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エレナちゃんの家でお泊まり会♪

「アリアちゃん、そろそろ着くよ♪」


「うん♪ そうだね♪ エレナちゃん、教えてくれてありがとう♪」


 エレナちゃんたちと一緒に森の中を冒険してから、あれから更に2年が経過し、現在私は8才になっていたの。


 ふぅ~……。幼さはまだ残りつつも、あれからほんのちょっとだけ大人びるようになれたから、これで幼い喋り方や仕草を少しでも演技しなくてもいいと考えると、ちょっぴり寂しさはあるけど、少しだけ楽になったかもしれないね♪


 現在、私とエレナちゃんはメイドのメイさんとエマさんと一緒に馬車に乗っていて、エレナちゃんの家に向かっていたの♪ その理由はエレナちゃんの提案により、今日からエレナちゃんの家で2泊3日のお泊まり会をすることになったからなの♪


 お友達と一緒にお泊まり会をするのは私にとって前世も含めて、人生初めてのことだからとっても楽しみなんだよね♪


「エレナちゃん、今日から3日間お泊まり会を開いてくれてありがとう♪ 私とっても楽しみだよ♪」


「ありがとう♪ アリアちゃん♪ 私もアリアちゃんとお泊まりするのとっても楽しみだよ♪」


 とまあこんな感じで、私とエレナちゃんは馬車に乗りながら、お泊まり会がとっても楽しみだということを話していたの♪


「みんな、着いたよ♪」


「わ~い☆! 着いた着いた~♪」


「そうですね♪ 無事にエレナちゃんの家に到着しましたね♪」


 私たちが馬車の中で楽しく過ごしていると、エレナちゃんの家に到着し、私はエレナちゃんの家に到着したことにとっても喜んでいたの♪


 いよいよ、エレナちゃんの家でのお泊まり会がスタートするね♪


「うわぁ~☆! エレナちゃんの家って、やっぱりとっても凄いね♪」


「ふふっ♪ そうですね♪ エレナちゃんの家はまるでお城のようで、とても豪華な感じがしますね♪」


 エレナちゃんの家に到着し、私たちは馬車から降りたの。そして、私とメイさんはエレナちゃんの家を改めて見て、まるでお城みたいな見た目とその豪華さも相まって、かなり圧倒されていたの。


 エレナちゃんの家には何回か遊びに行ったことがあるから、一応その凄さは知っているんだけど、こうして毎回見る度にその凄さについつい圧倒されちゃうんだよね……。


「それじゃ、アリアちゃん。一緒に入ろう♪」


「うん☆! 入ろ入ろう~♪」


「エマさん、今日から3日間よろしくお願いします♪ アリアちゃんもエレナちゃんの家でお泊まり会することにとっても楽しみにしているの♪」


「エマでいいよ♪ エレナちゃんもアリアちゃんと一緒にお泊まりすることをとっても楽しみにしているよ♪ メイ、お互い一緒に頑張ろうね♪」


「はい♪ お互い一緒に頑張りましょう♪」


 そして、私たちはエレナちゃんの家に入り、こうしてエレナちゃんの家での2泊3日のお泊まり会がスタートしたの♪



「お邪魔しま~す♪」


「お邪魔します♪」


「アリアちゃんにメイさん、こんにちは♪ 今日から3日間ぜひお泊まり会を楽しんで下さいね♪」


「は~い☆! ありがとう♪ メイさん、お泊まり会何だかとってもワクワクするね♪」


「そうですね♪ とってもワクワクします♪」


 私たちはエレナちゃんの家に入ると、エレナちゃんの家のメイドの1人であるリンさんが出迎えてくれたの♪


 この人の名前はリン・ラーザネル。エレナちゃんの家のメイドさんの1人なの。そして、リンさんがエレナちゃんの家のメイドの中で一番頼りにされていて、リーダー的な存在なの♪


 リンさんは家事とかを全てかなり早くこなすことが出来て、とっても凄いんだよね♪


「リンさん、ただいま~♪」


「ただいま戻りました~♪」


「エレナお嬢様、エマさん、お帰りなさいませ♪ 今日からいよいよお泊まり会の始まりですね♪ お父様もお母様もエレナお嬢様がお友達のアリアちゃんと一緒にお泊まり会をすることをとっても楽しみにしていましたよ♪」


「本当に!? わ~い☆! やった~♪」


「良かったね♪ エレナちゃん♪」


「うん☆!」


 リンさん曰く、どうやらエレナちゃんのパパとママも私とエレナちゃんのお泊まり会を楽しみにしているみたいで、それを聞いたエレナちゃんは何だかとても嬉しそうだったの♪


「それでは、エレナお嬢様もアリアちゃんもぜひお泊まり会をゆっくり楽しんで下さいね♪」


「「は~い☆!」」


 リンさんはそう言い残すと、後はエマさんに全てを託し、その場から去り、引き続きメイドの仕事を再開したの。



「それにしても……、エレナちゃんの家って、中もやっぱりとっても凄いね……」


「むぅ~! もう何回も私の家に遊びに来てるんだから、アリアちゃんもいい加減慣れてよね!」


「あはは……。ごめんねエレナちゃん。ただどうしても、エレナちゃんの家のその豪華さに毎回圧倒されちゃうから、何回来ても慣れないんだよね……」


 私はエレナちゃんの家を見て、中もやっぱりとっても凄いことを話すと、それを聞いたエレナちゃんは、私が何回も遊びに来てるのにまだそれに慣れていないことを怒っていたの。


 まあ、エレナちゃんが怒る気持ちも分かるんだけどね……。だけど、前世ではこんな家に一度も来たことがなかったから、まさか自分がこんな凄い家に来れたことについつい衝撃を受けちゃうんだよね……。恐るべし異世界……。


「もうそういうこと言わない! 今後も私の家に遊びに来てほしいから、そういうことは絶対に慣れてよね!」


「エレナちゃん……。うん♪ 分かった♪ 私これから、エレナちゃんの家を見ても絶対に圧倒されないようにするし、これからそういうことに慣れるように頑張るね♪」


「うん♪ それでよし♪ アリアちゃん、絶対に頑張ってね♪」


「ふふっ♪ 何だかとても微笑ましい光景ですね♪」


「うん♪ そうね♪ 見ててこっちがとっても癒されちゃうね♪」


 私はエレナちゃんの願いを聞き入れることにし、エレナちゃんの家を見ても絶対に圧倒されないように頑張って慣れることにしたの♪


 もしかしたら、エレナちゃんはきっと自分のことをあまり特別扱いしてほしくないのかもしれないわね……。1人の友達として、ただ普通に接してほしいだけなのかもしれないわね……。ごめんね……、エレナちゃん……。エレナちゃんのその気持ちすっごく分かるよ……。だからこれからは絶対に気を付けるようにするね♪


「あっ♪ エレナちゃんの部屋に着いたよ♪」


「わ~い☆! エレナちゃんの部屋に着いた着いた~♪」


「それじゃ早速、アリアちゃん一緒に遊ぼう♪」


「うん☆! いいよ♪ 一緒に遊ぼう♪」


 私たちは、私とエレナちゃんが使う部屋であるエレナちゃんの部屋に到着すると、そのままゆっくりとくつろいでいたの♪


 ちなみに、メイさんとエマさんが使う部屋はエマさんの部屋だよ♪



 こうして、私とエレナちゃんの2泊3日のお泊まり会はとても明るく楽しい感じでスタートしたの♪


 一体どんなお泊まり会になるんだろう……? 何だかすっごくとっても楽しみ♪

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