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夜の鏡のカーニバル

作者: のぶ


夜はその鮮やかな夢を研ぎ、だれかが泣いたその日――どん底の暗闇が過去を鏡の間で泣いた――なんてうつくしいその精霊たちの祈りの声を、ぼくたちはまだ魔の入り混じった、その朝を。



移封、違法、違法。

声を呪文のように涙を流すその日を、ぼくは覚えている。



夜は移封、その鮮やかな違法夢を研ぎ……。



鏡の間に、だれかがいるのだろうか。

鏡の奥に、あなたがいるのだろうか。

鏡の中に、そしてぼくがいる。



朝よりも明るい夜に生きた男。ここに眠る。


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