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あの時の答えを決めた私

お別れの挨拶を終えてから続きの話になります。

「ねぇねぇ、アリアちゃん。お泊まり会とっても楽しかったね♪」


「うんうん♪ とっても楽しかった♪」


「今度はアリアちゃんの家でお泊まり会をしようね♪」


「うん♪ いいよ♪ 今度は私の家でお泊まり会をしよう♪」


 馬車が出発しその移動中、私とエレナちゃんはお泊まり会がとっても楽しかったことを話し、今度は私の家でお泊まり会することを約束したの♪


 今度は私の家でお泊まり会か♪ 何だかすっごくとっても楽しみ♪


「ふふっ♪ 何か良いよね♪ こういうの♪」


「そうですね♪ アリアちゃんとエレナちゃんがこうして仲良く楽しそうに話しているのを見ると、何だかとっても癒されますね♪」


「うん♪ そうだね♪ とっても癒されるね♪」


 馬車の移動中、メイさんとエマさんは私とエレナちゃんが仲良く楽しそうに話しているのを見て、何だかとっても癒されているみたいなの♪


 メイさんとエマさんがそう思ってくれて、何だかとっても嬉しい♪ 私もエレナちゃんと一緒に話せて、とっても嬉しいんだよね♪


「ねぇねぇ、アリアちゃん。またいつか、一緒にどこかへ冒険しようね♪」


「うん♪ いいよ♪ また一緒に冒険しよう♪」


 やっぱりこれからも、エレナちゃんとこうして一緒に話したり、過ごしたりしたいな……。今もこうしてそう思ってるってことは……、うん……。やっぱそうだよね……。


 エレナちゃんと楽しくお話していると、そこで私はふと、エレナちゃんとこれからも一緒に過ごしたいなと改めて思っていたの。


 この気持ちが続いているということは、どうやら私にとっての()()()の答えもそういうことになるよね……。


「どうしたの? アリアちゃん」


「ううん! 何でもないよ!」


「そう? ならいいけど」


「あはは……」


 私の答えが決まった以上……、もうエレナちゃんに話すしかないよね……!


 そして私は、エレナちゃんにあの時の答えを話すことにしたの。


 あの時の答えが決まった今、あとは覚悟を決めて前を向いて先に進むしかないよね……!


「ねぇ、エレナちゃん……」


「ん? なぁ~に?」


「その……」


 うぅ~……、言わなきゃ! 覚悟を決めた以上、今絶対にここで言わないと! とりあえず、まずは気持ちを落ち着けて、深呼吸をしないとね! スゥ~……、ハァ~……。フゥ~……、何とか気持ちは落ち着けたみたいね……。さああとは、エレナちゃんにあの時の答えを言うだけだね!


「私もレイゼルート学院に入ることを決めたの♪」


「えっ……?」


 やった! ちょっと緊張したけど、何とかあの時の答えを言えた♪


 私はあの時の答えをエレナちゃんに話したの。そう。私が言うあの時の答えとは、レイゼルート学院に入るか入らないかの話だったの。


 私はあの時すぐに答えを出すことが出来ず保留していたけど、今でもエレナちゃんとこれからも一緒に過ごしたいという気持ちがあることに気付いたの。そこで私はようやくあの時の答えが決まり、エレナちゃんとこれからも一緒に過ごすため、レイゼルート学院に入ることを決めたの。


 他の理由として、剣や魔法などの勉強が出来るというのもあるけど、やっぱり一番の理由は、これからもエレナちゃんと一緒に楽しく過ごしたいことなんだよね♪


「嘘!? 本当に!? アリアちゃん、レイゼルート学院に入ることを決めたの!?」


 すると、エレナちゃんは私もレイゼルート学院に入ることを決めたことに驚き、それが本当なのかどうか私に聞き返していたの。あと、そのことに驚いていたのはエレナちゃんだけじゃなく、メイさんとエマさんも私の言ったことに驚いていたの。


 まあ、そりゃ驚くのも無理はないわね……。


「うん♪ 本当だよ♪ 私もエレナちゃんと一緒にレイゼルート学院に入ろうと思ったの♪」


 エレナちゃんに本当かどうか聞かれた私は、本当だということをエレナちゃんに話したの。


「そうなんだ♪ 良かった♪ 何だかとっても嬉しい♪ でもどうして、アリアちゃんはレイゼルート学院に入ることを決めたの?」


「そうですね。それは確かに、私も気になりますね」


「うんうん! 私もとっても気になる!」


「あはは……、それはね……」


 まあ、やっぱり気になるよね……。


 私が本当にレイゼルート学院に入ろうと思うことを話すと、エレナちゃんたちは嬉しくなるも、それがどうしてなのか気になり、再び私に聞き返していたの。


「剣や魔法とかを勉強してみたいのもあるんだけど、一番の理由はエレナちゃんとこれからも一緒に過ごしたいなと思ったからなの♪」


「えっ!? それ本当!?」


「うん♪ 本当だよ♪ エレナちゃんと一緒にいると、何だかとっても楽しくて、凄く幸せな気持ちになるの♪ だからこれからも、エレナちゃんと一緒に過ごしたいなと思って、レイゼルート学院に入ることを決めたんだ♪」


「そうだったんだ……♪ うぅ~、アリアちゃん……。アリアちゃ~ん☆!」


「わっ!? ちょっとエレナちゃん!?」


 私が理由を話すと、エレナちゃんはとっても嬉しかったのか涙を流しながらいきなり私に抱きつき、私は突然のことに驚いていたの。


「うぅ~……、私、とっても……嬉しいよ……♪ アリアちゃんがこれからも私と一緒に過ごしたいと言ってくれて……♪」


「エレナちゃん……」


「そうですね♪ 私もアリアちゃんがエレナちゃんとこれからも一緒に過ごしたいという理由でレイゼルート学院に入ることを決めてくれたのは、とっても嬉しいですね♪」


「うんうん♪ アリアちゃんがそう思ってくれて、私もとっても嬉しいよ♪」


「メイさん……、それにエマさんも……」


 エレナちゃんは私に抱きつきながら、これからも一緒に過ごしたいと言ってくれたことにとても嬉しかったことを話し、メイさんもエマさんもそのことにとても嬉しそうだったの♪


 そっか♪ エレナちゃんたちは私がその思いでレイゼルート学院に入ることを決めてくれたことに、とっても嬉しかったんだね♪


「みんな、そう言ってくれてありがとう♪ 何だか私もとっても嬉しいよ♪ ねぇ、エレナちゃん」


「うん? なぁ~に?」


「これからもよろしくね♪」


「うん☆! こちらこそ♪ これからもよろしくね♪」


 そして最後に、私とエレナちゃんはこれからも一緒に過ごすことを約束したの♪


 その後は私の家に着くまでみんなで楽しくお話をしたりしてとっても楽しんだの♪


 そして私の家に着くと、私とメイさんはエレナちゃんとエマさんに別れを告げ、馬車から降りて自分の家へと帰り、エレナちゃんとエマさんは馬車で再び自分の家へと向かい、こうしてエレナちゃんの家での2泊3日のお泊まり会は終了し、とっても楽しく過ごすことが出来たの♪


 剣の練習も出来たりして、人生初のお泊まり会はとっても楽しかったね♪ これからもお泊まり会が出来たらいいな♪

エレナちゃんの家でのお泊まり会の話は今回で終了です。

全部で15話にも及ぶシリーズでしたが、いかがだったでしょうか?

もし楽しんでいただけたなら、とても嬉しい限りです♪


それと第2章は今回の話で終了となります。次からは第3章の始まりになります。お楽しみに♪

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