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1.始まり

初投稿です。よろしくお願いします。


第一章 晴れた日

12歳の誕生日、僕は街にある神殿へ向かう。


本当は父と行く予定だったけど、父は体調が良くない。

寝たきりだ。


僕1人でも神殿へ行こうと思ったけれど、1人では心配だとメイドのメアリーが付いてきてくれた。


神殿では祝福の儀が執り行われる。


神々よりギフト(役職)を授かるのだ。


この祝福の儀は、国の命運が掛かっていると言っても過言ではない。


なぜなら、僕はこの国の王、ロック・モロドームの長男、

ジャック・モロドームだからだ。


父ロックは剣聖のギフトを授かり、この国を一から創り上げた英雄だ。


そんな父と一般人の母に生まれた僕は、8歳の頃まで、何不自由なく幸せに過ごしていた。異変が起きたのは9歳になる頃だ。母が病に倒れ、あっという間に死んでしまう。悲しむ暇もなく今度は父が病に倒れてしまった。


父が病に倒れたと言う事実は、国民の混乱を招くには十分な出来事であった。


父の死は近いように思う。春先までは言葉をかわすことができた。秋口の今は意識を取り戻すことが少ない。


僕は祝福の儀で回復系のギフトを得たい!

そして、父を救いたい!


そんな純粋な想いで僕は神殿のドアを叩くのであった。

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