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夢が現実になるそうです  作者: 光
第1章 異世界へ
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スイカ到着

「あっ!門が見えてきたよ」

「本当にスイカだ……」

日が暮れる前に着いて良かった!

「門の前に停めるから、後ろの人たちも降りてもらうよ」

「ああ、俺が伝えてくる」

「うん。よろしくねぇ」

私は門番の目の前に、キャンピングカーを停めた。

「着いたよー。降りてくださーい」

扉を開けながら中の人に声を掛けた。

「ミイナ殿、ありがとう」

「ありがとう」

それぞれ声をかけてくれた。

「はーい」

「ミイナ、馬車はどうする?」

カイルさんが聞いてきた。

「アイテムボックスに入れとくよー、イタズラされたらいやだし」

「そうか」

「うん」

カイルさんが殿下達に向かった。

「殿下達はこれからどういたしますか?」

「共に行っても良いか?」

「それは構いませんが…」

「こちらの用が終わるまで、口出さないでくださいね。」

「ミイナ…」

「だってそうでしょう。石鹸持ってここまで来たんだから、支払いはしっかりしてもらわないと!」

(`・ω・´)ふんすっ!

「そうだな。そなたは商人だ、取引の邪魔はせぬ。」

「ありがとうございます!じゃあ行きましょう!」

門番に身分証を見せ、スイカの街に入場した。


カイルは足早にギルドを目指し、その後を皆が着いて行った。

ギルドに入りカイルを見た受付嬢が、くるりと翻し中に入って行く。ギルドマスターに連絡しに行ったのだろう。

「ユランの副ギルドマスターのカイルだ。ギルドマスターはいるか?」

「はい!ただ今呼びに行きました。奥の部屋へどうぞ。」

「わかりました」

受付嬢の後ろをゾロゾロと着いて行くと、前からデカイ………本当にデカイ!縦にも横にもデカイ人が走って来た!

「ブル殿…」

えっ!名前ブル?牛?確かに牛だ!デカイすぎるだろ!

私が脳内で牛を退治していると、カイルさんと話し出した。

「カイル殿!石鹸は?、いや、何故ここへ?どういうこと?」

だいぶ混乱しているみたいだね。

「ブル殿、落ち着いてください。石鹸は持ってきました。そして、私は昼前にユランを出発し、今さっきスイカに着いたばかりです。」

「あぁ…神よ!」

ブルさんは感極まって泣いてしまった。

その後ろで、頭が寂しい男性が歩いて来た。

「カイルさん!」

「サムイさん!」

サムイ?

こちらは頭がサムイさん?

ダメだ………スイカの人は名が体を表し過ぎてる!


カイルさんはサムイさんに説明をしていた。

受付嬢は、ようやく殿下に気付いたのか、部屋に案内している。

「お前も部屋に入るのか?」

「……いいえ、カイルさんと…共に…います。」

「?…そうか」

そう言って不思議そうに部屋へ入って行った。

少しして、カイルさんとサムイさんの話が終わったのだろう。

こちらに視線を寄越した。

「すぐに馬……王族に納品を!」

「ふふっ……王族に連絡をしてきます。」

笑いを堪えながら、サムイさんは出掛けて行った。

私はカイルさんと共に、殿下達が入った隣りの部屋に入った。

そして次の瞬間、私の腹筋は崩壊したと伝えておこう。

私が、ブル、サムイと言いながら、カイルさんは大爆笑しているのを眺めながら、お前は緊張感をどこに忘れてきたのだ!とプリプリ怒っていた。

ひとしきり笑いに笑ったあと、受付嬢が到着したことを知らせてきた。

さぁ!ここからが本番です!

いっぱい支払ってもらおうか!




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