ドキドキクラス発表♪
「そういえばクラス表って、確かロビーの前で掲示されているんだよね?」
「どうやらそうみたいね♪ さっき入学式の案内看板見てきたから大丈夫よ♪ それよりも、私たちがどこのクラスになるのかとっても楽しみだね♪」
「うんうん☆! 出来たらみんな一緒のクラスがいいな♪」
「そうだね♪」
ふむふむ……、なるほどね……。どうやらクラス発表は前世の時とあまり変わらないみたいね。
寮室から出た私たちはその後、食堂で朝食を済ませたりして現在クラス表が貼られているロビーの方へ向かっていたの。
確かにリラの言う通り、みんなと一緒のクラスであったらとっても嬉しいよね♪
「ロビーにとうちゃ〜く☆!」
「無事に到着したわね♪」
「クラス表がどこにあるか探さなくちゃ☆!」
「うん♪ ここに来た目的はそれだしね♪」
それからしばらくして、ロビーに到着した私たちは早速クラス表が貼られている場所を探し始めたの。
「えっと〜……、あった♪ どうやらここみたいね♪」
「あっ、本当だ☆! ここにクラス表が貼られてる♪」
「いよいよ私たちがどこのクラスになるのか遂に分かるときが来たわね♪ うぅ〜……、何だかとても緊張してきた〜……」
「確かにちょっとドキドキしちゃうよね♪」
そしてあちこち探し回ると、ルーシーがクラス表が貼られている場所を見つけ、私たちはそれぞれどこのクラスになるのかドキドキしていたの。
それにしても……、まさかここまでクラス発表が楽しみになるなんて思いもよらなかったよね……。前世ではクラス発表の日であっても別に楽しみな気持ちはなかったけど、転生してこんなに気持ちが変わるなんて改めて人生って本当に分からないものだね……。でもきっと、それぐらい幸せな人生を過ごしているって証だよね♪ 私に第2の人生を与えてくれたミューナにはやっぱり感謝感激です♪
「それじゃ、自分の名前がどこのクラスにあるのかそれぞれ確認していこう♪」
「うん、そうだね♪」
「さんせ〜い☆!」
「どうなってるのかとっても楽しみだね♪」
クラス表が貼られている場所を見つけると、私たちは緊張した面持ちで自分の名前がそれぞれどこのクラスにあるのか探し始めたの。
「えっと〜……」
自分の名前を確認する前に、まずはクラスがどれぐらいあるのか確認しなくちゃね♪ クラスはA〜Hとアルファベット順に並んでいて、全部で8クラスになるわけね♪ 結構多いわね。そういえば前世も確かこれぐらいのクラス数だったから、そこはあまり変わらないという感じね。
私はまず最初にクラスの数を確認することにし、全部で8クラスあることが分かったの。
それじゃ、次はいよいよ私の名前がどこのクラスにあるのか見つけなくちゃね♪ ここはとりあえずAから順に探してみた方がいいわね♪ えっと〜、まずAは……。なるほど……、どうやらないみたいね。そして次にBは……。あっ、あったあった♪ どうやら私はBクラスになるみたいね♪
自分の名前がどこのクラスにあるのか確認していると、どうやら私はBクラスになるみたいだったの。
私がBクラスだということが分かったけど、みんなはどうだったのかな……? ちょっと聞いてみようっと♪
「ねぇ、みんなはどこのクラスだった? ちなみに私はBクラスだったよ♪」
「本当!? リラもBクラスだったよ☆!」
「私もBクラスだったよ♪」
「リラもルーシーもそうなの!? やった〜♪ エレナはどうだった?」
「私もみんなと同じBクラスだったよ♪」
「そうなんだ☆! ということはみんな一緒のクラスだね♪ やった〜、凄く嬉しい☆!」
「うんうん☆! 私も凄く嬉しい♪」
「はいは~い☆! リラもすっごく嬉しいよ☆!」
「私も凄く嬉しい気持ちだよ♪」
「「「「イェ~イ☆!」」」」
みんなのクラスはどこだったか聞いてみると、どうやらみんなも私と同じBクラスだったみたいで、私たちは一緒のクラスになれたことに凄く嬉しい気持ちになってそのままハイタッチをしていたの♪
「私たち、クラスでも一緒だね♪」
「そうね♪ 何だかとっても幸せ♪」
「もしかしたら運命的かも♪」
「うんうん♪ きっと絶対にそうだと思う♪」
みんなと一緒のクラスになれたことに、私たちはしばらくの間その喜びの余韻に浸っていたの♪
「それじゃ、改めて♪ エレナ、それにルーシーとリラも♪ クラスの方でもこれからよろしくね♪」
「うん、もちろん♪ これからもよろしくね♪」
「こちらこそよろしくね☆!」
「これからもよろしくね♪」
「みんなで一緒にとっても楽しいクラスにしようね♪」
「そうだね♪ アリアの意見に私賛成♪」
「うんうん、それとっても良いかも☆! リラも賛成☆!」
「私もアリアの意見に賛成ね♪」
それから私たちはクラスの方でも一緒になれたということで改めて挨拶をしたり、クラスとしてのちょっとした目標を立てたりしていたの♪
みんなと一緒のクラスになれて本当に良かった♪




