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お別れの挨拶

こちらのお話は2つに分けています。

「今日までの3日間、本当にありがとうございました♪」


「いえいえ♪ エレナもアリアちゃんもお泊まり会を楽しんだみたいだから、私たちはそれだけでとっても満足よ♪」


 花冠を作り終えた後、私たちは時間までしばらくくつろぎ、時間になると、私とメイさんは帰る準備をし、その後みんなで玄関前に集まった後、私とメイさんはみんなに別れの挨拶をしていたの。


 お泊まり会もこれで終了ね……。終わってしまうと、やっぱり寂しいものね……。またいつか、お泊まり会が出来たらいいな……。


「うっ……、うっ……。お泊まり会がもう終わってしまうなんて……。アリアちゃんが帰ったら、エレナが寂しくならないかパパは凄く心配だ……」


「もぅ~……、あなたったら~……。そうやってまたすぐに泣くんだから~……」


「「あはは……」」


 お泊まり会が終わり、私とメイさんが別れの挨拶をしていると、エレナちゃんのパパは私が帰って、エレナちゃんが寂しくならないか凄く心配しとても泣いてしまって、それを見た私とメイさんは苦笑いを浮かべていたの。


 エレナちゃんのパパって、本当にエレナちゃんのことがとっても大好きだよね……。


「もぅ~! パパったらそんなことで泣かないの! 私は別に大丈夫だよ! それに、アリアちゃんとはこれからも会えるから、そんな心配しなくても大丈夫なの!」


「そっ……、そっか……。そうだな……。エレナはこれからもアリアちゃんと会えるよな……。うぅ~……、エレナがここまで逞しくなるなんて、パパはとっても嬉しいよ~……!」


「ちょっとパパったらもぅ~……。またそうやってすぐに泣いちゃうんだから~……」


「ハァ~……、またすぐ泣くんだから~……」


 あはは……。


 エレナちゃんのパパが泣いてると、エレナちゃんは少し呆れつつも、そういう心配しなくても大丈夫だとエレナちゃんのパパに話したの。


 すると、それを聞いたエレナちゃんのパパは、エレナちゃんがここまで逞しくなったことに感激し、再び泣いてしまったの。


 改めて、エレナちゃんのパパの親バカの凄さが分かるわね……。


「アリアちゃん、それにメイさんも。3日間お越しいただき、本当にありがとうございます♪ エレナお嬢様も楽しく過ごされていましたし、それに私たちもお泊まり会とっても楽しかったですよ♪」


「いえいえ、こちらこそ本当にありがとうございます♪ リンさんたちのおかげで、アリアちゃんも私も今日までの3日間、快適に楽しく過ごすことが出来ました♪」


 次にリンさんが別れの挨拶をし、私とメイさんに感謝を述べ、メイさんもリンさんに感謝を述べていたの。


 リンさんたちもお泊まり会を楽しんでくれて、私はとっても嬉しいよ♪


「アリア様、メイさん。今日でお別れですね。私もお泊まり会とても楽しかったので、2人と別れるのは寂しい限りです。もしよろしければ、またいつか、エレナお嬢様の家に再び遊びに来て下さい。エレナお嬢様もきっと喜びますよ。そしてアリア様、良かったらまた剣の練習にも参加して下さいね。エレナお嬢様も僕も大歓迎です」


「うん♪ ジェフリーさんありがとう♪ またいつか、剣の練習にも参加するね♪」


 続いてジェフリーさんが別れの挨拶をし、また剣の練習に参加してほしいと私に伝え、私はまた剣の練習に参加することをジェフリーさんと約束したの♪


 ジェフリーさんがこう言ってくれているんだから、また剣の練習にも参加しないとね♪


 その後、他のメイドさんや執事たちも私とメイさんに別れの挨拶をし、寂しくなることやお泊まり会が楽しかったこと、そして感謝していることをそれぞれ話してくれたの♪


 みんなにもとっても楽しい思い出が出来て、私はとっても嬉しいよ♪


「それじゃ、アリアちゃん。それにメイも。そろそろ行こっか♪」


「アリアちゃん、早く早く~♪ 一緒に乗ろう♪」


「そうですね♪ それではアリアちゃん。そろそろ馬車に乗ることにしましょう♪」


「うん♪ そうだね♪ そろそろ馬車に乗らなくちゃ♪」


 別れの挨拶が終わると、私とメイさんはエレナちゃんとエマさんと一緒に馬車に乗ったの。


 もうそろそろ、自分の家へと帰る時が来たんだね……。


「それでは、出発お願いします♪」


「はい♪ かしこまりました♪」


 私たちが馬車に乗ると、エマさんは御者さんに出発するようお願いし、御者さんもそれを引き受け、馬車を動かし始めたの。


「それじゃ、行って来るね♪」


「パパ、ママ、みんな。行って来ます♪」


「みんな、じゃあね♪ またいつか、エレナちゃんの家に遊びに来るね♪」


「みなさん、本当にありがとうございます♪ 私もお泊まり会とても楽しかったですよ♪」


「「「ありがとうございます♪ お気を付けて~♪」」」


 馬車が動き始めると、私たちはそれぞれ思い思いを口にし、エレナちゃんとエマさんは私とメイさんを送るため、私の家に行くことをみんなに伝え、私とメイさんはみんなに改めて、再び別れの挨拶をしていたの。


 こうして、私たちが乗った馬車は私の家へと向かうため、出発していったの。


 エレナちゃんの家での2泊3日のお泊まり会も終わり、後は自分の家に帰るだけだね♪

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