違う王族拾ったよ!
カイルさんが戻る前に、石鹸を用意しよう。
いつもは青い箱の牛乳石鹸!
でもー今回はー植物石鹸 !
牛乳石鹸は1つ94円くらい
植物石鹸は1つ50円!
別に植物石鹸が悪い訳ではないのよー!
ギルドと私の儲けを出さないとねー!
馬鹿王族が言い値で買ってくれるんだもの、いつものは在庫が無いので、王族が使うのであれば、こちらの石鹸を出して、これは高い石鹸なんですーって言うの!
下手な物は出せませーん!
ってね!
植物石鹸コスパ良き!
アイテムボックスの中で袋に入れて、はい準備OK!
あっ!カイルさんとギルマスが来た!
「ギルマスも行くの?」
「いや、見送りに来た。」
「そう。カイルさんこっちに乗って!シートベルトをつけて、扉をバタン。じゃ行ってきます!」
「ミイナ、悪いな…よろしく頼む」
ギルマスが頭を下げてきた。
「ギルマスが悪いんじゃないでしょう!馬鹿王族が悪いだよー!」
「不敬罪で打首だぞ!」
「聞こえないからいいんですぅ!」
「ハハハっ!ちげーねぇ!」
「じゃ行ってきます!」
「カイルを頼む!」
「はーい!」
運転席に乗り、 シートベルトをして、エンジンスタート!
「ぶるん……」
「さてカイルさん、飛ばすからねぇ!」
「わ、わかった!」
「ナビちゃん、ナビよろ!」
「わかりました。人のいない道を選びます!」
「よろしくー、じゃあレッツゴー!」
私とカイルさんを乗せたキャンピングカーは一路サイスへ
私は久々の運転に気分は上々!爆上げ中!
街を出て、ナビちゃんの指定した道を100キロオーバーで爆走中!
「す、凄い!景色が流れているようだ!」
「あはは!カイルさんは乗り物酔いは大丈夫?」
「ああ、大丈夫だと思う。」
「気分悪くなったりしたら、薬あるからすぐに言ってねぇ」
「わかった。ありがとう!」
「はーい」
「そう言えばさぁ、カイルさん」
「ん?なんだ?」
「今から行く街はサイスなでしょう?」
「ああ」
「さっきまで居た街の名前って何かな?」
「はぁ?今更か?」
「うん。今更だねー、あはは!」
「俺たちの街の名前はユナンだ」
「ユナンかぁ、うん。覚えたよ、それから今回用意した石鹸のことだけど、金額は割増で聖銅貨1枚です!」
「せ、聖銅貨!?」
「そだよ!言い値なんだから、高い石鹸売ろうかなーと思って!」
「アハ、アハハ……好きにしろ!」
「はーい!」
カイルさんも馬鹿王族には怒っているみたいですねー
「前方100M辺りに、人が倒れている模様。人数は………5人です」
「カイルさん、どうする?」
「一応確認してもらえるか?」
「了解です。ナビちゃん、近くまで行ったら、また教えて!」
「わかりました」
「この辺は魔物もあまり出ないはずだが、どうして倒れるんだ?」
んー、何か私の極運が仕事してそうだなぁ(´∇`)
「倒れた人まで、あと10Mです」
「了解!」
ブレーキを少しずつね踏んで、止まりました。
「カイルさんシートベルトはこの赤いのを上から押すと取れるよ!」
「わかった」
私は先に降りて倒れた人の所に向かった。
「うーん」
「どうした?」
「倒れているけど、怪我はないっぽいなー」
「確かに、寝てるみたいだな」
「うん。寝てるだけみたい。だけど、ここにこのままは不味いよね!」
「ああ、……っ、ミイナ、この方は王族だ!」
「へっ?」
「皇太子殿下だ!」
皇太子殿下って偉い人だよねー
どうしてそんな人が、こんな所で寝てるのよ?
んー………分からん!
「皇太子殿下を鑑定!」
「はあ?ミイナ、お前鑑定持ちだったのか?」
「あれ?話してなかった?」
「聞いてないわ!」
アハハ…
ミスティ王国 皇太子
ヨシュア 18歳
状態 眠りの呪い
(呪い主 ジューク)
「何か眠りの呪いだってー、呪ったのはジュークだってさ!」
「呪い?……ジューク?」
「うん、他の人もそうみたいだよ」
「…ジューク様は皇太子殿下の弟君だ…今、スイカの街にいるはずだ。石鹸の件はジューク様の依頼だから……呪いじゃ、教会に行かないと」
「何で?」
「何でって、呪いは教会の聖女様の聖魔法しか解けないんだよ。」
「ふーん、聖魔法かぁ、確か呪いは解除すると、跳ね返ったはずだよねえ?」
「あぁ、あくまでも解除が出来たらだが…」
んーと、魔法は想像力!
とりあえず、呪いの跳ね返しは時間差で!半日後に出るように!
あっ!跳ね返しは眠りではなく、手足だけが眠る様に調整をして!
眠りの呪いが解けますように!
エリアキュア!
「うわっ眩しい!ミイナ何をした!」
「キュア掛けてみた!」
「お前、聖魔法もつかえるのか?」
「うん!あっ、見て反応してる!」
「本当だ!」
カイルさんご皇太子殿下に駆け寄り起こしてる。
周りの人も起き始めた。
「ここは…」
「皇太子殿下、大丈夫でしょうか?」
「お前は?」
「私はユナンの商業ギルド 副ギルドマスターをしている、カイルと申します。」
「ユナンの?………はっ、そうだジュークは?」
「あなたを呪ったジュークって人はいないよ」
「呪い?」
「そう。眠りの呪い」
「眠り…」
「いつから寝ていたのか知らないけど、こんな所で寝ていたら、魔物や盗賊やらの格好のえじきだねー。私達が通り掛かったから良かったものの」
「呪いもそなた達が解いてくれたのか?」
「そだよー」
私は手をヒラヒラさせて返事をした。
「礼を言う。」
「はい。受け取りました。私達は急いでいるから、早く出ないといけないのよ。」
「あなたたちはどうするの?」
どう見ても、丸腰だよねー
カイルさんも心配そうだし、連れて行くしかないかなー嫌だなー
私の大切なキャンピングカーに、王族乗せたくないなー……
「ミイナ、すまない。後ろに乗せて行くことは出来ないか?」
「……………っはぁ………今回だけだよー、カイルさんの頼みだから聞くんだからね!」
「すまない。ありがとう!
殿下、馬車の後ろに乗ってください。スイカまで、お送り致します」
「あぁ…すまない。恩に着る。」
「はい!注目!今から後ろに乗って貰いますが、ウチは綺麗です!クリーンをかけるので、かけた人から乗ってください!」
私は5人にそれぞれ丁寧にクリーンを掛けて乗せた!
「ミイナ、すまないな。」
「しょうがないよね。カイルさんは殿下達と後ろに乗って!あれこれ触らないように目を光らせてね!」
「ああ、わかった。ありがとう」
「はい。じゃっ!出発するよ!」
運転席に乗ってシートベルトを閉めた。




