〜味方のステータスとパーティー機能〜
この小説を読んでいただきありがとうございます。
はじめての小説なので気に入らないところなどありましたら意見お願いいたします。
「よし。それじゃあ行くか。エリサー!そろそろ行くぞー!」
俺はエリサがどこにいるかわからないので大声で呼ぶ。
「分かりましたー!今行きまーす!」
俺はアイテムボックス?に食料と自作ポーション…とは言えない飲み物を入れて置いた。
俺達は屋敷の扉に鍵をかけていないのでエリサに聞いたところ魔法で鍵は閉めたらしい。
なんか詠唱したりしてるようには見えなかったが。
「なあエリサ俺たち北の街に着いたら新しい仲間が欲しいんだ。」
「そうですね。こちらはあまり戦えないですものね。」
「やっぱり前衛を入れた方がいいのか?」
「まあそうですね。二人とも護衛の方がいいでしょうしね。」
俺は昨日ステータスを見た時に一つ気づいたことがあった。
魔法が1つ増えていたのである。
名前はブラックフォグという名前だった。
俺は英語だと確信して頑張って翻訳したところblack fogという英語になっており意味は黒い霧だったので目眩し系の魔法だろう。
「それにしても隣街が2キロって近くないか?」
「ただの2キロじゃないんですよ。何せ地形がガタガタなので時間がかかるんですよ。」
「そうなのか。それは足裏が痛くなりそうだ。」
俺たちが屋敷を出て40分くらい歩いても全く街が見えない。
その時道を塞いでいる魔物が見えた。
「あいつらが塞いでる奴らか?」
「はい。あの中で一番背の低いゴブリンがあの中で一番強いはずです。」
「そうなのか?背の高い方が強そうだが。」
「ゴブリンは背の低い方が強いのです。」
初めて知ったな。
鑑定スキルでも持っているのかと思った。
そういえばエリサのステータスは見れないのかな?
(ステータスオープン)
俺は右上にパーティーと書いてあるのを見つけた。
エリサがまだパーティーに名前が入っていないのでまだ仲間じゃないことになっている。
「なあエリサ。俺とパーティーを組まないか?」
「?パーティーはもう組んでいるではありませんか?」
「ちょっと待ってくれ。今エリサを招待してみる。」
エリサをパーティーに招待してみた。
「なんですかこの青い半透明な四角は?」
「そこになんか書いてないか?」
「パーティー招待を受けますか?って書いてありますね。」
「はいを押してみてくれ。」
その時エリサの体が少し光った気がした。
「ステータスを見てみてもいいか?」
「?見れるのですか?見れるならいいですよ?」
エリサのステータスをオープンというボタンを押した。
エリサは治癒魔法力170もある。
すごい回復力だ。
なんとエリサはスキルを持っていた。
スキル名がなかなかに不穏である。
「スキル名はcover up…コーバーアップでいいのか?」
「どうしましたか?」
「いやエリサがスキルを持っていてな。この意味は…隠れ蓑か?」
「隠れて魔物を突破できればいいんですけどねぇ。」
(隠れ蓑…敵に狙われなさそうなスキルだなー)
「とりあえず少し離れて野宿しよう。」
「そうですね。」
俺達はここで休憩することにした。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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これからも不定期に投稿していきますので見ていただけたら幸いです。
それでは良い1日をお過ごしください。