屋台を出してみたよ。
盗賊団捕縛から、1週間経ちました。まだ移動が許可が降りません。
暇です。
ギルドに出勤してきたメイさんを捕まえて、屋台の件の相談をしました。
「メイさん、私Dランク登録しているのですが、市場で屋台を出したりできます?」
「Dランクなら構いませんよ。場所代にその日の売上の3割を税として、収めていただければ可能です。屋台はお持ちですか?お貸しすることも可能ですよ。」
「そうですか。屋台は持っています。受付に行けばいいですか?」
「ええ、それで大丈夫です。」
「ありがとうございます!」
私はすぐに受付をして、場所を貸してもらい、案内してもらった。
場所は市場の入口すぐのところでした。
「もっと奥で端の方かと思ってたけど、なかなか立地は良さげね。」
私は屋台を出して品物を並べた。
前々から屋台のことは考えていたの。屋台はどんな感じで作ろうかとかね。
でもね、Amaz〇nで見つけちゃったのよ!つい出来心で屋台って打ち込んだら、いっぱい出てきたのよ!
知ってる?屋台セットとか、仮設店とか、折りたたみ式屋台とか、売ってるんだよ!
それ見てこれ買えばいいじゃん!ってなったよ!当たり前だよね!
「屋台ブース 仮設屋台セット 移動販売 移動式フードカート !お値段12万弱!」
ポチッとなとしておきました!
もうアイテムボックスに入ってます!
売るものもちゃんと考えたよ。
お菓子と雑貨です。
お菓子
フロランタン(1個 銅貨1枚)
パウンドケーキ(1個 銅貨1枚)
ジャム(1瓶 鉄貨5枚)
雑貨
木の洗濯バサミ(1個 銅貨1枚)。
マッチ(1箱 鉄貨1枚)。
石鹸ケース(1個 金貨1枚 )
商品を入れる紙袋持ち手付き
大、中、小
瓶を包む布の端切れ
1人だからあまり多くない方が良いと思い、とりあえずこの数にしました。余裕が出たら増やすつもり!
さて、屋台を設置して商品をならべます。
商品の前に、商品名と値段が記載されている、3角に折った紙をテープで止めました。
洗濯バサミは屋台の屋根に紐を通して、ハンカチを挟んで見本にしたよ。
フロランタンとパウンドケーキを1個ずつ紙皿に置いて、隣の屋台にご挨拶!
屋台にはとりあえず結界を!
盗まれてもいやだからね!
「こんにちは!隣で屋台を出す者です。よろしくお願いします!」
私は隣で鞄の屋台を出している、おじさんに声をかけた。
「おー、よろしくな!」
「少しですが、こちらどうぞ!」
「美味そうなお菓子だなぁ。おい隣の子から差し入れもらったぞ。」
奥から奥さんらしき人が出てきた。
「あらあら、美味しそう!ありがとうね。屋台は何を売っているの?」
「お菓子と雑貨です。お時間が空いたら、見に来てください!」
「あんた、見に行っていいかい?」
「あー、隣だし、いいぞ!」
「お嬢ちゃん、早速みせておくれよ!」
「はい!」
奥さんは屋台を見に来てくれた。
結界を素早く解除した。
「これはさっきもらったお菓子だね!この瓶はジャム?」
「はい。オレンジと木苺のジャムです。」
「雑貨は…これはなんだい?」
「木で出来たのは洗濯バサミと石鹸ケース、こちらは火をおこす物です。箱の側面に棒の膨らんだ所を擦ると火が出るんです。」
私は実演してみせる。
「これは便利だね!値段は…鉄貨5枚?安いねー、おばさん買ってもいいかい?」
「はい!大丈夫です!初めてのお客様です!」
「あはは!じゃあジャムを1瓶ずつ、石鹸ケースを1つ、マッチ?それを2箱お願いするよ!」
「ありがとうございます。金貨2枚と鉄貨2枚です!」
「あんた!支払いよろしく!」
「はぁ…しょあがねぇなぁ、嬢ちゃんほらよ!」
「はい!ちょうどいただきます。」
私は端切れの布に瓶をくるみ、他の物と一緒に、中サイズの紙袋に入れて、おば…ゲフンゲフン…お姉様に渡した。
「お姉さん、お待たせしました!」
「まあ!嬉しい事言ってくれるねー!しかも紙袋まで良いのかい?」
「はい!大丈夫!です。」
「ありがとうね!」
「こちらこそです!」
お姉様はニコニコして隣に戻って行きました。
お姉様が呼び水になってくれたのか、その後お客さんが途切れず、大忙しとなりました。
Amaz〇nで追加購入は出来たけど、今日は様子見です。
売り切れ御免!
売るものが無くなったので、隣の鞄屋さんに挨拶をして、アイテムボックスに屋台を片付け、ギルドに税を払い、帰宅しました。
「今日は楽しかったなあ。でももう少し暇でも良いなぁ」
私は駐車場にキャンピングカーをだし、ソファーに座り込み、疲れをとりました。
「明日はどうしようかなー、1人だから計算もめんどくさいし、瓶を布の端切れで包むもの大変だったよなー。」
「マスター、会計は私がやりましょうか?」
「へっ?ナビちゃんやってくれるの?」
「はい!スマートナビを持っていってくだされば、会計くらいお手伝いができます。」
「それ、助かる!」
「それと瓶ですが、2色の色違いの端切れで、それぞれ先に包んで置くのはどうですか?見本を置くだけにして、台の下に包んだ物を置いて、注文があったらそれを袋に入れる。そうすれば、楽かと思います。」
「…ナビちゃん!あなた天才!その意見に大賛成よ!今から、ジャムと端切れを買って、アイテムボックスの中で包むわ!」
私はジャムと端切れを500ずつ購入して、アイテムボックスで包む作業をした。
後は、他の売り物と紙袋を、追加購入してそれぞれの箱に入れて置いた。
明日は大分楽になりそうです!




