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夢が現実になるそうです  作者: 光
第1章 異世界へ
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自由に飲んで食べた!カイル視点

話し合いが終わり、ミイナがお腹空いたと言い出した。

確かに、昨日からろくに食べてない。何か食べに行くにしても良い時間だ。

「今からだと、空いている店も飲み屋ばかりだぞ」

ブルさんがそう教えてくれた。

「カイルさんはどうする?」

「……もう寝るか…」

「あはは…しょうがないいなぁ。昼前に作ったものがあるから食べに来る?」

ミイナが誘ってくれた。

確かに寝ても腹が減って、寝付きは悪いだろう。

「ご相伴にあずかる」

「いいなぁ!俺達も頼むよ!」

「ミイナさん、すみません」

ブルさんとサムイさんも行くらしい…ミイナも顔が引きつっていたな…

「椅子は持参してください」

そう言って肩を落としていた。


ミイナの馬車の前で、椅子を持参し「チーズカレー」というものを頂く事になった。

チーズはわかる、この街は酪農が盛んだ。昼に市場に行った様だから、買ってきたのだろう。

カレーは初めて食べる。

とても香りが高く、腹が空いている今は、とてつもなく狂気だ。

白麦の上にチーズを置いて、火魔法で炙り出したのを見て、魔法の無駄使いを…と呆れたが、それにカレーなるものがかけられた。

それぞれ配られ、祈りを早口になりながら唱えた。

スプーンですくい口に入れた瞬間に、雷に撃たれたような衝撃を受けた。

う、美味い!なんだこれは!

ほんのり甘い野菜、食べ応えのある肉、そしてピリッとした辛味、全てが調和して旨味がぎゅっと詰まっている。

途中、この後仕事があるかと、ミイナに聞かれたが、一言「ない」と答えた。


一気に食べてしまった。


目の前にはサラダがあり、丁度ミイナがコップに何かを注いでいた。俺達に配ったあと、真ん中にドンとピッチャーが置かれた。

「あとはご自由に!」

そう言って、一気にコップの中身を飲み干した。

「くぅー!コレコレ!」

そう言って、ピッチャーを手に取り注いでいた。

ガラスのピッチャーも綺麗だが、コップも綺麗だ。しかもものすごく冷えてる。

「ミイナ、これはなんだ?」

ブルさんがコップの中身が何か聞いてくれた。

「ビールだよ!ここらでいうところの、エールに近いかな!」

「ビール…美味いのか?」

「私は好き!好き嫌いは人それぞれ、もし飲めそうになかったら、違うもの出すよ。」

エールは冷やして飲むものではないのに、エールに近い?

「物は試し、飲んでみたら?商人が初めてだからと言って、試さないのはどうかと思うよ!」

そうまで言われると、引くに引けない。

口を付けて、一気に1口2口と飲んでいくと、喉越しが爽やかで、このシュワシュワがいい!これは確かに冷やして飲むものだ!

「美味い!」

「そーでしょーとも!」

ブルさんもサムイさんも、ピッチャーから、オカワリをしていた。

俺も何杯か飲んでいると、ミイナが何やら火魔法を出して炙っていた。

「これはおつまみね、じゃバタチーズだよ!」

またチーズを炙っていたのか。

じゃがいもとチーズか

ん?バタとは…パクリ………

バタはバターか!

美味いなぁ。いくらでも食べれそうだ。

ブルさん達と明日の話をしながら、ピッチャーの中身が無くなるまで飲んでいた。

その間、ミイナも飲みながら、ツマミを何品か作ってくれた。

これほど料理が出来るとは思わなかった。

ミイナの新しい一面見た気がした。帰ったらミイナ教?…狂?のカリーナに自慢してやろう!


ビールもツマミも無くなり、片付けを手伝って、解散だ!

「ミイナ、ご馳走さん!」

「ミイナさん、ご馳走様でした」

ブルさんとサムイさんが帰っていった。

「ミイナ、ご馳走様。凄く美味かった!」

「はーい!お粗末さまでした」

今日はゆっくり眠れそうだ!

カイルさん、帰ってからカリーナさんに自慢したらしいです。

そしたらカリーナさん、ミイナさんは料理上手ですよ!特にスイーツ!絶品です!

そう言って、長々と自慢されたそう…

自慢に自慢を返すカリーナさん、最強です!

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