みんなで優雅にティータイム♪
少し編集しました。
この話を2つに分けています。
「「いっただきま~す☆!」」
「いっぱい食べてね♪」
「「は~い☆!」」
「エマ、私たちも食べましょ♪」
「そうね♪ 私たちも食べよっか♪」
今日からエレナちゃんの家で2泊3日のお泊まり会が始まり、エレナちゃんの部屋に入った私たちは荷物などを整理した後、メイさんとエマさんがお菓子と紅茶を用意してくれて、みんなで一緒にティータイムをしていたの♪
異世界に転生してからというもの、まさかこうして優雅にティータイムが出来るなんて思わなかったから、最初はかなりとても衝撃を受けたけど、今となっては一緒にティータイムをするのがとっても楽しいんだよね♪
「ハァ~♪ 気持ちも落ち着いて、何だかとっても癒やされる~♪」
「うん♪ そうだね♪ ティータイムをしていると、不思議なことになぜか気持ちが落ち着いて、とっても癒されちゃうんだよね♪」
「そうそう♪ ティータイムをすると、なぜか不思議とそうなっちゃうんだよね♪」
私とエレナちゃんはティータイムをしていると、不思議と気持ちが落ち着いてとっても癒やされていることを話していたの♪
多分きっと、こうして優雅にお菓子や紅茶を頂いていることに幸せを感じて、気持ちが安らいでいるからなんだよね♪
「う~ん☆! エレナちゃん、このお菓子とっても美味しいね♪」
「うん♪ このお菓子とっても美味しい♪」
「確かにとっても美味しいですね♪」
「うんうん♪ 私、このお菓子とっても大好きかも♪」
そういえば、エマさんはエレナちゃんの専属メイドなんだよね。さっきもエレナちゃんの荷物を全て整理していたし、エレナちゃんの髪や身だしなみを整えたり、おめかしとかするのも全てエマさん1人でこなしているんだよね。エレナちゃんのメイドを1人で全てこなしているなんて、エマさんはやっぱりとっても凄いかも♪
みんなでお菓子がとっても美味しいことを話していると、私はそこでふと、エマさんがエレナちゃんの専属メイドをしていることに改めてとっても凄いなと思っていたの。
なんでも、エレナちゃんがまだ生まれて間もない時、エレナちゃんが突然大泣きして、エレナちゃんのパパとママとメイドと執事のみんなはエレナちゃんを泣き止ますため、あれこれと試していたの。だけど、エレナちゃんは中々泣き止まず、みんなはどうすればいいのか分からなくなってしまったの。
みんながどうすれば分からなくなっていると、そこでまだ当時見習いメイドだったエマさんがエレナちゃんを泣き止まそうとしたの。すると、エレナちゃんは泣き止み、それどころか笑顔まで見せていたみたいなの。今のを一部始終見ていたみんなはその光景にとてもびっくりしていたの。
そして、それからもエマさんはエレナちゃんを泣き止ませたりして、その影響からか、やがて2人で一緒にいる時間も長くなり、いつしかエレナちゃんはエマさんに懐くようになったみたいなの♪ それがきっかけで、エマさんはエレナちゃんの専属メイドを任されるようになり、今に至っているみたいなの♪
まだ赤ちゃんだったエレナちゃんを一瞬で泣き止まし、笑顔にさせるなんて、考えてみると、やっぱりエマさんはとても凄い人なんだよね。そして今のエレナちゃんとエマさんはとても良い信頼関係が結ばれているんだよね♪
「ふふっ♪」
「どうしたの? アリアちゃん」
「ううん! 何でもないよ♪」
ハァ~……、やっちゃったよ~……。エマさんのことを考えていたら、そのままエレナちゃんとエマさんの2人を見ちゃって、その素晴らしい関係性についニヤけてしまってたよ~……。うぅ~……、何だか恥ずかしい……。
私はエマさんのことを考えていると、その影響でエレナちゃんとエマさんの2人を見て、2人の素晴らしい関係性についニヤけてしまい、それをエレナちゃんに見られ、私は恥ずかしくなり、咄嗟にエレナちゃんをごまかしたの。
別にごまかす必要はなかったんだけど、何だか恥ずかしかったから、ついエレナちゃんをごまかしてしまったんだよね……。まあ、このことは私だけの秘密にしておこうっと……。
「そう? ならいいけど。あっ♪ そういえばアリアちゃんはレイゼルート学院って知ってる?」
「えっ……? ううん、知らないけど……」
するとここで、エレナちゃんは私にレイゼルート学院を知っているかと聞き、私は知らないと答えたの。
レイゼルート学院って、一体何なんだろう……? 名前からして多分学校ではあると思うんだけど……。




