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心の中で
心の足音
聞こえない、どんなに耳を傾けても無音空間
それは前へ進めなくなった心
前へ、前へ進もう
でも足がすくんで前には進めない
どうしても、心と体が後ろ向き
そして目を逸らすんだ
自分がどれほど情けないかを知っている
知っているからこそ目を逸らす
いつでも、自分を合理化して間違った自分を見ないでいた
いつしか本当の自分は心から姿を消した
そして姿を見せるのは偽りの自分になった
本当の自分は何処へ行ったのだろう
本当の自分はどんな姿だったのだろう
本当の自分を見つけなきゃならない
でも怖くて前に進めない
きっといつまでもその繰り返しだ
いつまでも
心の静寂は終わらない
ありがとうございました