そしてそのまま私たちの家の前で止まったの。
ガチャッ……。
「アリアちゃん☆!」
「あっ、エレナちゃん♪」
ギュッ♪
すると馬車から降りてきたのはやっぱりエレナちゃんで、エレナちゃんは馬車から降りるとすぐに私の所に抱き付いてきたので、それに対して私もしっかりと抱きしめ、お互い会えたことの喜びでそのままハグをしていたの♪
「お待たせアリアちゃん♪ お泊まり会とっても楽しみだね♪」
「うん、そうだね♪ それよりエレナちゃん、急に抱き付いてくるから私凄くビックリしちゃった♪」
「エヘヘ~、ごめんごめん♪ だってアリアちゃんと早く会いたかったから、その嬉しさでつい抱き付きたくなっちゃったんだもん♪」
「あはは……、なるほどね……。まあでも、私もエレナちゃんと早く会いたかったから、こうして会えることが出来てすっごく嬉しいよ♪」
そして私とエレナちゃんはハグをすると、こうして会えることが出来てとても嬉しかったことをお互い話していたの♪




