アイドル並みの人気ぶり♪
「ぅあ〜♪ ぅあ〜♪」
モグモグ……。
「キャ〜☆! アリアが自分で料理を食べられるようになるなんてとっても偉いわ♪ ママとても感動しちゃった♪」
「あぁ……、だな……! くぅ~……、アリアが益々逞しくなっていることにパパはとっても嬉しいぜ……!」
それからしばらくして、気付けば時間はあっという間に夜になり、現在はみんなで一緒に夕食を食べていたの♪
前から思ってたけど、両親の感情表現が相変わらずあまりにもオーバーすぎるわね……。でも嬉しいから別にいいや♪
「アリアちゃんが更に成長されて本当にとても嬉しい限りです♪ これからもアリアちゃんの成長を見守っていきたいですね♪」
「うんうん☆! あとアリアちゃんの食べてる姿とっても可愛いよね♪ 見てて凄く癒やされる☆!」
「そうですね。それと心もとても温かい気持ちになります。自分で料理を食べられるようになったのも凄く立派ですし、その上可愛い姿を披露されるアリアちゃんはある意味とても最強ですね」
「うんうん♪ 確かにそうだね♪ アレンくん、良いこと言うね♪」
「いえ、それほどでも」
って、こっちもかい! まあでも、こうしてメイさんたちから褒められるのも私としては凄く嬉しいから別に良いんだけどね♪ エヘッ♪
そして2才になった私は自分で料理を食べられるようになり、それを見ていた両親やメイさんたちから再びとても感動されていたの♪
今の両親やメイさんたちの様子を見ていると、私ってこの家のアイドル的存在になっているよね……。いくらなんでも凄まじい人気ぶりだと思うんだけど……。
でも、それもそっか♪ よく考えてみたら家族の中で子供は私1人だけになるから、私がこの家のアイドル的存在になるのはある意味自然の流れかも♪ 要するに目を入れても痛くないってことだよね♪ 家族補正、恐るべしです☆!
それに私自身、この状況にびっくりはしつつもみんなからこうして可愛がられるのはとても嬉しいし凄く幸せな気持ちでいっぱいです♪ みんなのこと、とっても大好きだよ♪ ニヒッ♪
「ぅあ〜……」
そういえば私って……、もうちゃんと言葉を喋れるようになったのかな……? う〜ん……、どうなんだろう……? あっ、そうだ☆! せっかくだから喋ることに挑戦してみ〜ようっと♪ そうすれば必ず答えが分かるしね♪
引き続きご飯を食べてるその最中、ちゃんと言葉を喋れるようになったのかふとそんなことを考えていた私は、せっかくなので喋ることに挑戦してみることにしたの♪
まずは何事にもトライしてみなくちゃね♪




