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エレナちゃんの両親の親バカぶり

こちらも編集して、話を2つに分けています。

「う~ん☆! このハンバーグとっても美味しい~♪」


「うんうん♪ オムライスもすっごく美味しい♪」


「何度もアリアちゃんに料理を作ったことはあるけど、こうして美味しく食べてくれると、やっぱりとっても嬉しいですね♪」


「うんうん♪ それ分かるかも♪ 私もエレナちゃんがこうしていつものように美味しく食べてくれるの、やっぱりすっごく嬉しくなっちゃうんだよね♪」


 エレナちゃんの家でお泊まり会が始まり、私たちはゆったりとティータイムを満喫した後、しばらくくつろいだり、みんなで一緒にエレナちゃんの家の中を探検したりしてとっても楽しんでいたの♪


 そして現在私たちはダイニングルームの食卓にて、仕事から帰って来たエレナちゃんのパパとママと一緒に晩御飯を食べていたの♪


 ちなみに、エレナちゃんのパパとママの晩御飯はリンさんたちが作っていて、私の晩御飯はメイさんが、そしてエレナちゃんの晩御飯はエマさんがそれぞれ作ってくれたの♪


 私とエレナちゃんの場合、それぞれ食べたいものを希望し、それをメイさんとエマさんが作ってくれたの♪ こうして、私の晩御飯はハンバーグになり、エレナちゃんの晩御飯はオムライスになったという訳なの♪


 今日の晩御飯は、メイさんとエマさんが私とエレナちゃんのためにそれぞれ作ってくれたんだよね♪ 本当にありがとう♪ とっても嬉しいよ♪ 明日の晩御飯は2人で一緒に作ることになってるんだよね♪ 何だかとっても楽しみ♪


「うっ……、うっ……。エレナがこうして、お友達のアリアちゃんを連れて、一緒にお泊まり会していることにパパはとっても嬉しく、感激だよ~……」


 私たちは晩御飯を楽しんでいると、エレナちゃんのパパは自分の娘であるエレナちゃんが私を連れて一緒にお泊まり会していることに感動し、とても泣いていたの。


 エレナちゃんのパパの名前はライアン・アストリーネ。ライアンさんは少し涙脆いところがあって、娘であるエレナちゃんのことになると、それが更に際立ってしまうの。


 でもそれぐらい、エレナちゃんのことを可愛がっているんだよね♪


 そんなエレナちゃんのパパの職業は商人で、アストリーネ商店を開いているみたいなの。実はこのアストリーネ商店はとても大きな商店で、毎日が大盛況するぐらいとても大人気な商店なの。


 このことを初めて知ったときはとても驚いたんだよね……。それに、お城みたいな家に住んでいるぐらいだから、その人気ぶりがかなり分かるわね……。


 ちなみに、アストリーネ商店はゼルスティアンという街にあるよ♪ ロルゲーデ街からだと結構遠い方になるかな♪


「もぅ~、あなたったら~。すぐ涙脆くなるんだから~。ごめんね、アリアちゃん。それにメイさんも。うちのダーリンは、このようにエレナのことになるとすぐ泣いてしまう人なの」


 それに対し、エレナちゃんのママはそのことを私とメイさんに謝っていたの。


 エレナちゃんのママの名前はセレス・アストリーネ。セレスさんもライアンさんと同じく娘であるエレナちゃんのことが大好きで、とっても可愛がっているの♪ あと、セレスさんは夫であるライアンさんのことも大好きで、2人はとってもラブラブなの♪


 普段はライアンさんのことをあなたと呼ぶんだけど、他の人にライアンさんのことを言うときや2人きりの時には、ダーリンと呼んでいるぐらいだしね♪


 そんなエレナちゃんのママの職業は商人をしているエレナちゃんのパパの秘書で、夫であるライアンさんを支え、財政管理とかを任されているみたいなの♪


 アストリーネ商店がここまで人気なのは、秘書をしているエレナちゃんのママのおかげでもあるんだよね♪ まあでも、こうして夫婦で二人三脚で仕事しているのは何だかとっても素敵だよね♪


「あはは……。私たちは全然大丈夫ですよ。ねっ♪ メイさん♪」


「そうですね♪ アリアちゃんの言う通り、私たちは全然大丈夫ですよ♪」


 そしてその光景を見ていた私とメイさんは苦笑いを浮かべながらも、そのことを全然気にしていないことをエレナちゃんのママに伝えたの。


 まあ、エレナちゃんのパパが涙脆いことは既に知っていたから、そのことにはもう慣れっこなんだけどね……。


「そう? なら良かった♪ でも、それもそっか♪ アリアちゃんもメイさんもダーリンのこの姿はもう何回も見てるから、既に大丈夫なんだよね♪」


「この姿とは何だ! この姿とは! こうなるのは仕方ないだろ。娘を心配するのは、親として当たり前のことなんだから」


「まあ、そうね♪ それにママもエレナがこうして、お友達のアリアちゃんを連れて、お泊まり会を開いているのは何だかとっても嬉しいしね♪」


「だろ?」


「うん☆! パパもママもそう言ってくれて、本当にありがとう♪ 私、すっごく嬉しいよ♪」


「本当か!? うっ……、うっ……。エレナがそう言ってくれて、パパはとっても嬉しいよ~……」


「もぅ~、あなたったらまた~。ママもエレナがそう言ってくれて、とっても嬉しいよ♪」


 あはは……。完全な親バカだね、これは……。


 私はエレナちゃんのパパとママが娘のエレナちゃんを溺愛している姿を見て、完全な親バカだなぁと思ったの。


 と言っても、私のパパとママもそれなりに親バカだと思うから、まあどっこいどっこいだね……。あはは……。

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