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幸せなお仕事

「あれ? でも今の話を聞く限りだと、ルーシーが妹でリラがお姉ちゃんていうことになるよね……?」


 するとここで、エレナはルーシーとリラの兄弟の話を聞いてあることに気付いたみたいなの。


「うん、そうだよ♪ リラお姉ちゃんだよ♪」


「エレナ、何かに気付いたの?」


「うん……。今までの2人のやり取りを見てると、ルーシーがお姉ちゃんでリラが妹みたいな感じだったんだけど、さっきの話を聞いて実際は逆だったから凄くびっくりしているの!」


「あっ、言われてみれば確かに!」


 今までのやり取りを見て、ルーシーがお姉ちゃんでリラが妹みたいだと感じていたエレナは、2人の兄弟の話を聞いて実際は逆だったことに凄く驚いたみたいで、それを聞いた私もそのことに納得し、続けて凄く驚いていたの。


 確かにエレナの言う通り、この事実は凄くびっくりしちゃうよね。


「むぅ~、それどういう意味よ!?」


「う~ん……、リラって私たちの中ではまるで妹キャラのように感じてしまうんだよね♪」


「なっ!?」


「そうそう♪ 何だか守ってあげたくなる可愛い妹みたいなイメージがあったから、実際はお姉ちゃんだと知って凄くびっくりしちゃったんだよね♪」


「もぅ〜、リラ本当にお姉ちゃんなんだよ!」


「でも2人の気持ちは確かに分かるわね♪ リラは私たちの中ではどうしても甘えん坊な末っ子キャラみたいに思えちゃうんだよね♪」


「「うんうん♪」」


「もぅ〜、ルーシーまで何言ってるのよ!? むぅ~!」


 エレナの発言にリラは頬を膨らませながら怒っていたけど、私たちはそれを見て改めて妹キャラに見えて何だかとっても可愛く感じていたの♪


 それにしてもお姉ちゃんキャラのルーシーが実は妹で、妹キャラのリラが実はお姉ちゃんだった事実に凄くびっくりしちゃった♪ 何だかとても不思議な逆転現象かも♪


 とはいえ、前世でも今でも兄弟がいない私にとってはちょっとだけ羨ましくは感じちゃうわね……。きっと兄弟がいたらもっと幸せだと思うもん♪ 現にルーシーもリラもお互い自分の兄弟の話をしている時すっごく楽しそうだしね♪



「そういえば、ルーシーとリラの両親ってそれぞれどんな仕事をしているの? ちょっと気になっちゃって♪」


「あっ、それ私も気になる♪」


 次にエレナはルーシーとリラの両親がそれぞれどんな仕事をしているのか2人に聞いたの。


「そっか、確かにまだ話してなかったね♪ それじゃまず私から話すことにするね♪ 私の両親は喫茶店を経営しているんだよ♪」


「「へぇ〜、そうなんだ♪」」


 まず先にルーシーから話すことになり、ルーシーの両親はどうやら喫茶店を経営しているみたいなの♪


「ちなみにルーシーのお姉ちゃんも一緒に喫茶店をやっているんだよ♪」


「えっ、そうなの!?」


「うん、そうだよ♪ リラの言う通り、実はお姉ちゃんも両親と一緒に喫茶店で働いているの♪ 中でもお姉ちゃんが作るパンケーキはとても絶品で、お店の看板メニューでもあるんだよ♪」


「そうなんだ、凄い凄い♪」


「ルーシーのお姉ちゃんとっても素敵です♪」


「そう言ってくれてありがとう♪ 良かったらいつかお姉ちゃんが作ったパンケーキぜひ食べに来てね♪ とっても美味しいから♪」


「「は~い☆!」」


 ルーシーの両親が経営している喫茶店にはどうやらルーシーのお姉ちゃんも一緒に働いているみたいなの。中でもルーシーのお姉ちゃんが作るパンケーキはとても絶品で凄く美味しいみたいで、お店の看板メニューにもなっちゃうぐらい1番の人気メニューらしく、私もエレナもルーシーのお姉ちゃんが作ったパンケーキをいつか食べてみたいなと思ったの♪


 それにルーシーの家族たちがやっている喫茶店にいつか行ってみたいしね♪


「それじゃ、次はリラが話す番だね♪ 私の両親は農業をやっていて、リラも弟と妹と一緒に時々手伝ったりしていたの♪」


「「へぇ〜、そうなんだ♪」」


 次はリラの番になり、リラの両親はどうやら農業をやっているみたいなの♪


「私も喫茶店の仕事を時々手伝ったりしていたけど、農業の方もリラと一緒に手伝ったりしていたんだよね♪」


「うん、そうそう♪ 逆に喫茶店の方も一緒に手伝ったりしていたの♪」


「「ね〜♪」」


「そうなんだ♪ 何だかとっても素敵だね♪」


「うんうん、凄く感激しちゃう☆! それにとっても楽しそう♪」


 どうやらリラとルーシーは自分たちの家族の手伝いだけじゃなく、お互いの家族の方も一緒に手伝ったりしているみたいで、それを聞いた私とエレナはとても感心していたの♪


 多分家族総出で一緒に手伝ったりしているんだよね♪ それってやっぱり凄く素敵だね♪ いつかみんなで一緒にそれぞれの家族のお仕事をお手伝いが出来たらいいな♪


「ちなみにリラの家で採れた野菜や果物は、一部ルーシーの家に届けたりしているの♪」


「「へぇ〜、そうなんだ♪」」


「あと私の家の方も、リラの家にパンケーキやアップルパイなどの料理を届けたりしているんだよ♪」


「そうなの!? 改めてやっぱりとっても素敵すぎる☆!」


「うんうん、お互い素敵な家族だよね♪」


 リラの家族はルーシーの家族に採れたての野菜や果物を、そしてルーシーの家族はリラの家族に出来立ての料理を共に届けているみたいなの♪ それぐらいお互いの家族がとっても仲良しってことなんだよね♪



「それじゃ、そろそろお風呂から上がろっか♪」


「賛成♪」


「私も♪」


「リラも賛成☆! みんなでお風呂に入るの凄く楽しかったね♪ またみんなで一緒にお風呂に入ろうね♪」


「「「うん、もちろん♪」」」


 それから私たちはしばらくしてお風呂から上がることにしたの♪ みんなで一緒に入るお風呂はやっぱり凄く幸せだね♪ リラの言う通り、またみんなで一緒にお風呂に入りたいな♪

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