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仲間?

すいません。話の流れを考え直していました。少しはマシになったかと。

 あ〜〜疲れたぁ〜。パーティーって碌なこと無いのね。


─まぁ仕方無いだろ。


 そうよね。私達は他の子よりも少し(大分)背が低いもの。


「はぁ〜」


「どうしたの、これ食べる?」


「えぇ、戴きますわ」


 現実逃避失敗…。まだまだ終わりません。しかもこの超かわいい子、王族な気がする。髪青いもん。髪青いのこの星ではほぼ王族だけだもん、多分。

 王族が他の貴族に嫁いだり婿入りすることも法律違反なので…まぁこの子が王族じゃ無いほうが問題よね。

 なんかコリコリする。何食べたのかしらって軟骨の唐揚げ!


─おい変われ、俺の好物だぞ


─何言ってんのよ。病院食にそんなの出てくるわけ無いじゃない。こっちじゃ食べたこと無いし


─ゲームで食べたの


─……。


─心の中だけで哀れみの視線を向けるって高難度テクニックだろそれ


─練習したもの


─くっだらな


 駄弁っている間にもリアルでは軟骨を噛み砕く。ついでにこの王子?からの好感度も上がってる気がする。


「はい。これもどうぞ」


「ありがとう御座います」ニコッ


 多分妹的な扱いで。なんでなのよっ。でも王族との伝手は欲しいので、可愛がられようではないか。パーティーの主役は私と同い年なので多分異世界年齢的でも私が年上のはず。


─肉体年齢は年下だがな


 うっさい。それにしても第3王子かな?聞いたこと無いんだけど。4才位に見える。あと変わった髪飾りね。魔法陣が刻んであるから魔道具かしら?


「僕はね、こう見えても7才なんだ。でも成長速度低下ってスキルのせいで中々大きくなれないんだって。」


「んなっ?でも第いt…きゃ!」


─黙れっ!


「びっくりした?ごめんね」


─何よ急に


「い、いえ…」


─怒鳴って悪かったな。だが阿呆はお前だ。あの髪飾りは多分認識阻害の魔道具だ。髪の色を誤魔化してるんだろうよ。気を抜きすぎだ。


─でも何で普通に見えてるの?あっわかった。


 私に魔力がないからだ。認識阻害は見る人の魔力を少しずらす感じだから。ずらすものがない私には無効なのね。魔力があればずらされる時に気付ける人は気付けるから知っている人もいるのだろう。でも第一王子は15才だから…胡散臭いわね。知ーらない。

 でもこの子とは比較的長い付き合いが出来そうね。友達になっておきたいわね。







 


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