ユランの商人ギルド
ミイナがドワーフ国へ戻った後、ユランの商人ギルドでは、ギルマスと副ギルマス、受付嬢の3人が頭を付き合わせていました。
「さて、ミイナに使い方を聞いたところ、この魔法陣のこの四角の所に、転送する布の番号を書くそうです。送る時は布に魔力を通せば良いそうです。」
「なかなか簡単な仕組みで、分かりやすくなっているな!」
「そうですね。でも、荷物の量で魔力がどれだけ持っていかれるか、それが問題ですね。」
「ミイナから貰った資料によると、小は100、中は1000、大は10000となっています。」
「なかなか使いますね。」
「それなら、運送業の奴らにもあまり迷惑はかからないんじゃないのか?」
「確かにそうですが、大きいものはやめて置いたほうが良いかと思います。」
「私もそう思います。」
「ミイナにもう少し小さい布の魔法陣を作ってもらいましょう。」
「どのくらいの小ささだ?」
「そうですね。ハンカチ程度ではどうでしょう。それなら大きさが25cm四方で、手紙を送れるくらいのサイズです。」
「それならもう少し魔力が少なくて済むな!」
「ええ、一般にはこちらが普及しやすいですね!それなら私も欲しいわ!」
「あとは小サイズを売りましょう。それくらいなら、物流にさほど影響はないかと思います。」
「そうだな。中と大に関しては、保留にしておこう。そのサイズはもろに物流が崩壊しそうだ。」
「そうですね。後は魔法陣がむき出しなのはいけませんね。」
「ミイナに連絡しましょう!」
「そうですね。呼びましょう。」
そうしてミイナは夜に呼び出され、試作品を作る羽目になるのであった。




