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今までで一番感じた幸せな気持ち♪

 グゥ~……。


「うぅ~……、お腹空いた~……」


「確かにお腹空いたね♪」


「私もお腹ペコペコだよ~……」


「私もお腹空いちゃった♪」


 それからしばらくして、私たちはお腹を空いたので食堂へと向かっていたの。


「でもまさか、もうそんな時間になっていたなんて何だか凄くびっくりしちゃった♪」


「そうそう、私もかなり驚いちゃった♪ 一緒に会話とかしたりして盛り上がっていく内に、気付いたらいつの間にかこんな時間になっていたんだもの♪」


「うんうん♪ きっと時間を忘れちゃうぐらい、とっても楽しかったんだよね♪ 実際リラもとっても楽しかったよ♪」


「そうだね♪ リラの言う通り、きっとそうかもしれないね♪」


「絶対そうだと思う☆! リラ良いこと言ったね♪」


「エヘヘ~、ありがとう♪」


 何だか凄く盛り上がっているわね♪ でも確かにリラの言う通り、私も時間を忘れちゃうぐらいとっても楽しかったと思ったんだよね♪ 現にもうこんな時間になっていることに私もかなり驚いたぐらいだしね♪


 こんな風に思ったのはいつ以来だろうか……? 時間が経つのを忘れるぐらい、夢中になってとても楽しい気持ちになれたことに……。


 エレナと一緒に過ごしている時もとても楽しい気持ちにはなったけど、今回はそれ以上にとても楽しい気持ちだった……。一体なぜ……?


 ううん……。もう答えは出ているよね……♪ きっとエレナだけじゃなく、ルーシーとリラもお友達になれたことにとても嬉しかったからなんだよね♪ 新しいお友達が出来たことで、更に楽しく思えるようになったんだよね♪


 前世ではもう味わうことが出来なくなった気持ちだけど、転生してからというもの、まさかこうしてこの気持ちをまた味わうことが出来るなんて夢にも思わなかったから、すっごくすっごくとても幸せな気持ちだよ♪ お友達がいっぱい出来るのって、こんなにも嬉しい気持ちになるんだね♪


 ねぇ、ミューナ……。私にまた新しいお友達が出来たよ♪ ミューナはきっと天界で私のことを見てくれていると思うから、そのことを報告しておくね♪ ミューナのおかげで、私の願いは今でも叶い続けているよ♪ それと改めてお礼を言うね♪ ミューナ……、私に幸せな人生を与えてくれて本当にありがとうね♪ とっても感謝感激だよ♪



『レナのそのお言葉、こちらにもちゃんとバッチリ届きましたよ♪ 無事に幸せな人生を過ごされてとても何よりです♪ いずれチートな能力にも気付くとは思いますが、それでもレナならきっと変わらず幸せな人生を送れることを私は信じています♪ これからもレナの人生をここでしっかり見守っていきますね♪』



「ん? どうしたのアリア?」


「えっ!? うっ、ううん! 何でもないよ!」


「いや……、流石にそれはないでしょ……。だってアリア、さっきからずっと泣いてるよ……」


「えっ……?」


 ピトッ……。


 嘘……、本当だ……。


 私は再びミューナに感謝していると、エレナからどうしたのかと改めて心配されたので、私はまた慌てながらも咄嗟に上手くごまかそうとしたんだけど、流石に今回はエレナにそんなことはないと気付かれてしまったの……。


 どうやらエレナ曰く、私はさっきからずっと泣いていたみたいで、それが本当なのかどうか念のため自分の頬に手を当てて確認してみることにしたの。


 すると、私の目から涙が出ていることをこれでもないかというほど肌で実感し、エレナの言う通りずっと泣いていたのが本当だということに私は今気付いたの……。


 まさか自分の知らない内に、無意識に涙が流れていたなんてね……。きっとそれぐらい、また新しいお友達が出来たことにとっても嬉しかったんだね……♪


「アリア大丈夫!? もしかしてケガとかしちゃった……? 痛いところない……?」


「ひょっとして何か辛いことを思い出しちゃった……? もしそうだったら私たち相談に乗るよ……」


「元気出してアリア……。もし悲しいことが原因だったら私たち精一杯励ますからね……!」


 みんな私のことを心配してくれている……。私が泣いた理由は違うけど……、それでもみんなが私のことを気にかけてくれたたったそれだけでも私にとってはとっても嬉しいよ……♪


 私は自分が泣いていたことにようやく気付くと、エレナたちはとても心配をしてくれて、私はそれだけでとても嬉しい気持ちになっていたの♪


「ううん……、違うの……。これは嬉し涙なの……。エレナだけじゃなく……、こうしてルーシーとリラともお友達になることが出来たその嬉しさから……、つい涙が出てしまったみたいなの……」


「そうだったんだ……☆! ケガとかじゃなくて本当に良かった……♪ リラもルーシーだけじゃなく、アリアやエレナとお友達になれてとっても嬉しいよ♪」


「そうね♪ 私もリラと同じで、こうしてアリアやエレナとお友達になれてとっても嬉しいし、凄く幸せな気持ちだよ♪」


「うんうん♪ それぐらいアリアにとっても、凄く嬉しい気持ちだったんだね♪ もちろん私もアリアと同じ気持ちだよ♪」


「そっか……♪ みんなも同じ気持ちだったんだね……♪」


 そして私は泣いていた理由をエレナたちに話したの。するとエレナたちは私が悲しいことで泣いていたんじゃないことを知り、何だかとても安心していたみたいなの。


 それからエレナたちは自分たちも同じ気持ちであることを明かし、私は何だか不思議と心がポカポカとなり、とても温かい気持ちになっていたの♪


 もしかしたらきっとみんなも同じ気持ちだと分かって、つい安心した気持ちになったかもしれないね♪



「それじゃ気を取り直して、再び食堂を目指さなくちゃね♪」


「うん、そうだね♪ 早く食堂に行かなくちゃ♪」


「急いで食堂に向かいましょ♪」


「食堂とっても楽しみ♪」


 そして気を取り直した私たちはそのまま急いで食堂へと向かったの♪ みんなで一緒にご飯を食べるのすっごく楽しみ♪

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