授業 未
ちょこちょこ跳んでたり急展開過ぎるところあると思います。
まぁそのうち修整します。
今日俺たちは授業を受けている。
トレニアに運んで貰ったので、移動は楽ちんである。
今日は普通の授業。数学である。
悪役令嬢としての技能も着々と身についている。
俺たちは受けなくて良かったしまだまだ先の話だったのだがめっちゃ駄々をこねたおかげでなんとか授業を受けれた。
真面目に受けなかったら即退場って言われたのですぐ飽きると思われたのだろう。
─ハッハッハ、俺を舐めたらあかんな。
─どう考えてもすぐ飽きると思われるでしょうが。大人気ないわよ。この話を聞いた時のお母様の顔、やばかったわよ。
─ばぶ〜
元々できたのは並列思考と両声類(俺は男の感覚が身についていたので喉仏の感覚が意識できた。)。
両声類は半年の赤ちゃんが声変わりしてるみたいなので大変不気味である。
受けている授業は
俺が魔力回路基礎、数学、理科、料理、礼儀作法。
─私が外国語、国語、社会、魔法基礎を主に残りも私が受けている。
─説明ありがとう。
─誰に説明してんのよ?
俺は余った時間は格闘技の練習に使っている。まぁ可愛いもんだが。
「この式を因数分解してください。」
「(x+8)(x−8)」
1歳児の勉強ってこんな難しかったっけ? いやまぁ分かるんだが。
─そんなわけないでしょ。私達が頭おかしいだけよ。
─自分のことおかしいとか言うなよ〜
9月くらいから公式に喋れるようになったので今までで3ヶ月くらい授業を受けている。
できたら次に進む方式なので一部の教科がめっちゃ進んでいる。
俺たちの能力に関しては門外不出である。
先生の顔を授業中見ているのは大変面白い。
「大変良くできてました。次は(悪役)令嬢としての授業をしますので。」
「ありがとう。」
─さぁ授業が終わったから迎えを呼ぼうか。頼んだ。
─ラジャ、蜘蛛型ゴーレム、出撃。
メランは蜘蛛型ゴーレムを気に入っていてこれだけは操作したいらしい。
操作中人格変わる。いい趣味してんな〜。
「ぎゃ〜‼お嬢〜さま〜!!」
トレニアは察したのか声で呼ばずとも来てくれた。
─気が利くね〜
─バカ
しばらくほのぼのします。




