海鮮と地酒のまち、茅ヶ崎!
鳩さんに『私たちの知名度が上がりますように』と書いて、社務所でお守りと御朱印を受け、私たちは鶴嶺八幡宮を後にした。願いが叶ったらまた来よう。
横断歩道を渡って南へ歩くと、10分くらいで町屋の交差点に着いた。国道1号線の赤い大鳥居がある、千の川と交わる茅ヶ崎市民ならだいたい知っているあの交差点。目の前が線路で、平塚方面から電車に乗ると、「まもなく茅ケ崎、ちがさき、お出口は、右側です」とアナウンスが入る地点。
線路のガード下を抜けると浜見平団地。つまり海はすぐそこ。
結論、鶴嶺八幡宮は意外と海に近い。ということは、隣町の寒川も意外と海に近い。
寒川が湘南を名乗っているのは微妙な気がしてたけど、まあ無理はない範囲かもしれない。
さてさて、私たちは再開発が進む浜見平にやって来た。
昭和時代に建てられた団地の建て替えや、ショッピングセンターの新設、道路の拡張、公園の整備と、つい数年前とは見違える姿に変貌を遂げた浜見平は、まだまだ発展しそうな様子。
そんな浜見平だが、この近辺は海鮮の激戦区。ショッピングセンターの目の前に名店、浜見平の西隣、柳島にも名店、南隣の西浜やサザンビーチ周辺にも名店。
しかも、どのお店も茅ヶ崎駅南口からバスで5分から10分程度。海水浴場前、西浜、団地入口、浜見平団地の各バス停からもそんなに遠くない場所にお店がある。遠くて浜見平団地バス停から徒歩15分。近くて団地入口バス停目の前。
茅ヶ崎周辺で海鮮といえば江ノ島や小田原が有名だけど、茅ヶ崎だって味は負けてない。リアルガチで負けているのは知名度。海鮮どころかそもそもサザンと海水浴と花火大会以外で茅ヶ崎に遊びに来ようと思う人が少数。
でも知名度が低いから、江ノ島や小田原ほど待たずに食べられる。もちろん地魚で、湘南名物のシラスもある。
待たずに海鮮を食べるなら茅ヶ崎!
ちょっと待つかもだけど、駅周辺にも美味しい海鮮のお店があるよ。パチンコで勝って上機嫌のまみちゃんの酒呑みに付き合って行ったけど、新鮮でめちゃ美味しいかった。日本酒も美味しいらしいから、成人したら呑んでみよう。