一方その頃(日本政府)
今日は3つ投稿です。まぁ、一方その頃を後2バージョンほど上げます。
ちなみに前回、投稿した日
(2019/6/1)
は一日で200人とちょっとが見てくれました。(伸びたのは初日だけだったけど)
更新が止まってた他所様の作品が更新された時と同じくらいびっくりしました。
一方その頃地上では
「はぁ、頭が痛くなりますな。特殊地下構造体、通称ダンジョンが出現してまだ数日だというのに各地で自衛隊の制止を振り切り自ら入った者たちの死亡まで政府に責任を押し付け、その他の事でも書類は捌いても捌いても湯水のごとく湧いてくる。全く敵いませんな」
愚痴をこぼしたのは防衛省の海鳴防衛大臣。その気持ちはすごくわかるが………。
「海鳴さん、その意見には賛同したいですが、あまり滅多なことを言うものではありませんよ」
「そうはいうがねぇ加納さん、愚痴の1つでも溢さねぇとやってらんねぇのよ」
海鳴さんは非常に優秀な人材ではあるのだが、いかんせん口調が………まぁ、それも国民に浸透して今では『それも味だ』などと言われる始末だが、
「しかしどうします、加納首相?これは間違いなく特A級の異常事態です。早急に法を整備しなければ野党にチクチク言われ続けますよ?」
そう進言して来たのは法務大臣の葉紙さん。
「分かってます葉紙さん。新法の立案と提出は?」
「既に滞りなく」
「では後は私の役目です。これでも私、総理大臣ですから、遅くとも3ヶ月以内に新法を成立させてみせますよ」
新法を3ヶ月で成立させる、これは不可能ではないが普段なら絶対にありえないほど早いスピードである。しかし、今回の事は野党まで飛び火しかねない勢いで加熱している。与党にダメージは負わせたいが自分らまで飛び火するとなれば話は別で、彼らは国民へのポーズ取りのみでほぼ何も言っては来まい。彼らは世間体を何よりも重視する人種だから。
「いやはや、今回の事で一体いくら掛かるのやら。法整備、ダンジョンの封鎖、そのほかにもダンジョンの出現した土地の買取に混乱したインフラの沈静化。まだまだ問題は山積みですよ。はぁ、一体どうすれば」
「それだけではない、我が国の食料自給率は40%にも満たない!その上他国も自国の状況判断で精一杯でまともに輸出入できていないのだぞ?このままだと確実に飢餓が起きるぞ。それも第二次大戦中とさして変わらないような飢餓が」
先に資金面を気にしていたのが財務省の陣野さん、食糧問題を指摘したのが外務省の和田さんだ。
「資金はともかく、食糧は当てがあります」
「なんだと?ん、いや、まさかダンジョンか!?」
「はい、その通りです」
「正気か加納さん!?」
和田さんが私の正気を疑って来たが、私は自分が確認する中では正気である。
「私はいたって正気ですよ、和田さん。安全性が云々言う報道陣や野党に対する秘策も考えてありますし、もちろん、ちゃんと成分分析は終わらせてます」
「あんた、毎度思うがそんなやり方じゃいつか政界に立っていられなくなるぜ?」
海鳴さんが、いや。ここにいる全員が考えている通り、このままでは私は総理大臣どころか政治家としての終わりも、とても早くやってくるだろう。だが、それでも。
「いいんです。私は日本人ですよ?保身も上手いですが、武士道を示せないわけではありません。死ぬべき時に死ぬ、それだけです。それに、義、勇、名誉を示せるんですよ?今の時代、武士道の教えを3つも守れる人間なんてそうそういませんから、誇りに思いますよ」
「加納さん、あんた………」
そこで海鳴さんは口を噤んで苦虫を噛み潰したような顔をした。そしてそのほかの大臣たちも口をつぐんだまま会議が進みそうにない。少し早いが今回はここまでにする。
「どうせ散るなら、歴史に名が残るくらい派手に散ってみせますよ。さて、今回はこれで解散とします。各自、連絡事項があれば挙手でお願いします」
「「「………」」」
「それでは今日はここまでですね」
大臣たちは次々と退席していく。
私1人になった会議室で呟く。
「いったい日本は、いや、世界はどうなっていくのですかね」
ただの独り言だが、心の底から込み上げて来た思いでもあった。
「さて、私も仕事に戻りましょうか」
精々、次の総理大臣の仕事を減らすこととしよう。
私、気付いたんです。
「話の展開が早い上に主人公のステータス書いてないから進み具合が余計に分かり辛いんじゃね?」
という事に。
ですが、既にストックの最新話時点のステータスに更新していて、この頃のステータスが残ってないんです。
あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛
どうしよ………
あ、更新は時間は08:00、16:00です。