第1話過去の記憶と少年の日常
初めまして空です!この作品は思いつきで投函した物なので更新はあまり早くないと思います、基本的にゆっくり投函していこうと思いますので気長に更新を待っていただければ幸いです。
昔の話だ、子供の頃に母さんに『男の子は、女の子を泣かせたりしちゃダメだからね』と教えられ親父には『龍神〈りゅうじ〉覚えておけ、男はどんなことがあっても大切な物を守らなければならない時が来る、その時が来たら全力でお前の力を使え』そんなことを言われた子供の頃の俺は結構真面目に守ってたりした。
けど、親父がいなくなり、母さんが死んだあの日からなにを守るために強くなればいいのかわからなくなってしまった、だから俺は強くなることをやめた。
『おはようございます!12月5日朝の天気をお伝えします!』テレビから聞こえる天気予報を聞きながら身支度を整えるとそのまま外へ出る
「寒いな…」
12月になり、より寒くなってきてそろそろ雪が降るんじゃないかと思いながら歩き出す。
今の時間は朝の4時半、学生が学校に行くにはまだ早い、しかし少年にとってはあまり辛いとは感じていない、少年にとってはいつも通りの習慣で一応自分が始めたから今更やめる理由もない、5分ほど歩いていると目の前に剣道着を着た少女を確認するとため息をつきながら側まで行き声をかける
「笹野!また外で待ってたのか、いつも言ってるだろ道場で待ってろって」
「朝から怒んないでよっ!来るか心配だから待ってたのに~」
「俺が今まで来なかった日があるか?」
「ないです…」
「わかってるなら道場で待ってろ、風邪引いたら困るのは自分だぞ」
言い終わると少年は先に道場に入る、その後を笹野の呼ばれた少女が不満そうな顔をしながら少年の後に続いて入っていった。
こんな感じで始まりましたゼロワールド~世界と少年の境界線~、最初なのであまり長くはないですが少しずつ長くしていこうと思っています。
2話の投函日は未定ですが、次も読んでいただければ嬉しいです。
初めての投函なので誤字脱字等があればご指摘のコメントを頂ければ直していきますのでよろしいお願いします。