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夢が現実になるそうです  作者: 光
第2章 ステータスがバグってます。
55/78

勇者がいたそうです。

お互いのステータスを確認してから数日が経ち、ゼノさんは水魔法とユニークスキルの訓練をしています。

私は船酔いも全くなく、快適に暇を過ごしています。


ナビちゃんと話しながら、Amaz〇nで購入した、7本まとまっているレザーで出来たバングルに、付与を作成中です。

1本につき1つの付与をしているから、結構大変です。


1 マナ・ドレイン 魔力を回復

2 ヒール HPを回復

3 結界 魔法、物理、攻撃回避

4 状態異常 魅了、混乱、麻痺、恐怖、毒、眠りの回避

5 状態回復 装備品のクリーン、修復

6 身代わり バングルに着いていた3個の石分

7 アイテムボックス 倉庫1つ分 時間停止


こんな感じで付与をしまくった。

私のは赤に近い濃い茶系で、ゼノさんのは黒系、他に白、青、グレーの3色があったから、それぞれ付与をして置いた。


そうだ。せっかく作ったのが壊れても良いように、コピー魔法を作ろう!

「コピー魔法を創作!」

ステータスを見ると、追加されていたので、バングルを5個コピーしておいた。

壊れたりしたら、取り替えれる様に備えあれば憂いなしってね!

「マスター……」

「うん?どしたの?」

「自嘲はどうしました?」

「………………はっΣ(°■°)」

「あれ程コンコンとカイルさんに、説教をされたのに……」

ナビちゃんが残念そうに言う。

「ミイナ……今のは……」

「あはは……ごめんなさいぃぃぃ」

「今度は何をしたんだ?」

「それは……」

「7つの付与をしたバングルを作り、それをコピー魔法を創作し、コピーをして複数増やしていました。」

「…………へぇ。なぁミイナ、何かをする時は、ナビか俺に相談する事は難しいかな?」

「そ、ソンナコトナイヨー」

ゼノさんの笑顔が怖い……

「ま、まぁ、これからの旅に役に立つようにと作ったので、これ付けてください。」

私はゼノさんに黒のバングルを左手首な付けた。

付与の説明をしたら唖然とした。

「ミイナ……魔王とでも戦うつもりか?」

「滅相もない!?ってか、魔王っているの?」

「今はいない。数千年前に居たらしよ。勇者が倒したらしい。」

「へぇー……勇者かぁ。」

「勇者は召喚者だ。」

「召喚者?」

「ああ、異世界の人を召喚したらしい。名前はユウヤ·ヤザワ」

「ユウヤ!?」

「ああ。彼は魔王を倒した後、仲間達と旅に出たらしい。そのまま行方不明だって話だ。」

ユウヤって日本人だよね?

凄いな、魔王って倒せるんだねぇ

ん?魔王を倒すくらいだから、レベルは高かっただろうし、もしかしてハイヒューマンになってるかも?まだ生きていたりして……まさかねー…………。

「絵本にもなっているから、子供達の憧れになっているよ」

「ゼノさんもですか?」

「ああ、子供の頃に何度も読んで、ワクワクしたものだ。勇者に会いたくて、家の者を困らせたこともあったなぁ」

ゼノさんは懐かしそうに話していた。

「とにかく、マスターは自嘲してください。何か創る時、やる時は相談をお願いします。」

あぁ……ナビちゃんは誤魔化せなかった……。

「はい。頑張ります。」

「そうだな。俺もいるから一緒に頑張ろう」

「うん。」

「ミイナ、バングルありがとうな!」

「うん!」

私は自分の左手首に、バングルをつけた。

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