新たな旅路
ドワーフ国に来て早くて半年が経とうとしています。
リリアーさんとフェルシアさんは温泉三昧
ドリガンさんはお酒三昧
ザハークさんはトレーニング三昧
裕也さんは料理三昧
皆さん楽しそうにしています。
裕也さんとゼノさんは、炭の量産をしなくなり、料理の腕前は確かなものになりました。
料理本を何十冊と買い与え、料理教室は卒業してもらいました。
この半年の間、私なりにゼノさんの事を考えました。
ゼノさんは隣にいるのが当たり前で、離れて行動する際は淋しく、少し見つめられるだけで顔が熱くなり……完全にゼノさんに恋しているようです。
イケメン、高身長、高収入、高ランク冒険者、優しい、公爵家の次男!
天は二物を与えずと言いますが、どんだけ与えているんたよ!
そんな人を好きにならずにいられませんよね。
「ゼノさん、私、ゼノさんと一緒に生きていっても良いかな?」
「………は!?」
「ゼノさんからの告白、まだ有効ですか?」
「……ああ、いつまでも有効期限は無い!」
「じゃぁ、よろしくお願いします。」
「よ…」
「?」
「よっしゃー!!」
ゼノさんは私を抱き上げ、ぐるぐると回り始めました。
「キャー!こ、怖!こ、怖いー!」
ひとしきり回り、ゼノさんは私を抱きしめました。そして指輪をはめてくれました。用意してくれていたようです。
「大事にする。一緒に幸せになろう!」
「はい!」
それからこれからの事を話し合い、1度ゼノさんの実家に行くことになりました。
私達は勇者一行に報告し、1度エリュシオンに戻る事を伝えた。
皆さんとても喜んでくれて、結婚式にも参列してくれるらしい。
ユランのカリーナさん達にも報告し、祝福の言葉を貰いました。
異世界に来て約4年。
私に新たな家族が出来ます。
父さん、母さん、私幸せです。
これからもどんな出会いがあるのか楽しみです!
私の新たな旅路を見守っていてください!
このお話は今はここまでにいたします。
この後は小話を、不定期にチョイチョイ上げていけたらと思います。
右も左も分からず、進めたお話ですが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。




