4.第3階層
本作品は『全て』が私の中にあるもので構成されています。願望を乗せ、文章を記します。主人公は私の願望が一番反映されてる人物かもしれません。
3階層をちょっと探索してみたが、ここはどうやらゴブリンの上位種が出る場所らしい。ちなみに単体。
「ん〜?なんていうか、遠距離攻撃が増えてウザくなった」
今の俺はレベルアップの恩恵か、動体視力も上がり、ゴブリンの使ってくる魔法や矢に当たることは無いのだが、ウザったい。ゴブリンを一方的に殺すのではなく、相手に先制を強制的に譲っている状態だ。戦闘終了までに一拍置く必要がある。
「こりゃ、俺も魔法とか覚えるか?」
しかし、そんなのは無理だ。まず、習得方法がスクロールなどの仕様だった場合、覚えることが………ん?
「これはなんぞ?」
考え事をしながら魔法を使うゴブリン(以下、ソーサラー)を倒したら古びた紙が出た。
「この古めかしさ、ソーサラーからドロップしたという現実、これは、魔法習得のスクロールでは!?」
いや、まだわからない。ご都合主義にもほどがある。落ち着いて、手に取ろう。
『魔法スクロールを入手しました。使用しますか?』
「キタ━━━━━━━!!」
やはりスクロールだった!もちろん
「YES!」
だ。
『阿賀野 大河は《魔法》の〈火魔法〉を会得した』
「お!」
『初めての魔法取得者が出ましたので、該当者には《スキル》〈MP回復速度上昇(特大)〉、《称号》〈魔法の先駆者〉が付与されました』
「おぉ!」
『〈魔法の先駆者〉の効果により、《スキル》〈魔法系能力成長促進〉が付与されました』
「おおぉぉぉぉ!」
なんか色々増えた!だから
「ステータス!」
《ステータス》
名前:阿賀野 大河
caste:332
Lv:28
HP:1780/1780
MP1780/1780
攻撃力:82
防御力:98
魔攻力:32
魔抗力:82
敏捷:49
持久力:33
〈スキル〉
・鑑定Lv.MAX・見切りLv.MAX
〈エクストラスキル〉
・魔法系能力成長促進
・MP回復速度上昇(特大)
〈魔法〉
・火魔法
〈称号〉
・魔法の先駆者
ゲットした能力はどうやら名前通りのようだ。
《MP回復速度上昇(特大)》
MPが回復する速度が尋常では考えられないほど速くなる。
《魔法系能力成長促進》
レベルアップした際、MP・魔攻力・魔抗力に加算される値が2倍になる。
ま、取り敢えず魔法が使えるようになったってぇことで、
「ぶっ飛べ!」
どうやらこの魔法、決まった呪文がないみたい。だからか気合いで発動できた。ただ、気合いを入れすぎると
「あ!MPが半分も減ってる!」
なんてことになりかねない。………今のはほら、そ、そう!シュミレーション!いやー、シュミレーションでよかったなぁ〜。
………。
………。
「よし、今度は3しか減って無い!」
今度『は』というところに注意を向けなくてもいいんですよ?っと、それはさておき。魔法の発動速度も大分向上してる。これは恐らく慣れの問題だろう。スキルにはレベルがあるが、魔法にはレベルがない。
うーむ、これは俺のオタク的観念から捉えると、消費MPやら発動までの速度は使用者の感覚に頼りきり………ってとこかな?まぁ、もし違っても、俺の仮説で『実質的に』使えれば問題はナッスィン。おっと、次が来た。
パチン!
俺は指を鳴らした。すると、ゴブリンが盛大に燃え始めた。そう、今俺がやったことは某金属の錬金術師の炎の大佐の真似である。
「これ夢だったんだよね〜」
まぁ、アニメをちょっとでも見たことがあるやつなら誰でも憧れるだろう。モンハンのこんがり肉然り、イニDの峠ドリフト然り、俺ツイの女体化然り。
………ん?女体化はしてみたい人と遠慮する人が別れるだろうって?細かいことは気にすんな。俺がしてみたいだけだ。
バカなことを考えつつも、モンスターを焼き殺し、斬り殺し、時々殴り殺してぶらぶら歩いていると
「お、今回は見つかるの早かったな」
下への階段を見つけた。
◆◇◇◇◆
いつも思うのが、ここは安全なのは助かるが、布団もベットも座布団すらねぇから体が痛くてしょうがない。
「殺風景だし、俺1人だし。………言ってて悲しくなって来た」
そう言えば、俺はダンジョンに落ちたわけだが、他にダンジョンがあったりするのか?ここは構造的に出られなさそうだけど(入口が30メートルの縦穴)、ネット小説じゃモンスターが溢れる 出る描写は珍しくない。………母さんと妹は大丈夫だろうか。弟と親父の心配はしない。俺でどうにかなるんだから親父や弟がどうこうなるとは思えん。
「しかし、参ったなぁ」
こんな困った状況だというのに楽しんでいる。まぁ、この状況を楽しまない奴は頭の固い警官とか自衛隊員や、勉強大好き優等生共か、仕事一筋の社畜さん達だけだろう。あとは考えの古臭い永田町のジジババだろうか。ローリスクローリターンのダンジョン表層は小遣い稼ぎに丁度いいだろう。まぁ、態々ダンジョンに来る奴らが表層でちまちま弱いモンスター狩るだけで終わるような現実主義者ばかりではないのは確定事項だろうが。
22:03
考え事をしている間に、もうこんな時間だ。といってもやる事は後は寝るだけだが。
「さて、次は4階層だな。俺の予想としては2層とそう変わらないと思うんだよなぁ」
独り言を呟いた後、俺は眠りについた。
はい、性転換してみたいって書いただけでした。まぁ、もっと言えば女でも男でも構わないので整った顔立ちになりたいです。
次回は2019/6/15です。