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おかえり!ただいま!
予定を決めてから早かった。
屋台最終日は、鞄屋のお姉様に泣かれ、挨拶参りはバード商会のフェリクスさんに勧誘され、リック君は服を掴んで離さない。
大変でした。
4日目の10の時の鐘にユーサスの門を出て、すぐに木陰へ移動して、ユランのギルマスの部屋へ転移っと!
「ガタッ!!…なっ、ミイナか?脅かすなよ!心臓止まるかと思ったじゃないか!」
「えー……カリーナさんに伝えてあったはずですが…」
「先に連絡くらいしろよ!」
「理不尽!」
「バタン!うるさいですよ!」
カイルさんが入ってきた。
「おや、ミイナ、お帰りなさい」
「只今戻りました!」
「今日はユランに泊まるのですか?」
「そのつもりです。今から石鹸の納品してきます!」
「塩と胡椒もお願いします。それと、仕事が終わったら、駐車場に伺います。」
「………、ビールですか?」
「もちろんです!まとめて売ってください!」
「りょーかいです。」
私は受付に向かいました。
「ただいまです。カリーナさん、納品お願いします!」
「ミイナ!おかえり。倉庫に行きましょー」
「はーい!」
うーん!なんか良いね!
おかえり!ただいま!
そう言い合える人達がいる!
幸せだ!
これからも色んなとこに旅をして、それでもここに来れば、おかえりって言ってもらえる!
異世界に来て、今とても幸せです!




