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夢が現実になるそうです  作者: 光
第1章 異世界へ
32/78

盗賊を一網打尽

みんなに別れを告げて、街の門を出た所に、キャンピングカーを出して乗り込んだ。

「ナビちゃん!サイスとは反対方向の隣町までお願い!」

「了解しました。まずは、右手の道に進んでください」

「はーい」

「隣の街はなんていうのかな?」

「街の名前はユーサスです。」

「ユーサスかぁ!美味しいものがあるといいなぁ!」

「マスター、お願いがあります。」

「?お願い?」

「はい、SPを使って地図機能とAI機能の追加をお願いします。」

「そんなのあるの?」

「はい。この2つを追加していただくと、今よりさらにこの世界の事をマスターに分かりやすく、お届けできるのです。」

「そっかー!じゃあ追加しても良いよ!」

「ありがとうございます!」

「もし、他にも何かあったら、追加しても良いよ!」

「それでは………」

しばらくナビちゃんとキャンピングカーのオプションを、話しながらの運転をした。


キャンピングカー Lv8 (SP0)

空間拡張 Lv7

ナビシステム LvMax

結界 LvMax

地図 LvMax

AI LvMax

自動調理 LvMax

ハイビーム(熱/冷) LvMax


こんな感じになりました。

ハイビームはフロントのライトから、ビームが出るそうです。

ウルトラ〇ンのビームと似ているらしいよ。熱いのと冷たいのがあるらしい( ̄▽ ̄;)


魔物が出ても結界で弾くみたいだけど、ハイビームで倒す事が出来ると、ナビちゃんがご機嫌です。


「マスター、前方100mの所に馬車があります。」

「馬車だけ?」

「死体もあります。」

「………」

「どうやら、盗賊に襲われたようです。馬車の付近の草むらに、5名の人間が隠れている模様です。」

「……はぁ。仕方ない。到着次第、その盗賊達は私の結界で拘束して、死体はアイテムボックスに入れて、ユーサスの警備隊の所へ持っていくわ。」

「かしこまりました」

「それじゃ、行くとしますか。」

キャンピングカーはそのまま、馬車の隣に止めて私は外にでた。

「あー……可哀想に、こんな小さな子供まで…」

私は手を合わせて、南無阿弥陀仏と唱えた。

「おい、嬢ちゃん!お前面白い馬車に乗ってんなあ!それを俺達に寄越して貰おうか!」

「こいつらみたいに、痛い目に合いたくなかったら、大人しく言うことをききな!」

盗賊どもが草むらから走って出てきた。

私を捕まえようと、手を伸ばしてきたが、私には届かなかった。

「ふざけんなよ!こんな小さな子供まで殺して、お前ら許されると思うなよ!」

私はすぐに結界を施した。

「盗賊だけをエリア結界、からの〜雷魔法、スタン!」

結界内で雷魔法のスタンを浴びせてやったさ!

「なっ!何だ!うぉ………」

盗賊達はピクピクしながら、意識を失っていた。

触りたくなかったので、結界を縮小して、盗賊を1箇所にまとめ、馬車と死者をアイテムボックスへ入れた。

「ナビちゃん、他にも盗賊っているかな?」

「………5キロ先の洞窟の中に、盗賊のアジトが有ります。その中に、12人いる模様。牢に5人入れられております。」

「こいつら、指名手配とかなってるの?」

「はい。盗賊団名 黒鉄の牙 リーダーはガリアス・ヴォルグ 大剣や斧を振り回す豪傑です。」

「マジか…どーしよかな、とりあえず、こいつらは草むらに隠して置いて、帰りに拾おうか」

私は盗賊を、バイントで動けなくしてから、結界を2重にした。

「さてナビちゃん、盗賊のアジトに行きますか!」

「かしこまりました。5分程かかります。」

「OK!じゃあ出発!」

私はアジトでどう捕えるか、考えながら走らせた。

5分後、洞窟の手前に到着。

「ナビちゃん洞窟の中の地図わかる?」

「マスター、こちらを取り外してお持ちください。」

小さい画面のナビは取り外しが自由らしい。便利だね!

「スマートナビ!だね!」


私はキャンピングカーをアイテムボックスにしまい、徒歩でアジトに向かった。

洞窟の前には、大きな荷馬車が2台置いてあった。

馬も4頭いる。

「これも盗んだ物かな、確か人質もいるからこれを使おう。」

私は洞窟の中に入っていく。

結界を張りながら、奥へと進む。

スマートナビを除くと、先の広場に12の赤い●があり、その先の奥には5つの黄色の●があった。

先にこの広場の盗賊を捕縛してしまおう。

「………あい…ら…どこま……行ったんだ?まだ戻って来ねえのか?」

「戦利品を選んでいるんじゃないですか?」

私は広場に結界を張り、空気を一気に抜いた。

「……なっ、何だ!息が苦しい!」

「本当だ!息ができねー」

「「「「苦しい!……」」」」

私は息が出来ない盗賊達を、まとめて、雷魔法のスタンからのバイントで捕縛した。

結界内に少し穴を開けて、空気を入れてやる。

泡を吹いて倒れている奴もいた。

「さて、奥に行こうか!」

「マスター、この広場の隣に隠し扉があります。」

「ん?どこ?」

「右手を壁に付けて歩いてください。」

「了解!」

右手を壁に付け歩く。

しばらくすると…

「マスター、ここです。」

「どこか、開ける仕掛けがあるよね。うーん……………あっ!これだ!」

壁の中に薄く丸いボタンがあった。そのボタンを押すと壁がスライドして、中に入れる様になった!

「うわー、ここは宝物庫だね。金銀財宝、剣や槍、アクセサリーや絵画、鞄、いっぱいあるなー。まぁ、全部アイテムボックスに入れて行こう!」

後でゆっくり見て、捕虜の人達にも分けないとだね。

考えながら奥までいくと、座敷牢みたいな所に着いた。

中には男性が3人、女性が1人、男の子が1人いた。

「こんにちは、あなたたちは盗賊ですか?」

一応ね。聞いて見ないとね!

自白魔法発動!

「違う!俺達は襲われて連れてこられたんだ!」

「私は盗賊団の仲間だ!」

男の子と男性3人は、女性から距離を取った。

「そうですか。ではバイント!」

「なっ!動けない!何をしたのよ!」

「そちらの方たちは外に出てください。今、鍵を開けます。」

私はすぐに鍵を壊し、外に出る様に即した。

「あなた達の中で、馬車を操縦出来る人はいますか?」

「「俺が!」」

「良かった!馬が4頭、馬車が2台あります。1台にはあなた達が、もう1台には盗賊達を乗せて、街まで行きましょう!」

「危なくないですか?」

「大丈夫!私の魔法で動けなくするので!」

「わかりました。」

私は女性の盗賊をフライで浮かし、馬車に乗せた。

「残りの盗賊達を連れて来るので、馬車の用意をお願いします。」

「わかりました。」

私は広場に戻り、結界を縮小してまとめてバイントしてから、フライで運んだ。

「おい!貴様!こんなことしてタダで済むと思うなよ!」

「「「そうだ!そうだ!」」」

「うるさいなぁ…サイレント!」

「「「「「「………!…!」」」」」」

「黙ってお縄につきなー!」

私はそのまま無造作に荷台に乗せた。

「じゃあ、街道まで行こうか。そこにも少し盗賊を待たせているから、拾ってからユーサスに向かおう!」

「「「わかりました。」」」

「君も良いかな?」

男の子に聞くと、首を縦に振ってくれた。

「じゃあ、出発しよう!」

私達は草むらに放置した盗賊を拾い、ユーサスに向かった。


途中で暗くなり、馬車停めで1泊することにした。

「ここで今日は休もう。」

「「「「はい。(コクン)」」」」


私はキャンピングカーを取り出した。

「なっ!なんですか?これは!」

「私のユニークスキルです。今から食事の支度をしてくるので、火を起こしておいてください!」

「ユニークスキルですか凄いなぁ」

私は苦笑しながら、焚き火を即した。

キャンピングカーに乗り、アイランドキッチンで豚汁を作った。後はパンを配れば良いだろう。

「ギルマスに報告しといた方が良いかな?」

「ナビちゃん、ユーサスにはここから、どのくらいで着く?」

「はい。馬車の速度で、だいたい3時間くらいで着きます。」

「ありがとう」

後でバレても怒られそうだし…

水晶を出してギルマスに繋ぐ。

ブゥーン、ブゥーン

「ミイナか?」

「はーい、澪奈です。」

「どうした?」

「ユーサスに向かっている道中、盗賊に襲われた馬車を発見しました。そこにはまだ盗賊がおり、奇襲を掛けられた振りをして拘束、残りの盗賊団をアジトで拘束、捕虜を助け馬車2台でユーサスへ向かって、今休憩中です!」

「…………いや!待て待て!情報が多すぎだ!そして、端折りすぎだ!」

「えー、簡潔に盗賊団名 黒鉄の牙 リーダーはガリアス・ヴォルグ、他16名を捕縛しました。」

「もっと分からんわー!」

「…ギルマス…何ひとりで騒いでいるんですか?うるさいですよ」

「…その声はかーいーるさーん!」

「ん?ミイナと通信しているのですか?」

「ああ、何か盗賊団を捕縛したんだと!」

「……今朝出て行ったばかりなのに、お前は何をしているんだ。最初から説明しなさい。」

「はーい。ユーサスに向かっている道中、盗賊に襲われた馬車を発見!そこにはまだ盗賊がおり、奇襲を掛けられた振りをして拘束。残りの盗賊団をアジトで拘束。捕虜を助け馬車2台でユーサスへ向かって、今休憩中です。明日の朝出発して、ユーサスに着くのは3時間程かかります。」

「わかりました。ユーサスの商人ギルドには連絡しておきます。街の門で警備隊に待機してもらいます。」

「お願いしまーす。」

最初からカイルさんに連絡すれば良かった!

「気をつけて行きなさい。」

「はーい!では切りまーす」

「…全く、出て1日も経っていないのに…問題を起こして…」

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