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夢が現実になるそうです  作者: 光
第2章 ステータスがバグってます。
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パーティ

お客さんも入り、新郎新婦もきたので、パーティが始まりました。

受付嬢の司会で乾杯から始まり、お客さんのお祝いのスピーチなどなど、ギルマスも話していたよ。長いから奥さんに怒られていました。

ギルマスからの丸焼きのお披露目や、ウエディングケーキのファーストバイトなど、新郎新婦始めお客さんに大好評でした。

そして料理もドリンクも、私のアイテムボックスをフル活用です。

ナビちゃんが大活躍です。

みんな思い思いに歓談しながら、料理にお酒を食べて飲んでいます。

入れ替わり立ち代りに、街の人たちが2人を祝っている。

「ミイナさん、すみません。」

「どうしたの?」

「シュワシュワしたワインがなくなりました。」

「スパークリングワインね。さっき出したと思ったのだけど……」

受付嬢が申し訳なさそうに言ってきた。

「先程、皇太子殿下が来たのはご存知ですよね」

「………あー…うん。それで?」

「お付のお一人がその……」

「殿下のお付がガバガバと飲んでいると……?」

「はい、瓶を片手にグラスに注ぎながら飲んでます。」

「はー……わかったわ。」

私は殿下の元に向かった。

殿下の隣には、以前見なかった人がいた。

殿下が私に気付いて手を挙げてくれた。

「ミイナ。久しいな!その装いも素敵だな!」

「はい。お久しぶりです。ありがとうございます。」

「今日は目出度いな!このようなパーティも珍しいし、食べ物も美味いな!食べ物も飲み物も、ミイナが用意したそうだな。」

「はい。2人の為に頑張って用意しました。」

私と殿下が話している間も、殿下の後ろでスパークリングワインを、パカパカ飲んでいる男性がいる。

「殿下、そちらの方は?」

「ん?こいつか?こいつは私の従兄弟でな、普段は冒険者をしている、公爵家の次男坊だ。」

「公爵家……」

「あぁ、今回ユランに行くことを伝えたら、付いてきたんだ。」

「ゼノ・ヴァレンタインだ。ゼノと呼んでくれ。」

「初めまして、ミイナです。ヴァレンタイン様、申し訳ないのですが、スパークリングワインの独り占めはおやめ下さいませ。」

「ん?……スパ?」

「今お手にしている瓶のことです。」

「これは美味しい酒だな!気に入った!」

「……はぁ。ヴァレンタイン様が瓶を離さないので、他の方が飲めないのです。」

「それは、悪いことをした。ゼノ、いい加減に瓶を置け!」

殿下に言われて、渋々瓶をテーブルに置いた。

「ミイナ、すまなかった。こいつは酒が好きでな……」

殿下は残念な人を見る目でヴァレンタイン様をみていた。

「いえ。大丈夫です。もし、よろしければ、あちらに専用のお酒をご用意いたしますので、移動願いますか?」

私はキャンピングカーの方を指し示す。

「あーあれはあの時の乗り物か?」

「はい。あちらでごゆるりと座りながらお召し上がりください。」

「すまないな。言葉に甘えよう。」

殿下達を連れて、キャンピングカーの前に移動した。

私は机と椅子を出し、机の上に料理とドリンクを出していった。

「でわ、こちらでゆっくりしてください。」

私は座るよう即すと、ヴァレンタイン様の前に、スパークリングワインとビールのピッチャーを何本か置いた。

「私はまだやることがあるので、あちらにいます。」

私は受付嬢の元に行き、殿下達を隔離したことを伝えた。

「ミイナさん。ありがとうございます!殿下達にはどう接したら良いか分からず、困っていたんです。」

「ギルマスは?」

「殿下達が来て挨拶したら、どこかに行きました。多分ギルマスの部屋だと思います。」

「……わかったわ。あなた達も大変だね。」

「……いえ、今日はミイナさんがいますし、普段はカリーナさんが対応してくれるので大丈夫です」

「そう……、そろそろ人が少なくなってくると思うから、あなた達も交代で食事をとったら?」

「良いですか?」

「ええ、あちらのテーブルに料理を出して置くから休んで。」

「ありがとうございます。パーティが始まってから、料理が食べれないのがストレスで……」

「あはは!存分に食べて残りの時間頑張ってね」

「はい!」

私はテーブルに料理を出し、受付嬢達の為にケーキも置いた。

あとはヴァレンタイン様が飲み散らかした、ドリンクを補充し各テーブルを見て回った。

「ミイナ」

カイルさんに呼び止められた。

「カイルさん、どうしたの?」

「殿下達は?」

「キャンピングカーの前で座って食事をしているよ。」

「そうか。悪いな、ギルマスに頼んだのだが、どこかに逃げたな」

苦虫を噛み潰したような顔をしていた。

「仕方ないよ。ギルマスだもの。」

「もう1時間もしたら、パーティは閉会するから、その後はキャンピングカーの前で、二次会をしような!」

「……わかったよ。とりあえず、お手伝いの受付嬢達には、交代で食事をするように指示してあるから、食べたらキビキビと片付けしてくれると思うよ。ケーキも出したから、大丈夫だと思う。」

「……カリーナにもそう伝えておく。」

「あと少し頑張って!」

「ああ。早くビール飲みてー!」

「……十分用意しておくよ」

「よろしく!」

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